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120台を超えるバイクと紳士&淑女ライダーが銀座の街を彩った! 「DGR “Ginza Ride”」

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

男性特有の健康課題への理解を広げるための寄付を集めることを目的に、2026年5月17日(日)に世界各地の都市で開催されたチャリティイベント『DGR(The Distinguished Gentleman’s Ride)』。

クラシックスタイルのバイクに「ダッパースタイル=正装・粋な服装」をまとった紳士・淑女ライダーが集い、街をパレードランしている姿を見たことがある人も多いだろう。

今回取材したのはDGR開催拠点のひとつである「DGR “Ginza Ride”(銀座ライド)」。

「“Ginza Ride”(銀座ライド)」は、「DGRの掲げる本来の理念に立ち返る」ことを目指して、DGRサポートスポンサーであり老舗潤滑油ブランドとして知られるELF(エルフ)とその関係者が、ボランティアで立ち上げ運営しているチャリティイベントだ 。

銀座を中心に東京を巡る特別なコースでのパレード走行や会場の様子など、「“Ginza Ride”(銀座ライド)」参加者たちのクラシカルなバイクとともにお伝えしよう。

目次

粋な装いで走る理由:DGRに込められた本当の目的

DGR(The Distinguished Gentleman’s Ride)は男性特有の健康課題、とくに前立腺がんの研究支援やメンタルヘルスへの理解を広げるための寄付を集めることを目的とした全世界同日開催のチャリティ走行イベント。

参加条件は、クラシック/ビンテージスタイルのバイクを推奨、スーツやジャケットなどで装った「粋なスタイル」で参加、DGR公式サイトで登録をして参加する開催拠点(ライド)を選び、事前に募金を行なうことだけ。

クラシックバイクと紳士的なスタイルを掛け合わせた華やかな装いで街を走るDGRの背景にあるのは、印象的なビジュアルで街中を走行し、その注目度を活かして社会課題への関心を集め理解を広げていこうというチャリティ精神である。

見た目だけでなく、社会的な意義を伴うことがこのイベントの真髄なのだ。

募金は研究と支援のため世界各地へ

DGRで集められた募金はMovember財団を通じて、男性が抱えるデリケートな健康課題(前立腺がん・精巣がん・メンタルヘルス・自殺防止など)の研究と支援のために世界各地で使用される。

Movember(モベンバー):男性がより健康で長く生きられる社会を作るために活動する国際的な非営利財団。

これまで121カ国で開催、延べ50万人が参加

2012年にオーストラリアでスタートしたDGRは、これまでに121カ国でのべ50万人以上が参加、累計6000万ドル(日本円にして約95億円/1ドル158円換算)以上の募金を集めている。

2026年のDGRは世界109ヵ国1071の地域で開催され、12万3000人以上が参加。日本国内でも24の地域で開催拠点27ライドが公式に登録され、各地のライダーたちがそれぞれの地域のライドに参加することで約200万円の募金が集まった。

東京だけを見ても、「東京セントラル」や「東京ウェスト」、今回取材に立ち会った「銀座」など複数のエリアに分かれて開催されており、拠点ごとに特色のある運営がなされている。

参加者みんなで作り上げる「DGR “Ginza Ride”(銀座ライド)」

DGR ”Ginza Ride”銀座ライド)」は、「男性の健康支援という“DGR本来の理念”に立ち返る」ことを目指して、老舗潤滑油ブランドのELFとその関係者、そしてその理念に共感した賛同者たちで構成されたELFチームがボランティアで運営するチャリティイベントだ

その背景には、日本でもDGRがイベントとして規模を拡大する一方でその本来の目的を見失い、DGRの本質を理解しない参加者が見受けられたり、単にドレスアップした人達でツーリングを楽しむイベントと捉えられる傾向が増加したことがある。

そのため「“Ginza Ride”(銀座ライド)」では、募金をしたライダーが集まって一緒にツーリングを楽しむという、「大人のライダーが社会課題と向き合う姿」を見せるDGR本来の意義に沿った運営をしているのが特徴だ。

また、DGRのイベントは世界同日(今年は5月17日の日曜日)に世界各地にて開催されるが、「“Ginza Ride”(銀座ライド)」は紳士淑女の装いで「街を」パレード走行するという主旨どおりに、銀座を中心に東京の観光名所を巡る独自の特別なコースでパレード走行が楽しめるのも大きな魅力といえる。

120台以上が集まった会場では参加者同士の交流が止まらない!

トタルエナジーズ・ルブリカンツ・ジャパンのシルヴァン・シャイユー社長の挨拶からイベントスタート!

パレード走行のスタート&ゴール地点となる東京・京浜島の集合場所では、株式会社丸運 羽田京浜物流センターの協力のもと、敷地内に特設ステージを設置。

特設ステージ上では、主催者からの挨拶に続いてチャリティ走行時の走り方や注意点、隊列のキーパーソンとなるマスツーリング経験豊富なライダーたちの紹介ほか、安全に楽しく走行するための丁寧な説明を受けることができた。

また、会場では参加者同士の交流が盛んに行なわれていたのだが、バイク談義だけでなくファッションや小物の話でも盛り上がっていたのが新鮮だった。

そして一番印象的だったのは、参加者全員に共通するハシャギながらも大人の落ち着いた余裕が感じられる佇まい。まさに節度を持ったジェントルといった雰囲気で、とても心地よいイベント会場だった。

参加者全員に配布されたDGR x ELFの腕章は、理念を共有する証としての意味も込められている。参加者たちはその証をしっかりと身につけて、パレード走行に参加していた。

パレード走行前後に記念撮影や表彰イベントも実施

自分だけでなく、誰かの未来のためにDGR “Ginza Ride”(銀座ライド)に集った紳士&淑女ライダーたち。

パレード走行の前後では、参加者をも唸らせるほどクラシカルで粋な装いで参加してくれた人たちを選出する表彰イベントや、じゃんけん大会、ちょっとしたゲリラ記念撮影会などもあったりと会場は大いに盛り上がった。

今回、「DGR “Ginza Ride”(銀座ライド)」のパレード走行には120台を超える紳士&淑女ライダーが参加し、集めた募金は53万円を超えた。

選ばれた3組は、ELFシューズやグローブなどから好きなものを選んでお土産に。
紳士よ集まれー!
淑女も集まれー!

大人の街・銀座で注目を集めたDGR “Ginza Ride”のパレード走行

銀座三越のライオン像に見守られながら銀座を走る

「“Ginza Ride”(銀座ライド)」のパレード走行は東京・京浜島をスタート&ゴール地点に設定。東京湾岸エリアから豊洲市場、築地市場を抜けて銀座エリアを走行し、東京タワー、芝公園、レインボーブリッジなど、東京を象徴するランドマークを巡る全長約40kmのルートが設定された。

約90分にわたるパレード走行では、下町情緒が残る築地エリアやお洒落な銀座エリア、東京タワーや高層ビルをを望む都心の景色から海風を感じるベイエリアまで、東京ならではの多彩な表情を楽しみながら、参加者たちはDGRの想いを社会へと届けていた。

なお、信号などで隊列が途切れた場合でも、走行ルートを熟知しているライドリーダーたちが数チームに分かれて先導・後方支援を担当。また、ボランディア参加者が走行案内板を交差点近くで提示するなどして、慌てることなく走行ルートをトレースできるように安全を第一にした運営体制で行なわれていたので、参加者たちは余裕を持った走りで大規模パレード走行の雰囲気を楽しんでいた。

走行ルートの中でも、湾岸通りを抜けて銀座へと続く晴海通りは歌舞伎座や有名ブランドのビルが並び、多くの買い物客や観光客で賑わう国内有数の繁華街。

その大通りを粋な装いに身を包んだ 「“Ginza Ride”(銀座ライド)」の参加者がクラシックスタイルのバイクを走らせる姿に、信号待ちの人々や歩道の歩行者は興味津々。急いでスマホで撮影を始める人たちや、カメラを構えて歓声をあげる海外観光客もいた。

「カッコいい! 今のはなんだろう?」という興味が、多くの方にDGRの活動を知ってもらうきっかけとなったはずだ。

東京タワーをバックに駆け抜ける

決して他人事ではないからこそ、強い想いで参加する

男性にとって50歳前後は、前立腺がんのリスクが急増し始める年代であると同時に人生や健康、社会的な役割の変化に悩み、うつ症状や不安障害などの「メンタルヘルス問題」にも直面しやすい年代。

これはバイク乗りの平均年齢とも重なるので、決して他人事ではない。もちろん女性にとっても、家族やパートナーなどの現在、そして将来の健康を心配する気持ちは同じだろう。

だからこそ、「男性の健康支援のためのチャリティイベント」というイベント主旨を正しく理解し、正しい方法で、そして節度を持って参加することを遵守する 「DGR “Ginza Ride”(銀座ライド)」の参加者たちの走りは、ジェントルかつ自信に溢れていて美しい。

大人の街・銀座を、ダッパーコーディネートに身を包み、同じ想いの仲間たちとクラシカルなバイクで走り抜けた 「“Ginza Ride”(銀座ライド)」のパレード走行。

「チャリティのために走っている」という誇りを胸に、華やかに走り抜ける参加者たちの姿を目にすることで、もっと世の中に「DGR」への興味を持ってもらいたい。そして参加してほしい。

ただ楽しく走るというだけでなく、「ライダーが走ることでも社会に貢献できる健康と向き合うために何ができるかを知っていこう」という強い意志を感じた 「“Ginza Ride”(銀座ライド)」だった。

ELFとその関係者や友人・知人のボランティアによって運営されている 「Ginza Ride(銀座ライド)」。「ディージーアール!」と、1日を終えたスタッフたちの笑顔は達成感で輝いていた。

DGR参加者のこだわりバイクをご紹介!

バイクに乗るならSR400と決めていた。グラデーションの美しさに惹かれた一台

59(ゴクゥー)さん/YAMAHA SR400

見た目に惹かれて選んだR12S、ハーレーとは違う鼓動感を楽しむ一台

ウルトラマンさん/BMW R12S

手をかければ、旧いバイクはもっと楽しい。R100CSで楽しむDGRスタイル

よっしーさん/BMW R100CS

もしギブソンがパニアを作ったら?SR400と木製パニアに込めた家具職人のこだわり

家具職人さん/YAMAHA SR400

人との縁で出会ったDUCATI Elite 200、ベベルギア単気筒の造形に惹かれて

Napolitanさん/DUCATI Elite 200

「もうバイクは終わり」と思ったオーナーが、もう一度走り出したHAWK 11

サクライさん/HONDA HAWK11

(編集協力:トタルエナジーズ・ルブリカンツ・ジャパン株式会社)

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