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佐渡で見つけた無料キャンプ場6選!夕陽と焚火と装備の話も

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

MotoMeganeをご覧の皆さま、こんにちは! ラフアンドロードの広報、セキネです。バイクの圧倒的なスピード感や機動力、一体感から得られる喜びを伝える「MOTTOラフロ」から、バイクの魅力や楽しさをMotoMeganeユーザーの皆さまにもお届けします。ぜひお楽しみください!

MOTTOラフロ掲載日:2022年10月31日

前回は青森弾丸帰省から直行した佐渡ソロキャンツーの様子をお伝えしました。

以前佐渡北部の大佐渡を回った二年前、絶景に面した二ツ亀キャンプ場泊の野望が絶たれ、そこから急遽移動して入崎キャンプ場※に泊まり、無料キャンプ場って最高!となったワタクシ。
※厳密に言うと営業期間が終了しており野営スタイルでしたが。。

なので今回も無料キャンプ場の多い佐渡南部(小佐渡)を回る裏テーマとして、最終日に両津港に戻りやすい距離で出来るだけ無料キャンプ場を下見するぞ、と思いながら走っていました。

今回はそんな佐渡の2022年秋、無料キャンプ場情報をご案内します。

目次

じつは佐渡南部には無料キャンプ場がいっぱい♪

姫崎キャンプ場

一番最初に見たのは両津港にもっとも近い姫崎キャンプ場

一応サイトの芝生はきれいでテントは張れそうでした。
ただこの時はトイレや水場などが封鎖されており、後ろにある歴史ある灯台自体は現役ですが、来る途中の廃屋ホテルといい、細く薄暗い道といい、ちょっと環境的に怖いのでソロではNGかなと。

赤亀風島なぎさ公園キャンプ場

2つめは佐渡一周線沿いの赤亀風島なぎさ公園キャンプ場。ここも海水浴場がオープンしているときだけ開設されるようで、晩秋の10月にはトイレすら閉鎖中。ゆっくりキャンプを楽しむというより、夏の日帰りメイン、という感じですかね。趣旨が違うのでパス、です。

松ヶ崎ヒストリーパーク

3つめは一番有力と思っていた松ヶ崎ヒストリーパーク

芝生も水場もトイレもキレイで無料、大きな灯台の下には日陰もあります。が、すぐ目の前が海なので荒天時は波や風の影響をモロに受けます。買い出しに行くのがちょっと遠いってのもアレですが、夏の晴れた日、準備万全だったら最高ですね。

ここの海はすぐ深くなるので基本的に遊泳できないと思います。両津港からも60分とちょっと遠いので今回はパスします。

素浜キャンプ場

次に下見したのは佐渡一周線の終点ちかく、沢崎鼻灯台をまわり、北上して真野湾に向う途中の海沿いにある素浜キャンプ場。

ここもメインは夏の海水浴客のための施設のようで、佐渡の西側、むき出しの日本海に面する外海府は、晴れていればどこからでも最高の夕陽が見られます。が、荒天時はただただ吹きっさらしの風と高波にさらされるエリアで、この日も人っ子一人見当たらず。できれば早く通り過ぎたい状況。両津港からも最も遠く、当然今回はパスです。

あとで気づいたのですが佐渡一周線こと県道45号は、文字通り佐渡を一周しているかと思ったら実は途中でなくなるんです!

強風のなか素浜あたりで45号を見失い、さらに海沿いの道が崖で行きどまり、なんてことがあったのでこの時はちょっとココロが荒んでいました。夕方から大雨が来るとの予報なので、向こうに見える大佐渡との間の市街地、佐和田あたりまで早く行きたい。

番外編:敷島荘

結局その日は佐渡市街地で遅い昼食と買い出ししていたら、案の定突然の土砂降りに会い、やっとたどり着いたその日の宿で極楽展望一番風呂をいただいたわけですが。

ここも晴れていれば最高の夕陽が見られるハズ。まあ、荒らぶる日本海を見ながら入るのもまた悪くないかなと♪ あったかい温泉に尖っていた気持ちが和らいでいくのを感じました……。
旅先で温泉、大事ですね、やっぱり。

その日お世話になったのは稲鯨にある敷島荘。
素泊まり5500円(税込)~

今度は食事付きでぜひまた家族と来たい宿でした。びしょ濡れで来たライダーにも優しい対応をしてくれましたよ♪

新穂ダムキャンプサイト

さて、キャンプ場下見に話を戻します。嵐の過ぎた翌日は天候の回復をみながら佐渡金山大佐渡スカイラインなど、これまた前回いけなかったメジャーコンテンツを楽んだあと、内陸の新穂地区で地元民おススメの鮨 長三郎でお腹を満たし、そこからほど近いところにある新穂ダムキャンプサイトへ。

水場やトイレもしっかりしており、両津港からも近いし買い出しも遠くはないのでまずまずなのですが、いかんせん前日の雨で湿度がこもりやすい谷あいのため、その日はあちこちにカエルが大量発生中(汗)。普段なら静かに寝られそうではあるんですが。翌日の完全乾燥撤収を考えると今回はパス。

真野漁港環境施設キャンプ場

ここまで無料キャンプ場を5つ下見して、結局決めたのは6つ目のコチラ!

真野漁港環境施設サッカー場横サイト(笑)。
おそらくまだ出来たばかりで知る人ぞ知る無料高規格キャンプ場。水場、トイレもしっかりしていて地域住民憩いの公園でもあるので、散歩やトレーニングの人が多いですが夜は静かで星や月がキレイな場所。

今回もMOTTOラフロキャンプ3点セットをスバヤク設営、天候回復を待ちながらのんびりします♪

私、ご存じの方も多いと思いますがけっこうサッカー好きでして、サッカー場と同じ芝生にテントを張ってキャンプができ、市街地が近くて買い出しも楽々、さらに無料!となればもう即決でした♪

とはいえ両津湾から反対側の真野湾に面しているので、両津港からは時間にして約40分、翌日ちょっと移動に時間がかかりそうですがギリ許容範囲内ですね。

そして夕方、ついに待ちわびた夕日が!

おぉぉ!ここにしてよかったよぉ! 誰かの忘れ物のサッカーボールと最高の夕陽をパチリ♪

温かくやさしい夕陽に照らされて、昨日までの荒天でササクレ立っていた気持ちが緩やかに溶けていきます……。

ハイ、優勝! この秋から新規取扱を開始したPhoenixriseさんのCRUNCH VOXFUZZチタンで最高の宴を♪ コンパクトで嵩張らない両アイテムは荷物の隙間に入れておけば、ちょっとした焚火や一人焼肉を楽しめる逸品。組み立て簡単で長めの枝なども燃やせます。

燃焼効率が良いので肉を焼くとか調理するときは、長い時間安定した火力をキープできる燃料がオススメ。

揺らぐ炎をみながらほろ酔いで空を見る、最高の時間を約束できるアイテムでした。その日はふと空を見上げると最高の月が出ていて、佐渡最後の夜を祝福してくれていました……。

焚火に照らされてオレンジに染まるテントがイイですねぇ。やっぱり佐渡&キャンプサイコウ♪
※無料キャンプ場は基本ゴミは持ち帰り。来たときよりも美しく、という気持ちも大切に。

佐渡みやげは両津港シータウン商店街で手配 発送が◎

次はお土産関係のご案内。

前回来た時に学習しましたが、佐渡でお土産を買おうと思ったら、両津港のシータウン商店街で旅の最後に手配、発送がベターです。バイク乗りは積載が限られるので多少コストと日数はかかりますが、米どころで多数の酒蔵がある佐渡のお土産を是非ここでGETしましょう。

また、ご当地キャラクターの特大サドッキーがいたり、ご当地グルメの「ながもそば」が食べられたり、トキのパッケージが有名な「佐渡牛乳」の自販機もありましたよ♪

フェリー待ちの時間を最後の佐渡満喫タイムにできる場所です♪

季節の変わり目の装備は熟考すべし、インナーは必須!

今回の旅は神奈川を出た時はまだ25℃以上の夏日でしたが、佐渡上陸後の嵐のあとは季節が入れ替わり、高度の高い大佐渡スカイラインや帰りの関越道などでは、ついにヒト桁をマークし寒くてたまらず。

防寒着としてはトレーナーひとつと、急場はRR7809 グライドレインスーツで凌げるかなと油断していました。

日の出ている日中はそれでも何とかなるのですが
日が落ちた関越道では体温を回復するため、1時間ごとに休憩しながらの走行にならざるを得ず。

赤城高原SAでアツアツの辛みそネギラーメン小ライス付きでガッツを入れます。

こんなことなら多少かさばったとしても、RR7992 WGプリマロフトチタンインナージャケットを持っていくべきでした。

工事渋滞もあり圏央道最後の県央厚木PAで22時過ぎ……さ、寒い。外気温がヒト桁で高速走行の夜走りは体感でいうとマイナス。

バッグやキャンプ道具はバッチリスマートパッキングでしたが、5日間、季節の変わり目のロングツーリングでは防寒装備をしっかりと! それが今回痛感した教訓でした(爆)

さてさて、この教訓を胸に年内あと一回くらいどこかにキャンプツーリング行けるかな? 迫りくる年末進行と残りのお休みを計算しつつ、次の旅の計画を考え始めるラフ広報 セキネ がお伝えしました♪

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