3月8日・9日の2日間、札幌にバイクシーズン到来を告げる「北海道モーターサイクルショウ2025」がアクセスサッポロで開催されました。2025年は63店が出展。雪解けを待つライダーが訪れました。
ショー(SHOW)ではなく「商い」
北海道モーターサイクルショウは「二輪のある北海道ライフを提案して、二輪文化と市場の発展を図る」をテーマに、「北海道モーターサイクルショウ実行委員会」が主催しています。
同委員会は、北海道にあるオートバイ関連を扱う販売店が組織する「協同組合AJ北海道 北海道二輪車商業協同組合」が中心となって運営しています。ショー(SHOW)よりも、ショウ(商)の要素が大きく、お買い得品をゲットできる最大のチャンスです。
今年の札幌は降雪が少なく、雪まつりの開催も危ぶまれましたが、3月にドカ雪となり、春の訪れを阻んでいます。そんな環境にもかかわらず、今年もバイクでやって来たツワモノがいました。
まずは免許を取ろう!
北海道モーターサイクルショウは、「バイクに関するもので、ここにないものはない!」と言うくらい充実しています。「免許を取りたいけど、倒れたバイクを引き起こせるか心配」という人は、JAGE二輪ジムカーナのブースへGO。
ここでは大型バイクの引き起こし体験ができます。倒れたバイクを起こすためには、腕力ではなく重心バランスをとることが大切。コツさえつかめば、誰でも起こす事ができます。
自信がついたところで、さっそく免許を取りに行きましょう。会場内には市内5つの教習所のブースが並んでいます。免許なし、または原付免許だけ保持している人が大型免許を取る場合、学科26時限/技能36時限が必要です。けっこう時間がかかるので、通いやすい場所を選ぶといいでしょう。
片っ端から跨ってみよう!
めでたく免許が取得できたら、次はバイク選びです。各ブースには国内外のバイクが勢ぞろい。話題の新車から中古車まで数多く展示・販売しています。ほとんどのバイクにまたがる事ができるので、自分に合ったマシンを見つけて下さい。
今年はKLX230シェルパが人気!
今年はカワサキのKLX230シェルパが注目されていました。ヤマハ・セローが販売終了になった現在、国内メーカー唯一のトレッキングマシンです。セカンドバイクとして購入を考えている人が多いようで、次々と足つきを確認していました。
レーサーの気分に浸ろう!
市販車が多い中で「ホンダ・ワードTSR」は、毎年レーサーモデルを出展しています。今年はEWC仕様のCBR1000RR-Rを展示。こんな希少なバイクにもまたがることができます。
最大の目的はショッピング!
バイクを選んだら、用品も揃えなくては!ヘルメット、ウエア、ブーツなどが、特別価格で販売されています。買い物こそ「ショウ(商)」の醍醐味。私もグローブを購入しましたよ。
はたらくバイクを展示
陸上自衛隊は、偵察隊で使用されているカワサキ・KLX250と、警務隊のヤマハ・XJR400を展示していました。モトメガネでは市販車との違いを記事にしていますので、ご覧ください。https://www.motomegane.com/news-release/featured-articles/klx250_self-defense-forces_20240504
今年は白バイも展示されていました。サイレンを鳴らされて後ろにピッタリ付けられた日には「オワタ〜」と肩を落としますよね。ホンダ・CB1300SFがベースで、エンジンや足回りなど基本性能はスタンダードと同じだそう。夫婦で来ていた奥さんが旦那さんに「追いかけられたら前しか見れないんだから、後ろもじっくり見ておきな!」と言っていました。
1年後のために準備を始めよう!
「面白そう!」「安く買い物がしたい!」と思ったアナタは超ラッキー!いまからお金を貯めて来年開催される「北海道モーターサイクルショウ」に行く準備をしてください。雪まつりは終わり、流氷も過ぎ去っていますが、道外の方も大歓迎。気軽に遊びに来てくださいね~♬