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リーズナブルな料金が嬉しい地元御用達名湯 北海道・安平町「鶴の湯温泉」

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

北海道・安平町の鶴の湯温泉は、千歳市内から車やバイクで約30分の温泉宿です。どこを見渡しても外国人だらけの北海道において、どこを見渡しても地元の人だらけの「地域密着型・温泉リゾート」です。浸かってよし、食べてよし、泊まってよし。忖度せずに魅力をお伝えします!

目次

北海道で2番目に開湯した…らしい

北海道で一番古い温泉は道南地方の知内温泉です。元久2年(1205)年に、源頼朝の家臣である荒木大学が砂金を探しに行ったところ温泉を発見したと「大野土佐日記」に記されています。鶴の湯温泉は2番目に古いらしく「明治初期に開湯した」と言われています。

はっきりと断言できないのは、確たる文献がないから。タンチョウ(ツル)が冷泉浴をして元気に飛び立っていく姿を放牧馬の様子を見に来た馬主が見かけたことが「鶴の湯温泉」の起源と言われています。

アヒルが歓迎してくれる

かつては昭和時代の面影を残す渋い温泉旅館でしたが、平成20年に現在の施設に建て直されました。今も温泉前の庭園は健在。春はエゾヤマザクラ、夏はハスや花菖蒲、秋は紅葉、冬は木々に雪が積もるなど、四季折々の美しさを見せてくれます。

池ではコイが泳ぎ、ほとりではアヒルが一羽飼われています。目が合うとガー(訳:俺んちだと思ってくつろいでくれよ)と迎えてくれました。

鶴の湯でツルツルになる

10時にオープンすると、一番風呂を求めてたくさんの人がやってきました。まずは入浴券を購入しましょう。石鹸やシャンプーなどは設置していませんので、あらかじめ用意するか売店で購入してください。

※2025年4月1日より大人入浴600円 子供入浴350円に改定

タオルを持っていたとしても、旅の思い出にオリジナルタオルを買っちゃいましょう。このタオルを使えば、自宅のユニットバスも、鶴の湯温泉に思えてくるハズ。幻覚~!

プールみたいな大浴場(遊泳禁止)

露天風呂もサウナもないシンプルなスタイル。大浴場にはタンチョウのオブジェが鎮座しています。大浴場は競泳用プールのように細長いですが、泳がないでください。

泉質は冷泉含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉で、神経痛、筋肉痛、疲労回復、冷え性、打ち身、胃腸病、皮ふ病、切り傷、痔疾、美肌などに効果があるとされています。お湯は薄茶色で、ちょうどいい湯加減。冷泉のため沸かしていますが、温泉と同等の成分や効能があります。「ツルだけに、肌がツルツル!」というギャグをかましてください。

リーズナブルな宿泊料金とシンプルな客室

宿泊棟は全8室あり、最大20人が泊まれます。客室はシンプルでトイレは共通。素泊まり 5,040円(2025年2月現在)。火・水曜日が温泉とお食事処の定休日、宿泊は木〜日曜日のみ可能です。料金やサービス内容は変更されることがあるので、宿泊の際は「鶴の湯温泉」に確認してください。

2025年4月1日に宿泊料金が下記のように改定されます。

【大人】素泊まり6,000円、2食付き10,000円、朝食付き7,500円、夕食付き8,500円
【子供】大人料金の2,000円引き、未就学児(添い寝)は無料
いずれも各入湯税・消費税込み

世界一で一番「ザンギ」が美味しい店

食事は館内にある「お食事処 和(わ)」でいただきます。ランチタイムは10〜14時、ディナータイムは17〜19時25分まで。庭園を眺めるカウンター席や、足を伸ばせる小上がりなど、さまざまな席が用意されています。至れり尽くせりですね。

地元の方がリピートするほど味に定評があります。メニュー数が多く、どれを食べたらいいのかわからなかったので「世界一美味しい」と豪語するザンギ定食を選びました。

ザンギは、唐揚げに似た北海道名物です。「唐揚げとザンギは下味の有無や衣の厚さ、部位などが異なる」などと言われていますが、多くの道民は同じモノだと思っています。

ザンギは北海道特有のもの。世界一どころか日本一もあり得ません。「ふざけんなよ、マジで世界一美味しんだろな!」と、あたりにガンを飛ばしながら頬張りました。するとたちまち笑顔に早変わり!

「ウメー!食べ応えがあるし、生姜の香ばしさがたまんねぇ!」
思わず羊のように「ウメー、メー」を連発しました。個人の感想ですが、一切誇張はしていません。

サラダの盛り付けも美しい。てっきり、清楚で可憐で美しい、女優の浜辺美波ちゃんのような方が店主なのかと思いましたが、ダンディな男性でした。店主の福島さんは、かつて結婚式場の調理部門で腕を振るっていたそうです。なるほど、見た目のこだわりも納得です。食事だけの利用もOKなので、ぜひ味わってください。

地元の方々が大切にしている温泉

鶴の湯温泉の従業員さんは、とても親切で清掃も行き届いています。そんな心地よさを求めて地元の方はリピートするのでしょう。「旅の恥はかき捨て」ではなく、「自分が来たことでよりよくくなる」くらいの気持ちで利用してください。

鶴の湯温泉
住所:北海道勇払郡安平町早来北町5
電話:0145-26-2211
営業時間:10:00~21:00
定休日:火曜日・水曜日(宿泊は月曜日も休み)

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