必食ソフトクリーム『阿部牧場と竹原牧場のソフトクリーム』
阿蘇市には、阿蘇高菜、馬肉、あか牛などたくさんの特産品があるが、そのうちの1つが乳製品だ。『道の駅 阿蘇』の売店でも、牛乳やヨーグルト、チーズなど、さまざまな乳製品が販売されている。
道の駅屋外にあるソフトクリーム販売所では、阿蘇市内にある阿部牧場と竹原牧場のソフトクリームを販売しており、食べ比べすることができる。わざわざ牧場まで行かずとも、2カ所の牧場ソフトを食べ比べできるのは、とてもありがたい。
どちらも普通の牛乳ソフトなのだが、牧場によって味わいは全く異なる。阿部牧場の方は、まさに牛乳そのもので、牛乳本来の味を楽しめる。優しい甘みがあり、さっぱりとしている。竹原牧場の方は、口当たりがとてもなめらか。コクのある味だが、あと味はすっきり。ホイップクリームを食べているかのような、乳脂肪分が高めなのかなと思わせる味だ。阿部牧場の方が人気とのことだが、どちらもおいしく、甲乙つけ難い。
売店ではもう一つ、阿部牧場のヨーグルトソフトクリームも味わえる。こちらはさっぱりとしたヨーグルトテイスト。ヨーグルトの酸味があって、さっぱりとした後味となっている。口当たりは少しサクサクとしたフローズン系だ。どれも全く違う味わいなので、全種類制覇することをおすすめしたい。
こちらも味わいたい!『名物&名産品』
◆阿蘇たかな漬け
阿蘇の特産品の一つ。阿蘇地方の伝統野菜「阿蘇高菜」を使い、塩と唐辛子だけで作られる。古漬けと新漬けの2種類があり、古漬けは半年かけて乳酸発酵させたもので酸味とピリ辛の味わい。阿蘇高菜を浅漬けにした新漬けはシャキシャキとした食感で、収穫期の春にだけ食べられる限定品。売店ではさまざまな種類のたかな漬けを販売している。
◆馬肉まん
馬まん
熊本の名物である馬肉を使った肉まんで、道の駅のオリジナル商品。馬肉に春雨、タケノコを加えてしぐれ煮にした具が包まれている。具の馬肉はクセがほとんどなく、食べやすい。お土産用に冷凍販売もしている。
ご当地ソフトが食べられる道の駅はこんなところ!
『道の駅 阿蘇』はR52に面しており、アクセスは抜群。駐車場内にはバイク専用の駐車場も整備されている。施設内には特産品販売所と観光案内窓口があり、建物入り口には産直野菜のコーナー、建物正面にソフトクリーム販売所が設置されている。特産品販売所には高菜漬けや、いきなり団子、あか牛の商品、ソーセージなど特産品や土産品が数多く取り揃えられている。旬の野菜や果物などの農産物や加工品なども充実。道の駅にレストランは無いが、あか牛を使った手作りの弁当やパンが種類豊富に販売されている。多くの買い物客で賑わう人気道の駅だ。
道の駅 施設紹介
特産品販売所では、旬の農産物や畜産加工品、乳製品、スイーツ、お弁当、阿蘇の特産品などを販売。阿蘇の観光情報や交通情報を幅広く案内する観光案内所では外国人観光客向けに、英語・フランス語・中国語での案内も行っている。ソフトクリーム販売所では、ソフトクリームやホットドッグなどを味わえる。48畳の休憩室や24時間屋外手洗い場も完備。
道の駅周辺の百名道!
阿蘇登山道路、別名「阿蘇パノラマライン」は、阿蘇山中岳へと向かう3ルート(坊中線、赤水線、吉田線)からなる道。坊中線は道の駅阿蘇辺りから登り、牧場地帯を走り牧歌的な雰囲気と外輪山の雄大さを味わえるルート。
特に下りは秀逸で、阿蘇五岳を右側に外輪山を左側に眺望できる。赤水線は道の駅大津からR57で東へ向かい、牧場やすすきの草原を抜け、坊中線と合流。吉田線は阿蘇ロープウェイ駅手前から南方面に向かうルートで、美しい水田地帯を通り、根子岳も眺められる快走路。この道のハイライトの1つは草千里ケ浜で、定番の撮影スポットとなっている。