四駆パーツの老舗メーカーとして知られる「4×4エンジニアリング」。ランドクルーザーやジムニーといった4WD車の性能を最大限に引き出す“現場主義”の開発で信頼を築いてきたブランドだ。過酷なラリーや実走テストで鍛え上げられた製品は、見た目だけでなく機能性を重視するユーザーから絶大な支持を集めている。
そんな4×4エンジニアリングを象徴ともいえるアイテムが、圧倒的な強度と信頼性を誇る鍛造ホイール「BRADLEY FORGED匠(ブラッドレー・フォージド・タクミ)」だ。かつてパリダカでも活躍した名作「BRADLEY V(ブラッドレー・ブイ)」を超えるべく開発された、ブランドのフラッグシップモデルだ。
4×4エンジニアリングとは? 四駆ホイールの王道「ブラッドレー」の歴史と実力
4×4エンジニアリングは、1973年に前身となる松本自動車が創業して以来、四駆と深く関わってきた日本の老舗メーカーだ。なかでも1982年に誕生した「BRADLEY」シリーズは、過酷なオフロード環境での実走テストを重ね、“壊れない・走れる”を徹底追求してきたホイール。パリダカールラリー(現・ダカールラリー)をはじめ、数々の過酷なラリーで鍛え上げ、四駆マニアから絶大な信頼を集めてきた。

20×9.0J 6H139.7 inset+18
タイヤ:275/60R20
※チューナーサイズ
「BRADLEY V(ブラッドレー・ブイ)」は、自動車メーカーの生産ラインで装着された初の社外ホイールとしても知られる存在。あらゆる状況を想定した「タイヤなし走行テスト」を実施するなど、常識を超えた耐久性をクリア。その信頼性の高さから、“4WDホイールのマスターピース”と呼ばれてきた。

フラッグシップモデル「BRADLEY FORGED匠」の圧倒的な強度と耐性

そんな「BRADLEY V」を超えるフラッグシップモデルというテーマで開発されたのが、「BRADLEY FORGED匠」だ。最大の特徴が、世界でも稀有な8000t油圧プレスマシーンによる鍛造技術を採用。強大な圧力により、アルミ合金の金属組織を高密度に均一化することで、高い強度と剛性を獲得。リムは、素材をローダーで引きながら圧延する裂開製法を採用し、強度と軽量化を両立している。
それは数値でも証明されている。「BRADLEY FORGED匠」は、乗用社軽合金製ディスクホイール技術基準(JWL/JWL-T)を10〜20%上回る基準を設定。さらに独自の強度試験を追加し、クロカンマニアのハードな走りにも耐えられる強度と耐性を手に入れているのだ。
ディテール解説|オフロードで差が出る機能性

ホイールサイズ:17×8.0J 6H139.7 inset-15
※チューナーサイズ
ビード落ちを防ぐ「アンチビードスリップ加工」
アンチビードスリップ加工とは、タイヤとホイールが設置するビードシートの両端に4mm幅の未塗装の凸部により、ビード落ちしにくくするという機構だ。
オフロード走行で安心の「ゴムバルブ」を標準装備
ゴツゴツとした岩石が転がる道で、岩とアルミバルブが接触して破損して走行できなくなるのを防ぐため、バルブにはゴム製を標準装備。ゴムならば接触しても折れる心配は無用。アルミバルブはオプションで用意する。
車種専用設計で実現する最適フィットと高性能
車種ごとにジャストな断面とクリアランス、肉厚を確保するため、アウターリム形状(シングル/ダブル)、センター部の深さ(ロー/ディープ/スーパーディープ<18インチに設定なし>)が決まっている。わずか1ミリで勝負が決まる、コンペティションモデルとしての矜持が見えてくる。
対応車種・サイズ・価格
ランクル250にジャストな18&20インチを設定
サイズは16、17、18、20インチの4タイプを設定で、ベースは車種専用設定となっている。人気のランクル250には、「18×8.5J +52」「20×9.0J +52」、ワイドに仕上げるチューナーサイズとして「18×8.5J +40」をラインアップしている。
このほか、ランクル各車やレクサス、ジムニー・シエラ&ノマド、トライトン、パジェロといった国産SUV&4WD車から、ランドローバー・ディフェンダーやメルセデス・ベンツGクラスに向けた設定もあり。詳しくはウェブをチェック!


カラーリングは標準3色を設定!
カラーは、マットディープグレイ、マットシャドーブラック、マットチタンブロンズの3色を標準でラインアップ。「16×6.5J −5」のみ、白無垢(ピュアホワイト)を用意。


価格は、16インチで9万9000円〜、17インチで11万1100円、18インチで12万2100円、20インチで17万7100円〜となっている。
まとめ|BRADLEY FORGED 匠

20×9.0J 6H139.7 inset+18
タイヤ:275/60R20
※チューナーサイズ
過酷な環境で“本当に使える強さ”を追求してきた4×4エンジニアリング。その集大成ともいえる「BRADLEY FORGED匠(ブラッドレー・フォージド匠)」は、見た目のカッコよさだけでなく、走破性や耐久性といった本質的な性能を高次元で両立したホイールだ。街乗りから本格オフロードまで安心して使える信頼性は、長年の実績が裏付けるもの。四駆をもっと楽しみたい人にこそ選んでほしい一本である。
ホイールのスペシャリスト『クラフト』が
似合うカテゴリーやカスタムを伝授!
BRADLEY FORGED 匠の特徴をこれまで紹介してきたが、最後にホイールとタイヤのスペシャリスト・クラフトに〝似合うカテゴリー〟や〝カスタムの方向性〟などを伝授してもらおう!

クラフトは、乗用車用タイヤとアルミホイールを中心に自動車用品・部品の販売サービスを行う「タイヤ&ホイールの専門店」。1972年創業で、店舗では3Dアライメントなどのピットサービスに対応し、PIT予約も用意。買取・下取にも対応し、URBAN OFF CRAFT併設店など、ドレスアップから四駆カスタムまで相談しやすい体制が特徴だ。
https://www.craft-web.co.jp/
クラフトが『BRADLEY FORGED 匠』をチェック!

アーバン オフ クラフト鈴鹿店
長縄店長
BMW M3のオーナーでもあり、輸入車の相談にも強い長縄さん。輸入車であることを理由に他店でカスタムを断られたオーナーの駆け込み寺になることも多いという。
スポーツカー、ホンダ車、輸入車、アーバンオフ系と、鈴鹿店が得意とするジャンルの広さはクラフト全店の中でもトップクラスだ。
- どんな車両にあう?
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基本は4WD/クロカン系にバチっとハマります。特にランクル300/250/70あたりはイメージしやすいです。
- ハマる方向性は?
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リフトアップとの相性がかなり良いです。オフ寄りはもちろん、アーバンオフでも“本気感”が出ます。
- このホイールの推しポイントは?
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ひと言でいうと、ワイルドに見えるところです。足元の“強さ”が出ます。
- どんな人におすすめ?
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ブラッドレーシリーズの中でも、最高峰の鍛造ホイールとして“妥協したくない本物志向”の方に刺さります。「ちゃんとした足元にしたい」人ほど満足度が高いです。
- ホイールを選ぶ時のサイズ感は?
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ここは車種次第です。車両のキャラクターと、どこまでワイルドに振るかで最適解が変わります。
- 似合うカスタムジャンル/完成度が上がる合わせ技を教えて!
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ジャンルは オフロード/アーバンオフ(ゴツさ)が鉄板です。
仕上げの合わせ技は、やっぱり リフトアップが効きます。 - このホイールと相性の良いタイヤは?
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雰囲気はワイルド(ゴツゴツ・外遊び)が似合います。
タイヤは AT/MT/RT が相性◎。見え方も 厚めで肉厚だと、匠のキャラが活きます。 - 「この車両に合わせたらハマる」想定車種は?
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ランドクルーザー300/250/70
USオフロードデザインを取り込んだ最新モデル「Air/G VULCAN」登場

18×8.5J 6H139.7 inset+52
タイヤ:275/70R18
“本気オフロードホイール”を追求してきた「ブラッドレー」シリーズに対し、4×4エンジニアリングが新たに提案しているのが「Air/G(エアージー)」シリーズだ。
四駆を街乗りからアウトドア、さらにはライトなオフロードまで、シーンを選ばないギアをテーマに開発。デザイン性と実用性を両立しているのが特徴だ。アメリカのオフロードカスタムシーンを意識した立体的で力強いタフさと、洗練された都会的な要素を融合したシリーズになっている。
オフロードから街乗りまでをカバーする「Air/Gシリーズ」の最新作

最新モデルとなる「Air/G VULCAN(エアージー・ヴァルカン)」だ。重厚感と立体感を両立し、迫力あるディスクデザインが特徴。リムからディスクへの立ち上がりや、センターに向かって落とし込んだ形状により、装着するだけで足元に強烈な存在感をプラスしてくれる。
特筆すべきは、オフロードタイヤとの組み合わせを前提にデザインされていることだ。ゴツゴツとしたトレッドや立体感のあるサイドウォールに負けない造形とすることで、タイヤとホイールが一体となった迫力ある足元を生み出している。
ディテール解説|USスタイルを彷彿とさせるデザイン

厚みとエッジが際立つディスクデザイン
Air/G VULCANの魅力は、細部まで作り込まれたディスク形状にある。アルミの塊から削って仕上げたような厚みと、シャープなエッジを効かせた造形により、存在感を演出。
センターから立ち上がるディスクには五角形のホールを持ち、リム手前でスポークとなって落とし込む構造を採用。立体的な陰影を生み出し、見る角度によって表情が変わるデザインになっている。
オフロードタイヤとバランスするリムデザイン
外周リムにはシルバーの別体リムボルトを配置し、その間にダクト風の2つの窪みを設けることで立体感を強調。タイヤと繋がるような造形により、インパクトの強いオフロードタイヤとのバランスもバッチリ。細部までタフさを意識した、オフロードホイールらしい仕上がりだ。
2つのセンターデザインをラインアップ
注目したいのが、センターのデザインだ。オープンホールナットタイプとクローズドホイールタイプの2つのフェイスを用意する。
カバータイプはマルチピッチモデル「10H/108・114.3」「10H/112・114.3」となっており、国産車だけでなく、ボルボXD40/XDC60やアウディQ2/Q3、BMW X1/X2といった輸入車にも対応する設計になっている。
対応車種・サイズ・価格
ランクル250からジムニー・シエラ&ノマド、輸入車まで幅広く対応

AIr/G VULCANのサイズは、16/17/18インチを設定。
人気のランクル250に向けて「18×8.5J +52」を設定。ジムニー・シエラ&ノマド用として「16×6.0J ±0」、デリカD:5には「17×7.0J +35」「18×8.0J +40」に加え、チューナーサイズとして「17×8.0J +30」をラインアップするほか、RAV4やプラド、ハイラックス、エクストレイルなどに対応。
加えてマルチピッチモデル「10H/108・114.3」「10H/112・114.3」により、ボルボXC40&XC60などの輸入車にも装着可能だ。
標準2カラーに、サイズ限定カラーを用意



カラーリングは、ガンメタリックとマットブロンズが標準で用意。どちらも素材感たっぷりなカラーリングで、存在感のある足元を演出してくれる。
サイズ限定※となるが、ゴーストエディションというカラーも用意。ブラッククリア仕上げにより、光の当たり方で色味が変わる特別なカラーとなっている。センターオーナメントはマットアーミーグリーンとマットガンメタリックの2タイプを用意。
価格は、16インチで5万5550円〜、17インチで6万6000円〜、18インチで6万9300円〜。
※「16×6.0J 5H139.7 ±0」「17×7.0J 10M108/114.3 +35」「17×8.0J 6H139.7 +20」「18×8.5J 6H139.7 +52」
ホイールのスペシャリスト『カーポートマルゼン』が
似合うカテゴリーやカスタムを伝授!
Air/G VULCANの特徴をこれまで紹介してきたが、最後にホイールとタイヤのスペシャリスト・カーポートマルゼンに〝似合うカテゴリー〟や〝カスタムの方向性〟などを伝授してもらおう!

カーポートマルゼンは、アルミホイール・タイヤを中心に自動車用品を扱うタイヤ&ホイール専門店。公式サイトでは車両情報に合わせた適合データ表示で商品検索ができ、セット購入時は組み込み・エアー調整・バランス調整済みで出荷。取付は各店舗での作業に加え、全国の協力店紹介にも対応する。
https://www.maluzen.com/
カーポートマルゼンが『Air/G VULCAN』をチェック!

カーポートマルゼン東大阪店
中野さん
タイヤ&アルミホイール大型専門店のカーポートマルゼンは、店頭販売だけでなくEC(通販)でも全国に向けて販売している。「東大阪店はホイール&タイヤを中心に取り扱いながら、ルーフラックやラダーラックなどのアウトドア系パーツも扱かっています。足まわりだけじゃなく、遊びにも強い店舗なんですよ!」と中野さん。
- どんな車両にあう?
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ミニバン/SUV/4WD・クロカン系に幅広く合わせやすいです。“オフっぽさ”を足したい車両に相性がいいです。
- ハマる方向性は?
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リフトアップ/オフ寄りでもしっかり成立します。
アーバンオフの方向性でも、足元の存在感を作りやすいタイプです。 - このホイールの推しポイントは?
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ひと言でいうと、ワイルドで力強く、無骨に見えるところです。
足元を“強め”にしたいときに効きます。 - どんな人におすすめ?
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見た目だけじゃなく、「本物の4WDブランド」で足元を固めたい方に刺さります。
- ホイールを選ぶ時のサイズ感は?
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大径に振りすぎるより、バランス(乗り心地)優先がしっくりきます。
“雰囲気は上げたいけど、使い勝手も残したい”人向きです。 - 似合うカスタムジャンル/完成度が上がる合わせ技を教えて!
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ジャンルは ツーリング/アウトドア(ギア感) と オフロード/アーバンオフ(ゴツさ)が相性◎です。
合わせ技は リフトアップ+フェンダー周り(オーバーフェンダー/モール)+ルーフラック/キャリア が鉄板です。 - このホイールと相性の良いタイヤは?
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雰囲気は ワイルド(ゴツゴツ・外遊び)が似合います。
タイヤは AT/MT/RT が相性抜群です。
見え方は 厚めで肉厚に振ると、ホイールのキャラが活きます。 - 「この車両に合わせたらハマる」想定車種は?
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ランクル250/ランクル300/デリカD:5/RAV4
まとめ|Air/G VULCAN

Air/G VULCANは、アーバンオフスタイルのなかに、本格USオフロードスタイイルを彷彿とさせるデザインを持つホイール。インパクトの強いオフロードタイヤとのバランスまで考えて開発したデザインにより、装着するだけで完成度の高いスタイルを実現できる。
四駆のスペシャリストである4×4エンジニアリングの信頼性をベースに、“カッコよく仕上げたい”SUV&4WDユーザーにピッタリな1本だ。
(編集協力:株式会社フォーバイフォーエンジニアリングサービス)


取材協力
アーバン オフ クラフト鈴鹿店





カーポートマルゼン東大阪店











