「GWはどこに行こう?」と迷っているライダー&ドライバー必見! GW前には冬季通行止めが解除になるルートが多く、愛車と一緒に旅を最大限に楽しむチャンスだ。春の旅情が味わえて、さらに走りごたえも文句なしの絶景ルートを3つ厳選するぞ。
1.【長野県】美ヶ原高原道路/県道62号線

ビーナスラインとともに美ヶ原高原に向かう道路で別名「裏ビーナス」。冬季通行止めだが、2025年は4月22日時点で解除されている。北アルプスを眺望するポイントがいくつかあり、緑の牧草地をたたえた美ヶ原高原牧場の丘陵地帯を抜ける道が人気のスポットとなっている。ヨーロッパの丘陵地と見紛う気持ちのいい光景は必見だ。



完全2車線の整備された快走路の区間が多く、ヘアピンカーブやアップダウンのあるコーナーなど、短いながら楽しさが凝縮された道路である。
終点の自然保護センターから徒歩20分で行ける「王ヶ鼻(おうがはな)」と「王ヶ頭(おうがとう)」もオススメだ。晴天時は松本盆地越しに雄大な北アルプスが広がる絶景スポットとなっている。
2.【山口県】秋吉台カルストロード/山口県道32号

日本一の規模を誇るカルスト地形・秋吉台を突き抜ける道路で「秋吉台スカイライン」「カルストロード」とも呼ばれる。冬季通行止めはないが、草原地帯が広がる春~秋シーズンがもっとも気持ちよく走れる。
日本三大鍾乳洞の秋芳洞(鍾乳洞)も有名。地下100mの観光コースは四季を通じて17℃で一定しており、夏に涼しく冬に温かいという不思議な空間となっている。なお、読み方は「あきよしどう」であり、「しゅうほうどう」は誤り。


このほか、秋吉台の草原を一望でき、円形の2階展望部から360度の大パノラマを眺望できる秋吉台展望台もオススメだ。
3.【福島県】磐梯吾妻スカイライン/県道70号線

東北地方を代表する日本有数の山岳スカイライン。最高地点1,622m、平均標高1,350mを走り抜け、森林道路、高所展望道路、そして荒涼たる火山地帯と1本の道路でさまざまなシチュエーションを楽しむことができる。火山地帯付近は森林がないため荒涼としており、日本離れしたスケールの山岳道路として人気が高い。
冬季は通行止めだが、2025年4月25日(金)から解除されている。


福島西ICからアクセスした場合は森林を上る道路からスタート。走るにつれて景色が変貌していき、硫黄の臭い漂う広大な浄土平が迎えてくれる。なお、毒性の強い亜硫酸ガスも出ているため、クルマの窓を開けないよう注意喚起されている。バイクの場合は停車せずに走り抜けよう。








