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ビギナーは安心、ベテランは心地いい。新型メテオ350は“気負わず楽しめる”クルーザー

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

Royal Enfield(ロイヤルエンフィールド)のMETEOR 350(メテオ350)は、コンパクトでクラシカルなクルーザースタイルをまといながら、街乗りにも週末のツーリングでも心地よく走る、扱いやすいミドルクラス・クルーザーです。足つき性や扱いやすさの良さで多くのライダーを惹きつけているこのモデルですが、2026年に刷新され装備と快適性がさらにアップデートされました。

では実際に、METEOR 350はどんな乗り味なのか。またがってみると、まず感じたのは不思議なくらいの安心感でした。女性や小柄なライダー、ビギナーにやさしいのはもちろん、これまでいろいろなバイクに乗ってきた人でも、自然と肩の力が抜ける。そんな“気負わず楽しめる空気感”が、このバイクにはありました。

今回はそんなMETEOR 350の魅力を、実際のインプレッションを通して、バイカーモデルのときひろみが、ブランドの魅力や2026年モデルでの変更点とともにお届けします。

目次

またがった瞬間から安心できる。足つきとポジションのよさが印象的

METEOR 350にまたがって最初に感じたのは、「あ、これなら大丈夫そう」という安心感でした。シート高は低めで、足を下ろしたときにスッと真っすぐ地面に足が届く感覚があります。一般的なネイキッドタイプやスポーツ寄りの350ccクラスと比べても、シート位置が低く、車体の重心も下に感じられるため、停車時の安心感が高いのが印象的でした。信号待ちや停車時に無理に踏ん張る必要がなく、車体を支えることに神経を使わなくていいのは、とくに小柄なライダーやビギナーにとって大きなポイントです。

ライディングポジションは上体が起きたリラックスした姿勢で、身長163cmの私にもハンドルとの距離感はちょうどいい印象。腕や肩に力が入りにくく、自然体で乗っていられます。クルーザーらしくステップ位置は前寄りですが、足を下ろしたときにステップやマフラーが邪魔になることもなく、取り回しもしやすいと感じました。

操作面では、シーソー式のシフトペダルが印象的でした。つま先側とかかと側の両方で操作できる構造になっていて、踏み込むだけでシフトアップもダウンも可能です。
クルーザーらしく足を前に投げ出すポジションでは、つま先を持ち上げる動作に力が入りにくくなりがちですが、足を軽く踏み込むだけで操作できるため、無理な力を使わずに済み、足の疲れも少なく感じました。

シーソー式シフトペダルは、つま先とかかとの両方で操作できるタイプ。足を前に出したクルーザーポジションでも、踏み込むだけでシフトチェンジができ、操作がラクなのが特徴です。

初めてのバイクとしても、日常的に使う一台としても、ライダーにやさしく寄り添ってくれるポジションだと思いました。これまでさまざまなバイクに乗ってきましたが、またがった瞬間にここまで気持ちがラクになったバイクは、正直あまり多くありません

シートのクッション性も高く、体を面で支えてくれるような座り心地。長時間座っていても疲れにくそうで、「このまま遠くまで走れそうだな」と素直に思える快適さがあります。タンデムシートも広さに余裕があり、標準装備のタンデムバーがしっかりしているので、二人乗りでも安心感が高そうです。

足つき・ポジションをチェック!

ポジションはクルーザーらしい、上体が立ち、手を伸ばした先にハンドルがあるゆったりと乗れるスタイル。椅子に腰掛けているような自然な姿勢は長時間のライディングでも疲れにくく、視界も広いので街中でも安心して走れます。先述したとおり、ステップ位置が前方にあるため、足を自然に下ろせて足つき性がばつぐんに良いのも特徴。足を下ろしたときの安定感が高く、信号待ちや取り回し時の不安がありません。

身長163cmで、ブーツが+2cmくらいの厚底を使用。

両足をついた状態で軽くかかとが浮く程度の足つき。片足のみついて、ほんの少し下ろした足側に傾ければべったり足裏が接地します。車体も軽いので片足付きでも不安感はほぼ無し! 初乗りでも安心して乗っていられました。

車体の軽さとライディングポジションに加えて、一般的な350ccクラスのネイキッドモデルやHUNTER 350と比べても重心が低く感じられる車体バランスのおかげで、低速での取り回しも怖さはあまり感じませんでした。ハンドル操作に対する車体の反応も穏やかで、前後輪が一体となってゆっくり向きを変えていく感覚があり、車体を大きく傾けなくてもスムーズにUターンできる印象です。

また、ステップ位置が前寄りにあるため、両足をついて歩きながらUターンするときも足がステップに当たることがなく、無理なくこなせます。Uターンにあまり自信がなくても、またがったまま落ち着いて転回できるのはありがたいポイント。こうした細かな不安をひとつずつ減らしてくれるところは、ツーリング先でも心強く感じられます。

まったり走るのが気持ちいい、安定感のある走り

走り出してみると、METEOR 350の性格がよりはっきりと伝わってきました。アクセルをひねると、力強すぎることも、もたつくこともなく、スロットル操作に合わせてスムーズに加速していく感覚です。349ccの空冷単気筒エンジンは、低速から中速域がとても扱いやすく、街中での発進や流れに乗る場面でもストレスがありません。アクセルを大きく開けなくても、日常的な走行にちょうどいい余裕があり、力強すぎないけれど物足りなさもない、絶妙なセッティングが気持ちよかったです。

METEOR 350はホイールベースが長めに設計されていて、ホイールはフロント19インチ/リア17インチという構成。HUNTER 350などのストリート寄りな350ccモデルと比べると、直進安定性を重視した設計になっています。これが効いているのか、直線での安定感がとても高く、低速でノロノロ走っているときでも車体がふらつきにくい印象です。交通量の多い道や渋滞時でも余計な緊張感がなく、「落ち着いて走れる」という感覚がずっと続きます。

コーナリングでは、車体が急に切れ込むような挙動がなく、ライダーの操作に合わせて自然に傾いていきます。重心が低めなこともあり、バイクに振り回される感じがありません。スポーツバイクや重心が高めのバイクにありがちな「コーナリングで思ったより車体がかたむいて怖い」という場面が少ないうえに、自分でコントロールしている感覚もしっかり残してくれるのが心地よかったです。

ブレーキはフロントがじんわり効くタイプで扱いやすく、リアはしっかり効く印象。前後をバランスよく使うことで、速度調整がとてもスムーズにできます。街中でもツーリング先でも、安心してコントロールできるブレーキフィールです。

また、F.C.C製のアシスト&スリッパークラッチが採用されているのも安心感につながるポイントです。クラッチ操作を軽くしてくれるだけでなく、急なシフトダウン時に起きがちなエンジンブレーキのショックを和らげてくれるため、街中や減速時でも車体がギクシャクしにくく感じました。
とくにビギナーや久しぶりにバイクに乗る人にとっては、操作ミスを優しくカバーしてくれる装備だと思います。

高速道路では、100km/h前後がいちばん気持ちよく走れる速度域かなと思いました。追い越しの際も必要十分な加速力があり、流れに合わせて走る分には不安はありません。ただ、METEOR 350はスピードを出して走るよりも、周囲の景色を楽しみながら“まったり走る”ほうが似合うバイクだと感じました。

全体を通して感じたのは、METEOR 350が「速さ」や「刺激」よりも、「安心感」と「疲れにくさ」を大切にしているバイクだということ。ビギナーや女性ライダーに優しいのはもちろん、これまでさまざまなバイクに乗ってきた経験豊富なライダーが、肩の力を抜いて付き合える一台でもあります。街乗りからツーリングまで、無理なく、気持ちよく走れる。そんな等身大の魅力が、METEOR 350には詰まっていました。

HUNTER350との比較:違いと選びどころ

Royal Enfieldの350ccシリーズには、複数のモデルがラインアップされていますが、今回はその中でも、実際に乗る機会の多かったHUNTER 350を基準に、METEOR 350との違いを比べてみました。同じ排気量、同じエンジンをベースにしながら、乗り味やバイクの性格がここまで変わるのかと、あらためて感じさせられます。

写真はMETEO 350

HUNTER 350は、350ccシリーズの中でもとくに軽快さと取り回しの良さが際立つモデルです。コンパクトな車体とキビキビとしたハンドリングで、街中をテンポよく走る楽しさがあります。信号の多い市街地や、ちょっとした移動でも扱いやすく、日常使いのしやすさという点では非常にバランスの取れた一台だと感じます。

一方で、METEOR 350は同じエンジンを搭載しながら、走りの方向性はまったく異なります。ゆったりとしたライディングポジションと、直進安定性を重視した足まわりにより、「速く走る」よりも「落ち着いて走る」ことが心地よく感じられるクルーザータイプです。走行中も気持ちに余裕が生まれ、景色や時間の流れを楽しみながら走れる印象がありました。

足着きがいいから停止状態での後方確認も安心して行なえます。

どちらが優れている、という話ではなく、あくまで使い方や求める時間の過ごし方の違い。街乗り中心で軽快さを楽しみたいならHUNTER 350、距離を気にせず、疲れにくく、旅を楽しみたいならMETEOR 350。そんな選び分けができるのも、Royal Enfieldの350ccシリーズならではの魅力だと思います。

METEOR 350を詳しくチェック

Royal Enfield(ロイヤル・エンフィールド)は、1901年にイギリスで生まれた、世界でもっとも歴史のあるモーターサイクルブランドのひとつです。「Made Like a Gun(銃のように頑丈)」という言葉の通り、丈夫で信頼性の高いバイクづくりを続けてきました。

クラシックなデザインを大切にしながらも、今のライダーが安心して乗れる性能や装備をしっかり備えているのが特徴。見た目は落ち着いていて親しみやすく、操作もしやすいため、バイクが初めての人でも気負わず楽しめるブランドとして、多くのライダーに選ばれています。

そんなRoyal Enfieldのラインアップの中で、METEOR 350は、350ccシリーズに属するクルーザースタイルのモデルとして登場しました。
349ccの空冷単気筒エンジンを搭載し、低速から中速域で扱いやすいトルク特性と、穏やかでスムーズな加速フィールが魅力。バイクに慣れていないライダーでも安心して走らせることができ、同時に、走り慣れたライダーが乗っても“まったり走る楽しさ”をしっかり味わえる一台です。

METEOR 350 Fireball
Fireball Orange (ファイヤーボール・オレンジ)
¥762,300(税込)
METEOR 350 Fireball
Fireball Grey (ファイヤーボール・グレー)
¥762,300(税込)
METEOR 350 Stellar
Stellar Matt Grey (ステラ・マットグレー)
¥777,700(税込)
METEOR 350 Stellar
Stellar Marine Blue (ステラ・マリンブルー)
¥777,700(税込)
METEOR 350 Aurora
Aurora Retro Green (オーロラ・レトログリーン)
¥795,300(税込)
METEOR 350 Aurora
Aurora Red (オーロラ・レッド)
¥795,300(税込)
METEOR 350 Supernova
Supernova Black (スーパーノヴァ・ブラック)
¥795,300(税込)

METEOR 350は、4つのバリエーションすべてで新しいカラーリングが採用され、見た目の印象もさらに魅力的になっています。
最上位モデルのSupernovaは、クローム仕上げのパーツが映えるモダンで上質なカラーを採用。クラシックさの中に、少し大人っぽい雰囲気を感じさせてくれます。Auroraは、ブランドのヘリテージにインスピレーションを受けた配色で、どこか懐かしさのあるレトロ・クルーザースタイルに。落ち着いた佇まいは、ゆったりと旅を楽しみたい人にぴったりです。Stellarは、シンプルな中にも大胆さを感じさせるカラーリングが特徴で、街中でもさりげなく存在感を主張。そしてFireballは、鮮やかで躍動感のあるカラーが目を引く、アクティブな印象のモデルとなっています。

どのバリエーションもそれぞれに個性があり、ライフスタイルや好みに合わせて選べるのがMETEOR 350の楽しいところ。見た目の違いだけでなく、「どんな気分で走りたいか」を想像しながら選べるラインアップになっています。

日本市場導入記念モデル(限定50台)
METEOR 350 Sundowner Special edition
Sundowner Orange
(サンダウナー・オレンジ)
¥815,100(税込)

また、2026年モデルの新型METEOR 350の日本市場導入を記念して、「METEOR 350 Sundowner Special Edition」という特別な限定モデルも登場します。こちらは 限定50台のみの展開となる、かなりレアな一台です。

ボディカラーには、夕暮れ時のやわらかな光に包まれる“ゴールデンアワー”をイメージした Sundowner Orange(サンダウナー・オレンジ) を採用。あたたかみのあるオレンジカラーに、専用グラフィックが施され、見ているだけで旅情を感じさせてくれる仕上がりになっています。装備面も充実していて、ベースはAuroraシリーズと同様。さらに、この特別仕様ではアルミ製のチューブレススポークホイールを採用しているのもポイントです。

落ち着いたクルーザーらしさの中に、特別感と所有する喜びをプラスしたSundowner Special Edition。「人と少し違うMETEOR 350に乗りたい」「長く大切に付き合える一台が欲しい」という人には、かなり心をくすぐられる存在だと思います。

フロント19インチ/リア17インチのホイールは、安定感がありながらも操作は穏やかで、街乗りからツーリングまで幅広く使いやすいバランスが魅力。低速域でもふらつきにくく、安心して走れる足まわりに仕上がっています。タイヤは前後ともにチューブレスを採用しています。

全シリーズにLEDヘッドライトが標準装備。
新たにLEDウインカーも採用され、視認性もばつぐん。
USBタイプC急速充電ポートが標準装備されているので、スマホやナビディスプレイの充電にも便利。
F.C.C製アシスト&スリッパークラッチが標準装備で、クラッチ操作が軽く、シフトダウン時のショックを抑えてくれるため、疲れにくく安心感も高い。
排気量349ccの空冷単気筒SOHCエンジン/Jシリーズエンジンを搭載。最高出力20.2PS、最大トルク27Nmを発揮。
低音が心地よい落ち着いたサウンドで、クルーザーらしい上質な雰囲気を演出してくれます。
タンクは程よいボリューム感で、ニーグリップしやすく安心感のある形状。
シートはクッション性が高く、体をやさしく支えてくれるため長時間でも疲れにくい設計。タンデムシートも広さに余裕があり、二人乗りでも快適に楽しめます。
スマートフォン連携ナビ「Tripper(トリッパー)」を内蔵したシンプルで視認性が高いメーターまわり。Tripperは、目的地までの進行方向を矢印で表示してくれる、直感的に使えるナビゲーション機能です。
センタースタンドも装備されているので、セルフメンテナンスに最適!

2026年モデルで新しくなったポイント

2026年モデルでの主な変更・アップデートポイントは以下の通りです。

  • 全4バリエーションで新カラーリングを採用
  • Supernova/Aurora/Stellar/Fireballそれぞれに個性を強めた配色を設定
  • 全モデルLEDヘッドライト&LEDウインカー標準装備
  • USBタイプC急速充電ポートを標準装備
  • F.C.C製アシスト&スリッパークラッチ採用で操作性向上
  • スマートフォン連携ナビ「トリッパー」を標準装備
  • 日本導入記念の限定50台「Sundowner Special Edition」を設定
    限定モデルにはアルミ製チューブレススポークホイールを採用

全体として、デザインの新鮮さと快適装備の充実が図られたアップデートとなっています。

メテオ350ユーザーの生の声!

METEOR 350が教えてくれた、バイクの楽しさの原点

シンプルだけど頼もしく、そしてどこか優しい。METEOR 350は、街を走っても、少し遠くへ足を伸ばしても、いつも自然体で寄り添ってくれるバイクでした。足つきやポジションの安心感、穏やかな走りは、女性や小柄なライダー、ビギナーにとって大きな魅力でありながら、走り慣れたライダーにとっても肩の力を抜いて楽しめる心地よさがあります。

スピードを出さなくても、特別なことをしなくても、走るだけで自由を感じられる。街乗りから週末ツーリング、ロング旅まで、疲れにくく付き合えるこの一台は、「肩肘張らずにバイクを楽しみたい」すべての人にこそ、一度またがってほしいモデルです。

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