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鉛でもリチウムでもない、ナトリウムという選択肢。真冬の北海道でOUTDOバッテリーは生き残れるか?

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

MotoMeganeをご覧の皆様、こんにちわ♪ ただいま絶賛バイク冬眠中の男、さすライダーです(2026年1月現在)

北海道は毎年11月中旬〜翌年4月頃にかけて、常時路面に積雪や凍結があるので、ライダーは愛車を「冬眠(長期保管)」させる必要があるんですが…何も対策しないと当然のようにバッテリーが減っちゃうんですよね。

もちろん基本的には冬眠前にバッテリーを外したり、もしくはマイナス極を抜くなりで対応するんですが…ところが僕の愛車のバッテリーは抜くのに一手間かかるので、「冬眠中もそのまま車体に付けっぱなしで、たまに補充電する」という方法を取っていたんですよね。

しかし!だがしかし!なんと!最大18ヶ月間放置してもOKで、しかもマイナス25度の極寒でも安定して動作する…なんてちょっと信じられない「OUTDO」という名のバイク用バッテリーを見つけてしまったので…ぶっちゃけ冬はマイナス10度が日常の、北海道在住の僕は1mmも信じていませんが…一応念のために検証してみました!

冬の北海道はこれが日常です
目次

OUTDO バイク用ナトリウムイオンバッテリーとは?

キュキュキュキュ!キュキュ…キュ…シーン……ライダーなら誰もが一度は体験する、この頼りないセルスターターの音…そう、それは「バッテリー上がり」という名の悪夢の始まり…

いや〜、本当にバッテリー上がりって困りますよね?…それこそ北海道なんて「一冬明けたらバッテリーが逝ってた」なんて実によくある話なんですが、だからこそ今回ご紹介したいのが「OUTDOのバイク用ナトリウムイオンバッテリー」なんです!

…はい、分かります、もしかして君は「リチウムイオン」と勘違いしてないかい?もしや鉛のことをナトリウムと呼ぶと勘違いしてないかい?ってことですよね?

結論から言うと「ナトリウムイオンバッテリー」で間違いございません!!

ナトリウムイオンで間違いなし!

従来の鉛やリチウムイオンバッテリーとは違って、まだまだ知名度の低いナトリウムイオンバッテリーは、「自然放電しにくい、寒さに強い、軽い、発火リスクが極小」などのそれこそ従来のバッテリーのデメリットをブチ抜く、それはそれは輝かしいメリットに溢れていますが、そのパイオニアとも言うべき存在が「OUTDO」なのです!

なんせOUTDOは28年間とにかくバッテリーひと筋で、しかも140ヵ国以上(!)で販売している信頼性抜群のメーカーだったりするので、そこが作った「最新のナトリウムイオンバッテリー」ってなんだか凄そうじゃないですか?

しかもOUTDOは僕が敬愛してやまない、あの「BMWモトラッド様(信者なので敬称有り)」のレースチームの公式テクニカルパートナーとしてもお墨付きを頂いておりますので、そりゃ〜もう間違いないってもんです。

BMWモトラッド様が認めておられるメーカーです

特徴1:自然放電しにくく寒さに強い

ナトリウムイオンバッテリーには「自然放電しにくく寒さに強い」という素晴らしい特徴がありますが、通常この手のバッテリーの検証記事って、本州に住んでる人が「はぁ〜い、マイナス10度でも大丈夫でぇ〜す(カタログ読んでるだけ)」とか、「真冬に検証したけど問題なかったです(気温2〜3度)」ってのが多かったりしますが…だがしかし!こちらは冬の北海道!つまりはガチ of ガチなわけです。

実際、僕が住んでいるエリアは「朝晩はマイナス10度以下、日中でもマイナス5度前後」が日常の世界ですので、つまりはホンモノしか生き残れません!

ってことで、OUTDOから届いたバッテリーをそのまま凍てつくガレージ内に、特に何も処理せず1ヶ月程放置してから診断機にかけてみたところ…確かに自然放電は見受けられませんでした!素晴らしい!

凍てつくガレージ内に1ヶ月放置!
くどいですが毎日こういう気温です
1ヶ月後の診断で自然放電なし(緑:状態良好)

仮にこれが普通のバッテリーだったら、1ヶ月も放置すれば大なり小なり自然放電するのが冬の北海道なので…だから道民ライダーは冬眠する際にバッテリーを外して室内保管するのが一般的なんです。

その証拠に同じ条件でガレージ内に放置していた愛車の現状バッテリー(純正互換品)を診断してみたところ、やはり多少の自然放電が見受けられました…って、回復できるレベルで良かった…

ちなみにOUTDOはフル充電の状態で保管した場合は最長18か月、バイクに装着した状態でも約12か月の放置に耐えられる仕様で、しかもマイナス25度の環境でも安定したパワーを発揮できるようなので、おそらくロシアに住んでても問題ないですね(知らんけど)

結論、少なくても本州住みのライダーが暫くバイクに乗らない程度なら、仮にそれが真冬であろうが放置で問題ないと思います!

一般的なバッテリーは自然放電あり(黄・緑:やや放電あり)

特徴2:とにかく軽い(個人的にNo.1の特徴)

OUTDOのナトリウムイオンバッテリーはとにかく軽い!素晴らしく軽い!軽さは正義!ってことで、これは個人的にNo.1の特徴だったりします!

正直なところ、はじめて手に取った瞬間は「軽い」という感覚はありませんでしたが、後から詳しく説明しますが、今回愛車のバッテリーをOUTDOに変えてみたんですよね。

そしたらその時に「OUTDOがヤバいくらいに軽い」という事実に気がついた次第で、これがもう従来のバッテリーとは別次元の軽さなんですよね!

感覚的には従来型の1/5に感じるくらい、仮に同じ力で持ち上げたとして、従来型は持ち上げられないくらいに…ぶっちゃけ「ちゃんと中身入ってるの?(従来型と比べたら)」っと心配になる程軽いので、これなら女性ライダーでも難なくバッテリーを交換できると思います。

笑っちゃうくらい軽くてびっくり!

特徴3:発火リスクが極小

ここ数年で一気に増えた感のある、スマホやモバイルバッテリー、広く言えばリチウムイオンバッテリーを搭載している製品の発火・爆発事件ですが、これは主に過充電や衝撃による熱暴走、そして近年の夏の異常な暑さが原因なんですよね。

なのでOUTDOのナトリウムイオンバッテリーには、セル内部に過電流と異常加熱を感知するCID(異常時にセル内部で自動的に回路を遮断し、爆発・火災などを防ぐ安全装置)を内蔵していて、発火や膨張による爆発のリスクを防いでくれる安心・安全な仕様となっております!

幸いなことに僕はリチウムイオンバッテリーの発火や爆発には遭遇していませんが、そのリスクが少ないだけでOUTDOは安心して使えますよね(笑顔)

他にもまだまだイケてる特徴あり!

OUTDOのナトリウムイオンバッテリーには、ここまで紹介してきた特徴以外にもまだまだイケてる特徴があるので、気になる方は下記の特徴をまとめた記事もご覧ください(僕の記事ではありません)

愛車のバッテリーをOUTDOに交換してエンジン始動

それではいよいよ真冬の北海道で絶賛冬眠中の我が愛車「BMW R1200GS」のバッテリーをOUTDOに交換して、エンジンを始動できるかチェックしてみたいと思います。

なお、最後に愛車のエンジンをかけたのは2025年の11月初旬で、それから今回検証した日の2026年1月27日まで一度もエンジンをかけていません!

ちなみに通常は冬眠から覚ます際に「バッテリーを充電した上で」エンジンを始動していますが、今回は1ヶ月放置したOUTDOをそのまま使用します…ってことで、果たして無事にエンジンはかかるのでしょうか?

がっかりさせないでおくれよ?

開封の儀

それではまずは準備運動として、OUTDOの開封の儀を執り行いますが、バッテリーとしてはやたら綺麗なパッケージを開封すると、中から出てきたのは「本体、取り付けに必要なネジ類、説明書」の3点でございました。

ちなみにこの中で僕がちょっとした感動を覚えたのが説明書で、通常この手のバッテリーの説明書は「最低限のことが記載してある紙切れ1枚」なんてことが多いですが…これはバッテリーの使用方法や注意点などが丁寧に記載されていたので、それだけでキュンとしてしまいました!

さらに言うとバッテリーのプラス・マイナス端子を覆っているカバーの質感がとても良く、説明書と同じく通常のバッテリーのやつは「、、、」だったりするので…改めて「良いもの」ってのは、こういう細かいところに気を配ってるものだと実感した次第です(キュン)

この3点セットが全てです(説明書LOVE)
良い端子カバーを付けてますな(重要)

バッテリー交換

ってことで、お次は愛車の現状バッテリーの取り外しに移りますが、これが「サイドカバーを外す→中のストッパーを外す→配線を外す」という3段階の作業が必要になり、特にストッパー外しがなかなかの曲者なのです…

だからいくら冬眠であろうが、バッテリーを外すのが面倒なんですよね…が!だからこそ冬眠でも外す必要がなく、随時補充電する必要もないOUTDOに期待しております!

バッテリーはサイドカバーの中にあります
サイドカバーを外しました

さてさて、なんとか無事に現状バッテリーを外すことに成功したので、なんとなくOUTDOと並べてみましたが…これはどうやらジャストフィットの予感がします!

というのも、社外バッテリーは微妙にサイズが合わなかったり、例えばスペーサーを噛ませないと取り付けできなかったりしますが…現状バッテリーは純正互換品でそこは問題なくクリアしているので、つまりは見た目はそれと同じOUTDOはジャストフィットの可能性が高いってことです。

そして大切なことなので2回目ですが、OUTDOは現状バッテリーと比べ物にならないほど軽いです。

純正互換品の現状バッテリーと見た目は同じ
軽い軽い軽い!

さて、お次はいよいよOUTDOの取り付けですが、結論から言うとなんら問題なく作業できました!

あくまで見た目的には現状バッテリーとほぼ同じ形状をしていますが、実際は若干の誤差があるかもしれないと少々不安でしたが…蓋を開けてみればバッテリーを覆うカバーやストッパーの装着も実にスムーズで、想像よりはるかにスピーディーに取り付けできました!

それこそBMWモトラッド様が認めてらっしゃるバッテリーなので、BMW車両は特に相性がいいのかもしれません。

なお、自分の愛車に適合するバッテリーは「OUTDOのバイクバッテリー適合表」から検索可能で、僕のBMW R1200GSには「NaCRX14 Pro」が適合しています。

現状バッテリーから外したカバーを装着(ピッタリ)
綺麗に収まりました!

エンジン始動

さてさてさてさて!ついにこの時間がやってまいりました!

いよいよメインイベントのエンジン始動です!数ヶ月ぶりに愛車に火が入ります…そう、セルスターターが勢いよく回ってくれれば…

なんせ本来は充電すべきバッテリーを充電していないし、数ヶ月ぶりの一発目だし、気温は絶賛マイナス中だし…どう考えてもアウェイ過ぎる条件ですが、それでも行っちゃいましょう!押しちゃいましょうセルスターターを!

気温はメーター読みでマイナス1.5度(実際はマイナス5度前後)

キュルルルるる!ぼぼぼ!ウィ〜ン!…はい、普通にかかりました(爆)

もうね、あまりに普通にエンジンがかかったので逆に拍子抜けです!ドリフなら一同「ズコっ」って感じです。

ぶっちゃけもっとドラマチックな「キュるる、、、キュ、、、キュキュ、、、がんばれ!がんばれ!…キュルル….キュルルルルル、ぼぼぼ!」ってのを期待していましたが、いとも簡単にエンジンがかかってしまいました、はい。

簡単にエンジンがかかっちゃった…
ちゃんと動いてます(タコメーターに注目)

はい!これってつまり?極寒の地で1ヶ月くらい放置していたバッテリーで、数ヶ月エンジンをかけてないバイクを、しかもマイナス気温の中いとも簡単に始動できた!ってことになるので、もはや何も語る必要はないですよね?

OUTDOは自然放電が少なく寒冷地でも問題なく使える!しかも少なくても僕のバイクにはドンピシャのシンデレラフィットで、おそらく北海道の冬眠中でも外さない・補充電しないでOK!から〜の、めちゃくちゃ軽くてBMWモトラッド様も認める信頼性の高い新世代のナトリウムイオンバッテリー!だなんて、もはや語る必要はないですよね?

結論、僕は次のバッテリーはこれにします、男に二言はございません(多分)

※バッテリー交換〜エンジン始動までの流れは、あくまで僕のBMW R1200GSで検証した場合です。車種や環境などによりバッテリーの収まり具合や動作状況が異なるケースもあります。

極寒の地でも一発始動!

OUTDOナトリウムイオンバッテリーを買える場所と
東京・名古屋モーターサイクルショーへの出展

ここまで僕のOUTDOの検証記事を読んでしまったアナタは、おそらく不治の病の「ナトリウムイオン中毒」を患ってしまったと思いますが、現在OUTDOは公式サイトと全国の2りんかんで絶賛販売中となっております!

そして、OUTDOは毎年春に開催されるバイク業界屈指のお祭り「東京モーターサイクルショー(3月27日~29日)」と、東海地方のライダーは注目の「名古屋モーターサイクルショー2026(4月10日~12日)」にも出展予定なので、気になる方はYOチェックです。

(編集協力:株式会社ナヴィック)

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