「これはズルい」「やっぱヤマハはこの色」
そんな声がSNS上で相次いでいます。
ヤマハは、スポーツヘリテージモデル「XSR900 GP ABS」に新色“USインターカラー”を追加し、2026年2月27日に発売すると発表しました。
往年のレースファンにはたまらない、あのイエローがついに復活です。
1980年代GPマシンを彷彿とさせる1台

XSR900 GP ABSは、1980年代のグランプリマシン「YZR500」をオマージュしたスポーツモデルで、当時のレースマシンを思わせる丸みを帯びたカウルデザインや、角ばった形状のシートカウルが特徴です。
搭載されるのは888ccの水冷直列3気筒エンジン。最高出力120ps、最大トルク93Nmを発揮します。
そして、今回このモデルに新たに追加されたのが、「USインターカラー」と呼ばれるヤマハのレース活動の歴史を象徴するイエローです。
この配色は、1970年代から80年代にかけてアメリカのレースシーンで活躍したマシンに採用されていたもので、ヤマハ創立当初から、モータースポーツに挑戦し続けるヤマハスピリッツの象徴として広く支持されてきました。
往年のレースシーンを知るファンからが大絶賛

SNSでは、新たに追加された「USインターカラー」に対して好意的な意見が多く見られました。
とくに、かつてのレースシーンをリアルタイムで知る層からは、熱烈な歓迎の声が上がっているようです。
たとえば、「やっぱヤマハと言えばこの色!ケニー・ロバーツ仕様のストロボカラー、最高にかっこよすぎる。おじさんホイホイすぎて辛い(笑)」といった投稿が見られました。
ケニー・ロバーツとは、かつてヤマハのマシンを駆り、世界選手権で輝かしい成績を残した伝説的なライダーのことです。
一方、ストロボカラーはスピードブロックと呼ばれるブロックパターンのグラフィックを指し、ヤマハのレーシングスピリットを象徴するデザインとして知られています。
また、「白赤(シルキーホワイト)も良かったけど、黄色が出たなら話は別だ。これぞヤマハのレーシングスピリット」という声も聞かれました。
中には、「発表見てすぐ販売店に電話した。この黄色はずっと待ってたから、実車見るのが楽しみすぎる!」と、新色の追加にともなって実際に購入に向けた行動を起こしたユーザーも存在します。
既存の「シルキーホワイト」への支持も根強い

一方で、すべてのユーザーがUSインターカラーに好意的なわけではないようです。
たとえば、「黄色もいいけど、やっぱりGPといえば個人的にはシルキーホワイトの方が『レーサーレプリカ』って感じで好きかな」という投稿が見られました。
また、「実車を見比べたけど、個人的にはシルキーホワイトの方が高級感がある気がする。黄色のブロックパターンは少しおもちゃっぽく見えてしまうかも……」といったように、質感の違いに着目する意見も少なくありません。
鮮やかなイエローとブラックのコントラストはスポーティである反面、見る人によってはカジュアルすぎる印象を与える場合があるようです。
さらに、「USインターカラーが出たことで、逆にシルキーホワイトの『マールボロ感』のかっこよさを再認識した。デルタボックスフレームのシルバーと一番マッチするのは絶対に白!」という意見も散見されます。
くわえて、スタイリングの完成度に関する具体的な指摘も寄せられていました。
「純正でこの色はズルい!ただ、アンダーカウルとシングルシートカバーが付いてないと完成形に見えないから、実質セット購入が必須だなあ」というコメントです。
XSR900 GP ABSは、標準状態ではエンジンの下部が露出したハーフカウル仕様となっています。
そのため、往年のフルカウルレーサーの姿に近づけるためには、別売りのアンダーカウルなどのオプションパーツが必要となります。
中には、理想のスタイルを実現するために、車両本体価格に加えて追加の出費が必要になる点について「財布が痛い」と意見するユーザーも見られました。
まとめ
このように、XSR900 GP ABSの新色に対しては、肯定的な意見が大多数を占めていました。
とはいえ、既存のカラーリングへの根強い支持やオプションパーツを含めたトータルコーディネートへのこだわりなど、SNS上の声からはファンの熱量の高さがうかがえます。
特に、これまでカスタムペイントでしか再現できなかった伝統的なカラーがメーカー純正で出たことへの評価が高い傾向にあります。
ヤマハの歴史を彩るイエローの登場は、スポーツヘリテージモデルへの注目をさらに高めるきっかけとなりそうです。
往年のレースファンの心をつかむこの1台。
あなたは“USインターカラー派”でしょうか。それとも“シルキーホワイト派”でしょうか。








