夏の暑さを忘れさせてくれる避暑ツーリング&ドライブ。今回は、標高が高く、涼しい風やグルメ、絶景が楽しめる道の駅を厳選してご紹介。突然の梅雨明けで予定が変わったライダー・ドライバーも、本格的な夏が到来する前に心と体を癒やす旅に出かけよう。
1.道の駅 美ヶ原高原【長野県】
標高2,000m! 日本一標高が高い道の駅

茅野市と美ヶ原高原をつなぐ観光山岳道路のビーナスラインの終点にある道の駅 美ヶ原高原は、標高2,000m、日本一標高の高い場所に位置する。気温は平地よりもかなり低く避暑に最適。さらに絶景を楽しめる道の駅として知られている。

施設は2階建て。
1階にショッピングモールと展望テラス、2階にレストランがある。また、アモーレの鐘で有名な「美ヶ原高原美術館」が隣接。駐車場の反対側にある牛伏山の斜面が美術館の屋外展示場となっており、数多くの彫刻作品が展示されている。美術館を見学する際は、道の駅内で入場券を購入して展示場入り口から入場する。


展望テラスからの眺望が抜群で、天気の良い日には北アルプスから浅間山、佐久平など、大パノラマを一望できる。夏の緑の山々や、紅葉で色づいた山など、訪れる季節によってさまざまな景色を楽しめる。
2.道の駅 龍神【奈良県】
西日本エリア有数の標高を誇る避暑スポット

和歌山県の中央東部、田辺市龍神村にある道の駅。龍神村の約70%が標高500m以上の山岳で、清流・日高川が流れる、涼やかで自然豊かな地域だ。高野山へと続く「高野龍神スカイライン」の起点に位置しており、ワインディングロードを楽しめる。

館内中央にある樹齢350年以上のツガの巨木は根元の周囲が4.72mもあり、圧倒的な存在感。別名「ウッディプラザ木族館」と呼ばれる木の温かみがある店内には、売店、食事処、木工品展示室が入っている。軽食コーナーでは、地元で獲れたイノシシ肉やアマゴを使った料理を提供。屋内のテーブル席のほか、テラス席も用意されていて、清流を眺めながら食事を楽しめる。


3.道の駅 なるさわ【山梨県】
富士山を一望できる避暑スポット

山梨県鳴沢村は富士山の北麓に位置する標高900~1000mの高冷地。豊かな自然と四季折々の美しい風景を楽しめる。道の駅なるさわは富士五湖の中心に位置しており、朝霧高原、山中湖方面どちらからもアクセスしやすく、近くには富士スバルラインもあり、涼を感じながら富士山周辺のツーリングを楽しめるスポットだ。


物産館、軽食堂では、鳴沢村ならではのご当地食材を楽しむことができる。物産館では朝採りの高原野菜や果物、加工品、ワインや地酒、山梨の土産品などを販売。この地域だけの食材「なるさわ菜」を使った加工品も充実しており、ピリ辛に炒め煮にされたなるさわ菜入りの饅頭、おにぎり、漬物、混ぜご飯の素などが販売されている。



