MotoMeganeをご覧の皆さま、こんにちは! ラフアンドロードの広報、セキネです。バイクの圧倒的なスピード感や機動力、一体感から得られる喜びを伝える「MOTTOラフロ」から、バイクの魅力や楽しさをMotoMeganeユーザーの皆さまにもお届けします。ぜひお楽しみください!
MOTTOラフロ掲載日:2023年11月15日
前回から続く、ラフ広報セキネの南東北晩秋ソロキャンプツーリング。今回はSUGO 2FUN会場を一足お先に失礼して、すこし南下し内陸に入った福島県は猪苗代湖畔の天神浜オートキャンプ場よりはじまります。
時刻は日が傾きかけた夕方16時。磐梯山と猪苗代湖と夕陽がドーンと見える木陰サイトへ。ここを本日の幕営地とする!

◆天神浜オートキャンプ場◆
バイク1台(1名1人用テント1張) 1泊2日 1650円
チェックイン9:00~チェックアウト翌12:00
静かな湖畔の木陰のソロキャンプからの紅葉絶景へ
前日の菅生では蔵王の山々がすでに冠雪しており朝夕は4℃。それに比べ少し南に位置する猪苗代湖畔では夜も風がほとんどなく、外気温も10℃ギリギリないくらいのベスト焚火シーズン。
買い出しもすべて終えてテントを設営、万全の体制で夕陽を見送ります。


感動のマジックアワー…というわけで焚火をイジリながらおつかれ生です♪

昨晩がかなり賑やかなグループキャンプだったのに対し、今日は近くにほとんど誰もいない。月明かりが最高にキレイなサイトで、ヒトリ静かにソロキャンプを楽しむ夜。


薄くコンパクトに収納ができるフェニックスグリルで、焚火を楽しみながら鉄板で肉を焼き、青森のソウルフード、せんべい汁を食べ身体の芯まで温まる。何とも幸せなヒトリキャンプを満喫しました…
錦秋の紅葉シーズン真っ盛り、磐梯吾妻スカイラインへ

明け方は気温7℃で風もなく、コット+薄いシュラフ2枚重ねだけでも、十分暖かく久々にゆっくりと眠れた気がします。薄曇りのなか前夜の鍋を温め直し朝食とし、紅茶でマッタリ。

荷物を減らしたい地ベタスタイルのワタクシにとって、今回導入したフェニックスグリルテーブルの高さが絶妙にちょうどよく、次回以降のソロキャンプでもレギュラー装備に導入決定。
また、夜シュラフに潜り込む時や起き抜けの肌寒い時に、ビーニー風に使えるプリマロフトネックウォーマーも大活躍。

ゆっくりとテントとシュラフを完全乾燥してから撤収開始。10時前にチェックアウトして向かったのは、かなり前に家族と車で行った、磐梯吾妻スカイライン、浄土平、つばくろ谷の不動沢橋方面。
前日SUGOに向かう途中、福島あたりで降られた雨は、標高の高い磐梯吾妻スカイラインでは積雪となり一時通行止めだったとか。今日はいまのところ雪も溶け、交通規制はなさそうです♪
※その日、昨年夏の自然災害の影響で磐梯吾妻レークラインは一部通行止めでした。このエリアは夜間や冬季通行止めが多いので最新の道路情報をご確認ください。


秋らしい風景を楽しみながら徐々に高度を上げていきます。その時は標高1200m付近がちょうど紅葉の見ごろでした。


そこから上、標高1600mの浄土平レストハウス付近ではすでに見頃を終え、あたりには一面モヤがかかっていました。有名な賽の河原のような浄土平の絶景ヘアピンカーブは、火山ガスが滞留しているため駐停車禁止、監視員もいるので撮影不可……一旦通り過ぎてその先のつばくろ谷へ向かいます。

不動沢橋付近は間もなくやってくる冬を前に片側車線規制の道路工事中。それを避けつつカメラに紅葉絶景を収めようとする観光客で大混乱……平日なのに混雑する磐梯吾妻スカイラインを一旦浄土平方面へ戻り、猪苗代湖方面へ下る県道70号から途中で左へ逸れ、野地温泉方面へ。
この土湯温泉方面に抜ける細い県道30号が程よく空いていてよかった。駐車スペースがほとんどなく、写真こそ撮れませんでしたが、時おり視界がパッと開けるところから臨む浄土平方面の山肌一面が、まさに錦秋、紅葉の絨毯のようでした♪
標高1600mの山頂から福島市内まで下りてくると気温は25℃以上!冬ジャケットのインナーを着たり脱いだりと大忙し。福島西ICからは東北道を一気に南下し日没直前で圏央道へ。秋らしくマロンソフトでライダーの義務を果たし太陽を見送りました。

今回の旅の相棒、Vストローム800DEが最高だった件
SUGO 2FUNの会場や高速のSAPAでも注目の的だった。今回の旅の相棒、Vストローム800DE。

夏の初めにモトツーリング誌の神田編集長から「久々になかなか底力のある旅バイクが出てきましたよ!」と言われて、ずっと気になっていたバイク。現車を前にいわゆるミドルアドベンチャーとはいえなかなかの大きさ、長距離で安全に取り扱えるかなというのが第一印象でした。
が、実際にSSTRの時にお借りして2000km弱走ったテネレ700や、SUGOでマヒトさんが乗っていたXL750トランザルプと比べても大き過ぎず小さすぎず(車重は230kgと3車中一番重いのですが)174㎝、中肉中背の僕の身体にジャストサイズ。
ビッグバイクにありがちな1速に入れた時のガチャンという衝撃も少なく、高速ではワイヤースポークのオフ車だということを忘れるほど、操作感は軽快なのに安定感も抜群でフレンドリー、バイクが主張しすぎず主役はあくまでもライダー。余計なストレスを感じることなく今回も1800km弱、快適に走れました。
ユーザーの声を反映したヘルメットホルダー、荷物の積みやすい大型リアキャリア標準装備。ジェントルだけどパワフルな新型パラツインエンジンとともに、令和の時代に甦った特徴的なDRビッグフォルム。人気のVストシリーズの中でもオフに強い800DEは、まさに「万能ツーリングバイクの決定版」

次の旅はいつ、どこに行こうか……。圏央厚木PAでコーヒー片手にボンヤリと眺め、疲れているのにもう次の旅が待ち遠しくなるような、すでに身体の一部になったような、そんなバイクでした。
旅が終わってスズキさんに返却した後も、自分の身体がVスト800DEに慣れてしまったのか、愛車のセローに乗ってもしばらくVストロスが抜けなかった、ラフ広報セキネがお伝えしました(笑)
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