MENU
カテゴリー

サーキットで焚火とサウナ!? 絶景を味わうSUGO秋キャンプが非日常すぎた

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

MotoMeganeをご覧の皆さま、こんにちは! ラフアンドロードの広報、セキネです。バイクの圧倒的なスピード感や機動力、一体感から得られる喜びを伝える「MOTTOラフロ」から、バイクの魅力や楽しさをMotoMeganeユーザーの皆さまにもお届けします。ぜひお楽しみください!

MOTTOラフロ掲載日:2023年11月8日

さて今回はだいぶ寒さが増してきた季節の変わり目に、南東北の宮城と福島でキャンプしてきたお話。
まずは初日、スポーツランドSUGOでこれでもかというくらいの非日常体験満載のキャンプとイベントを楽しんだ様子からどうぞ~。

目次

そもそもこのSUGOのイベントとはナニ?

今回のスポーツランドSUGOのイベントは毎年春と秋にライダーを集め、バイクのカテゴリーごとにコースを開放し走行会を楽しむ2FUNというもの。
当日見に来るだけなら入場料無料※で、SUGO施設内で一日中楽しめるという宮城山形福島など、地元のライダーにはおなじみのイベント。
※走行会に参加する場合はエントリー代など別途かかります。また有料イベントが併催されている場合もあります。

この2FUNの前夜にサーキット脇の芝生広場でキャンプと最高の夜空を楽しみませんか? という趣旨で始まったのが「SUGOキャンプ」で、実は今回がまだ二回目。キャンプの時は特にステージイベントがあるわけでもなく少人数開催のため、それぞれがゆったりと自分のリズムでキャンプを楽しめます。

キャンプ参加者は、翌朝一番最初にSUGOサーキットをパレードランし、併設施設のSUGOカフェで利用できるランチ券オリジナルドリップコーヒーがいただけちゃう、という特典付き。

今回はこのキャンプイベントに、青森からフェニックスライズさんが参戦。移動式サウナトレーラーを持ち込んだので、バイクツーリングでキャンプするだけじゃなく本格サウナにも入れるという非日常体験付き。

これでトータル3000円♪ 単純に考えると非常にお得感があるキャンプイベントですが、関東のライダーにはまだあまり知られていないということで、翌日のステージMCでもあるマヒトさんに誘われて、今回ワタクシ、ラフ広報セキネがスズキさんにお借りした広報車のVストローム800DEで、自走で参加・体験し、翌日は2FUNにも出展してきました~。

SUGO CAMP 2023 秋の陣、ダイジェスト動画をどうぞ

前日に調べたところ、関東からは約6時間くらいで着くとのこと、自宅から圏央道を通っても普通に朝出たら14時ころには到着じゃん♪ SUGO、意外と近いじゃな~いww余裕余裕!

なーんて言ってたら圏央道は折からの紅葉見物客で断続大渋滞&事故! 昼前にやっと圏央道を抜けたと思ったら今度は東北道で事故2連発!! ……栃木県を抜ける頃にはすでに14時過ぎ。。
ヤバイ、まだ関東だ。。

今回のイベントでは事前に現地に送ってあるラフロテントセットとGIMMICKコットを、なんと先着3名様に無料で貸出、体験してもらう! という企画があり、それの受付をせねばと思っていたのですが。。

さらに福島あたりでどうにも避けられない雨雲が発生、このときレインスーツ不携帯というあり得ないミスも発覚!

約1時間ちょい、まあまあの雨の中を粛々と防水性のある冬物ウエアと防風仕様のオーバーパンツを着用し、やや涙目になりながら北上を続けます。。

大柄な車格のVスト800DEのおかげかレインスーツがなくても比較的無事に雨雲をやり過ごせ、やっとのことで福島最後の国見SAに到着。時刻はすでに16時を過ぎなので、大急ぎで現地にいるフラッグシップの上野さんに電話すると。。

「おつかれっす~!セキネさん、今どこ?え?国見?なに、まだ福島じゃん?!」
「ゴメーン、上野さん、○◆×△(←言い訳)で、レンタルテント渡してくれません?」
「はぁ?ってOK!わかった、やっとくよ~♪」
ホント、上野さんが神様に思えました~。

結局、上野さんにはキャンプ中も、出展中も、撤収も色々お世話になりっぱなし。しばらく頭が上がりません(爆)。今度またゆっくりキャンプで「約束の酒」飲みましょうね!

非日常の連続の中に不思議な親和性を発見?

日没前から準備が始まっていたフェニックスライズさんの移動式サウナは、温度管理された水風呂まであり、ものすごく本格的で利用した参加者から「キャンプとサウナ、マジでアリだね~!」と大好評!
僕も初めて「整う」という世界の向こう側を垣間見たような気がしました。

大の大人がキャッキャしながらサウナに自作薪風呂、そして焚火を楽しんだ夜が明け、蔵王の山々の頂に冠雪を確認。

太陽が昇る直前、外気温は4℃。

今回はラフロテントの中でコットとラフロシュラフ2枚重ね、プラス小さな毛布で耐えられるか、という個人的なチャレンジも並行しており、まあまだギリ行けるかな?と手ごたえを掴んだような朝。

厳密に言うと今回野営した場所はキャンプ場ではなく芝生公園の一角。
水場こそもう少し整備が必要ですが、トイレなどは最新の人感センサー&暖房完備でめちゃくちゃキレイ。何よりも空気が澄んでいて晴れていれば星空が最高に美しい。

前日到着した時はすでに日没後でぜんぜん見えませんでしたが
泊まっていた場所の下にはSUGOサーキットのコースがあります!

動画にもあった通りこの後、キャンプ参加者だけで、朝一番のコースを都合2周半くらいパレードラン。
正直なところ、バイク業界にいながらも競技関係にまったく疎く、ましてやサーキットはツーリングライダーには縁がない場所だしって、走る前までワタクシ、そう思っていました。

で、実際走ってみると、とにかく朝のサーキットがキレイ! 競技者目線ではなくても、まずコースから見える景色が最高。SUGOならではの遠望の蔵王山系はもちろん、自然の地形を活かし適度にアップダウンのあるコースレイアウトにも、知らず知らずのうちに胸が躍り、バックストレートでチェッカーフラッグを受けるともう、たとえ60㎞/hでもなんだかちょっと嬉しくなります♪

コースから外れてキャンプサイトに戻るまでも、気持ち的には勝手にウイニングランです(笑)
「キャンプでサーキット、ってのもアリだな」と。

不思議なことですが、このあと自分が走ったコースを走行会で走るライダーを見る目がちょっと変わった気がしました。もしかしたらコレがSUGOさんの狙い? だとしたら、まんまとハマっちゃう人も多いでしょうね~♪

こんな風に、一見するとそれぞれバラバラの非日常体験が、不思議な一体感と親和性で一気に体感できる
SUGOキャンプって、実はコンテンツ的にもかなり秀逸なイベントで、関東のライダーにも是非体験してほしい、そう思えた一日でした♪

ラフロテント体験をご利用いただいた六角さんと福島からのカブ乗りヒトシさん
こちらは2FUN会場のラフロブース:今回はアウトドアギアを中心に展示
ラフ&ロードが関東エリア代理店を務めるご存じ、青森のフェニックスライズさんブース
同じく青森から参加、創業西暦1800年の中村畳工店のアウトドアギア展示ブース
こちらも青森の特産品をベースとしたスパイスやギアを展開するMOGさんブース
今回は難燃アウトドア系ウエアとブーツ類で参加したフラッグシップさんのブース

以上がアウトドア系で固めた一角の出展社さんたち。

その他レース系のアイテムを取り扱うメーカーの皆さんの出展はもちろん、使わなくなったレース用品や日用品雑貨から植木・鉢植えまで、様々な品目を取り扱うフリーマーケットやフードコート、マヒトさんがMCをしているステージイベントやトークショー、はたまたトライアル日本選手権(こちらは有料)が近くで開催されていたりと、とにかくいろんなものがアチコチで同時多発的に展開されていて、そこはさながら何でもありのちょっとしたカオス状態(汗)

ただし、そのなかには「バイク好きは集まれ」という芯が通っている、そんな不思議な親和性が見られるのもSUGO 2FUNの特徴なのかなと思いました。

今回の旅の装備:ウエア編

毎年なぜか10月後半の季節の変わり目で、関東で日中20℃以上でも旅先の朝夕は5℃以下という日格差が大きい、ライダー泣かせのシーズンにキャンプ旅をすることが多いワタクシ。

体感マイナスの夜の関越道を寒い思いで走ったの反省も含め、今回はきちんと冬物で防水仕様のベストセラーRR7698 WSプリマロフトウォームパーカーをベースに検討。

さすがに日中は暑いのでオーバーパンツはコンパクトになる防風のRR7729 ウインドガードサイドオープンオーバーパンツ を選択。

キャンプ中はインナージャケットとこのオーバーパンツに、RR7624 プリマロフトネックウォーマー を組み合わせて、温かく柔らかに過ごすことが出来ました♪

旅立つ前の装備検討は季節の変わり目にはホントに大切。蔵王に雪が降り、急激に冬の足音が近づいてきた東北の晩秋、焚火を見ながら改めてそう思ったラフ広報 セキネ でした(レインスーツ忘れたことはすでに忘れかけてた)。

次回は賑やかだった今回のキャンプから180度方向性の違う、静かな湖畔でのソロキャンプの様子をお伝えします。

バイクの楽しみは無限大!

モトメガネでは、オートバイに関する情報や、ライディングに関する豆知識、レース情報などを紹介しています。この記事では「ラフアンドロード」協力のもと、モトメガネ編集部で記事を再編集。ジャンル&排気量を問わず、さまざまなバイク情報を取り上げています。

カテゴリー

モトメガネ バイク買取一括査定

目次