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冬季通行止めになる前にバイク&クルマで行きたい絶景ルート3選【モトメガネ編集部厳選】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

絶景ルートは山間部に多く、標高が高いため気温が低い。すると凍結の恐れから、ルートによっては11月から早々と冬季通行止めになってしまう。人気スポットはこうした通行止めが多く、事前に知っておかないと残念なツーリング・ドライブになってしまうことも。今回は、そんな冬季通行止めが始まる前に走れる、絶景スポットを紹介しよう。

目次

1.【長野県】ビーナスライン
国内有数の山岳スカイライン※11月19日(水)から冬季通行止め

もやは日本の絶景ロードの代名詞ともいえる道。白樺湖から美ヶ原高原まで続く約70kmのルートは、標高2,000m近い高原地帯を縫うように走り、富士山やアルプスの大パノラマが広がる。路面は整備されていて走りやすいが標高が高く、秋でも冬と変わらない気温になるためライダーは防寒対策が必須。

例年、積雪および凍結のため冬季通行止めは11月下旬からとなっている。茅野市の発表によると2025年は11月19日(水)午前11時~翌年4月21日(火)午前11時が冬季通行止めとなっている。

DATA
総延長:約70km
アクセス:
・中央自動車道 諏訪南ICから国道152号で白樺湖。もしくは諏訪南ICから八ヶ岳ズームライン~八ヶ岳エコーライン~国道152号で白樺湖。裏ルートで諏訪IC~国道20号~県道40号~霧の駅などもある。
・上信越自動車道 佐久小諸JCT~佐久南IC~国道142号~県道152号または県道40号を走り女神湖経由で白樺湖。
・松本市方面から、県道67号と283号(アザレアライン)を走り扉峠で合流。冬季閉鎖中、美ヶ原山本小屋へは、国道142号和田宿から県道178号で。(冬用装備必須)

2.【福島県】磐梯吾妻スカイライン
荒涼とした山岳を駆けるワインディング※11月中旬から冬季通行止め

標高1,622mの山岳地帯を縦断する絶景ルート。県道70号線を中心とするこの道は、平均標高1,350mの高所を走り抜け、森林、展望、火山地帯と多彩な景観が楽しめる。浄土平周辺では荒涼とした火山地形が広がり、硫黄臭が漂う区間もあるためライダーは注意して走行しよう。

路面は一部荒れているが、芸術的なカーブが続く区間もあり、走り応えは十分。日本とは思えない広大な火山地帯を駆け抜ける道路で、とくに浄土平付近の荒涼感はこのスカイラインの白眉といえる。冬季閉鎖は、例年11月中旬から始まり、開通は翌年の4月上旬が目安となっている。

DATA
総延長:約50km
アクセス:
 高湯温泉側/東北自動車道・福島西IC~国道115号~県道5号~県道70号
 土湯峠側/東北自動車道・二本松IC~国道459号

3.【滋賀県/岐阜県】伊吹山ドライブウェイ
空へ続く天空の道※11月30日(日)から冬季通行止め(予定)

標高1,377mの伊吹山山頂を目指す全長17kmの山岳道路(有料)。路面は良好で走りやすく、標高が上がるにつれて展望が開け、濃尾平野や琵琶湖を一望できる。中腹の上平寺越駐車場からは雄大な山容が望め、森林を抜けると空中散歩のような景観が広がる。撮影に適した駐車スペースも点在し、山頂付近では崖沿いのスカイライン走行が楽しめる。

冬季は積雪のため11月最終日曜(2025年は11月30日を予定)から翌年4月第3金曜まで通行止めとなる。秋とはいえ、山頂付近はかなり冷え込むため、公式サイトのライブカメラで天候や道路状況を確認しておこう。

DATA
総延長:約17km
アクセス:名神自動車道・関ヶ原IC~国道365号
通行料金:二輪車(126cc以上)2,300円/自動車3,400円(現金・回数券)
通行時間:8時~20時

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