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明日のツーリング、準備は大丈夫?前日に確認したいチェックリスト

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

楽しみにしていたツーリングほど、当日の朝に「あれがない」「充電していなかった」と慌ててしまうもの。準備に時間がかかって出発が遅れると、休憩や目的地で過ごす時間まで削られてしまいます。

ツーリング前日に確認したいのは、持ち物だけではありません。天気や道路状況を見直し、バイクの状態を確認したうえで、当日の服装や荷物を決める必要があります。

前日のうちに準備を終えておけば、当日の朝に行うのは簡単な最終確認だけ。忘れ物や予定外のトラブルを減らすために、何から手をつければよいのか順番に見ていきましょう。

目次

荷造りの前に天気とルートを見直そう

最初に確認したいのは、予定どおりのルートで走れるかどうかです。

先に荷物をまとめても、天候や道路状況によってルートが変われば、必要な服装や持ち物も変わります。

目的地だけでなく、途中の天気も確認

出発地が晴れていても、目的地や途中で通る地域まで同じ天気とは限りません。長い距離を移動する場合は、出発地、経由地、目的地それぞれの予報を確認します。

山間部や高原道路へ向かうなら、降水確率に加えて気温や風も見ておきたいところです。平地との気温差が大きければ防寒着が必要になり、風が強ければ高速道路や橋の上で負担を感じることもあります。

朝の天気だけでなく、帰宅予定時刻までの変化も確認しましょう。前日夕方に確認した予報から変わることもあるため、当日の朝にも最新情報を見直します。

気象庁では天気、降水確率、気温、風などの予報を確認できます。また、大雨や強風などが予想される場合には警報・注意報なども発表されます。

気象庁「天気に関する情報」

通行止めや道路規制も見落とさない

ナビでルートが表示されても、必ず通行できるとは限りません。

工事や災害による通行止めのほか、山岳道路では冬季閉鎖や夜間通行止めが実施されることがあります。マラソン大会や祭りなど、イベントに伴って交通規制が行われる場合もあります。

高速道路や一般道路の渋滞・規制情報はJARTICなどで確認できますが、林道や観光道路については、自治体や道路管理者の情報も確認した方が確実です。

JARTIC「道路交通情報Now!!」

特に、久しぶりに開通する山岳道路や、通行できる期間が限られている道へ向かう場合は、過去の記事や地図だけで判断せず、出発前の情報を確認しましょう。

帰宅時刻から予定を逆算する

ルートに問題がなければ、何時までに帰宅したいかを決めます。

ナビに表示される所要時間には、食事や観光、給油、写真撮影などの時間が含まれていません。道の駅に少し立ち寄るつもりでも、食事をしたり売店を見たりすれば、想定より長く滞在することがあります。

立ち寄り先が多い場合は、「必ず行く場所」と「時間があれば寄る場所」に分けておくと、当日の遅れに対応しやすくなります。

帰りに渋滞しそうな区間や、日没後に走りたくない山道がある場合は、そこを何時までに通過するかも決めておきましょう。

バイクの状態は明るいうちに確認する

車両の確認は、できれば前日の明るい時間帯に済ませます。

暗い場所では、タイヤの傷や液体の漏れなどを見落としやすくなります。異常が見つかっても、夜になってからではバイクショップに相談できないかもしれません。

前日に見ておきたいのは、次の部分です。

  • ガソリン残量
  • タイヤの空気圧、傷、異物
  • 前後ブレーキの感触
  • ヘッドライト
  • ウインカー
  • ブレーキランプ
  • チェーンの状態
  • オイルや冷却水などの漏れ
  • ミラーやナンバープレート周辺の緩み

難しい整備をするのではなく、普段と違うところがないかを見るのが基本です。

日本二輪車普及安全協会でも、ブレーキ、エンジンオイル、灯火装置、方向指示器、タイヤなどを日常点検の項目として案内しています。

日本二輪車普及安全協会「バイクの日常点検・定期点検について」

タイヤに異物が刺さっている、ブレーキの感触がおかしい、液体が漏れているなど、判断できない異常があれば、無理に出発せずバイクショップなどへ相談しましょう。

ガソリンが少なければ前日に給油

ガソリン残量が少ない場合は、前日に給油しておくと当日の予定が乱れません。

「集合後に入れればいい」と考えていても、ガソリンスタンドの営業時間や混雑、同行者との待ち合わせによって、予定より出発が遅れることがあります。

山間部へ向かう場合は、目的地付近のガソリンスタンドも確認しておきましょう。ルート上に店舗があっても、営業時間や定休日が予定と合わない可能性があります。

持ち物は実際にバッグへ入れて確認する

持ち物リストに目を通しただけでは、準備が終わったとはいえません。前日のうちにバッグへ入れ、入れたものから確認していきましょう。

日帰りツーリングなら、基本となるのは次の持ち物です。

  • 運転免許証
  • 車両・保険関係の書類
  • 財布と少額の現金
  • スマートフォン
  • モバイルバッテリー
  • 充電ケーブル
  • レインウェア
  • 飲み物
  • タオル
  • 常備薬
  • 保険会社・ロードサービスの連絡先

免許証や財布のように出発できなくなるものは、普段と違うバッグを使うときに忘れやすくなります。

スマートフォンとモバイルバッテリーを用意しても、接続するケーブルがなければ充電できません。小さなものほど、実際にバッグへ入っているかを確認します。

雨や気温の変化が予想される場合は、レインウェアや防寒着を追加します。すべての用品を念のため持っていくのではなく、天気とルートを確認した結果に合わせて選びましょう。

詳しい持ち物については、「日帰りツーリング、何を持っていく?初心者が揃えたい10の持ち物」で確認できます。

スマホやインカムの充電も忘れずに

充電が必要な機器は一か所に集め、まとめて確認すると忘れにくくなります。

  • スマートフォン
  • モバイルバッテリー
  • インカム
  • カメラ
  • 電熱ウェア用バッテリー

スマートフォンは充電するだけでなく、目的地や集合場所を地図アプリへ登録しておきましょう。同行者がいる場合は、連絡先や集合時刻も確認します。

山間部など通信状況が不安定な場所へ向かうなら、地図をオフラインでも確認できるようにしておく方法もあります。目的地の住所や施設名をスクリーンショットで残しておけば、再検索できない場合にも確認できます。

インカムを使う場合は、前日のうちに接続を確認します。アプリや機器の更新を当日の朝に始めると、設定が終わらず出発が遅れることがあります。

充電が終わった機器は、充電器の横に置いたままにせず、そのままバッグへ入れましょう。

服装は出発時と目的地の両方を考える

当日の服装は、出発地点の気温だけで決めないようにします。

朝は寒くても日中は気温が上がる場合があり、山間部では市街地より冷え込むこともあります。途中で着脱できるよう、ジャケットの下に重ねられるインナーなどで調整すると荷物を抑えられます。

前日に揃えておきたいのは、次の装備です。

  • ヘルメット
  • ライディングジャケット
  • パンツ
  • プロテクター
  • グローブ
  • ライディングシューズ
  • 必要に応じた防寒着やレインウェア

ヘルメットのシールドが汚れている場合は、前日のうちにきれいにしておきます。夜明けや夕暮れに走る予定があるなら、暗い場所でも視界を確保できるシールドかどうかも確認しておきましょう。

途中で上着を脱ぐ可能性がある日は、脱いだ服をどこへ入れるかも考えておきます。出発時からバッグがいっぱいでは、上着や土産品を収納できません。

荷物は固定したあとにもチェックする

シートバッグやツーリングネットを使用する場合は、取り付け方法を前日に確認しておきましょう。

車体へ載せたら、バッグを手で動かしてみて、前後左右に大きくずれないかを確認します。固定用ベルトの余りが垂れ下がっていると、タイヤやチェーンなどに巻き込まれるおそれがあります。

マフラー付近へバッグやベルトが触れていないか、灯火類やナンバープレートを隠していないかも確認します。

ただし、屋外駐車などで盗難や雨が気になる場合は、前日に荷造りだけ済ませ、車体への取り付けは当日の朝でも構いません。その場合も、固定方法を一度試しておけばスムーズです。

財布やスマートフォンは、ウエストバッグやタンクバッグなど取り出しやすい場所へ分けておくと、休憩のたびに大きなバッグを開けずに済みます。

準備が終わったら早めに休もう

ツーリング前日は、荷物やバイクだけでなく、ライダー自身の準備も必要です。

すべてを完璧にしようとして夜更かしすると、翌日の運転に疲れを持ち越します。準備が終わらない場合は、立ち寄り先や持ち物を減らし、予定を簡単にすることも選択肢です。

集合時刻と場所を確認したら、目覚ましを設定し、朝食や飲み物も用意しておきます。

体調が悪い場合や、天候が予想以上に悪化している場合は、予定していたからと無理に出発する必要はありません。ルートを短くする、近場へ変更する、別の日へ延期するといった判断も含めてツーリングの準備です。

当日の朝は5項目を最終確認

前日に準備を済ませていれば、当日の朝に最初から確認し直す必要はありません。出発前は、次の5項目を見ておきましょう。

  1. 免許証・財布・スマートフォンを持ったか
  2. 天気や道路状況に変化がないか
  3. ガソリン残量に問題はないか
  4. バッグや荷物を確実に固定したか
  5. ライト・ウインカー・ブレーキに違和感がないか

バイクを少し動かした段階で異音や違和感があれば、そのまま出発せず確認します。

前日に確認した道路状況や天気も、当日の朝には変わっている可能性があります。最新情報を見たうえで、予定どおり走るか判断しましょう。

まとめ

ツーリング前日は、荷造りから始めるのではなく、まず天気と道路状況を確認します。ルートが決まったらバイクを点検し、必要な持ち物や服装を揃えていきましょう。

スマートフォンやインカムの充電、地図の設定、荷物の固定まで済ませておけば、当日の朝に慌てずに出発できます。

ただし、準備のために睡眠時間を削るのは避けたいところです。すべてを詰め込むのではなく、ルートと荷物に余裕を持たせ、当日は最終確認だけで出発できる状態を作っておきましょう。

ツーリング前日の準備に関するFAQ

ガソリンは前日に入れておいた方がいい?

残量が少ない場合は、前日に給油しておくと当日の出発がスムーズです。出発後に給油する場合は、ガソリンスタンドの場所だけでなく、営業時間も確認しておきましょう。

雨予報ならツーリングを中止した方がいい?

雨量や風、気温、ルート、ライダーの経験によって判断は変わります。雨天走行に慣れていない場合や、山道・長距離を予定している場合は、ルート変更や延期も検討しましょう。警報や強い風などが予想される場合は、無理に予定を実行しないことが重要です。

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