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札幌から約1時間半!北海道・北空知4町を巡る絶景・グルメ・夏祭りツーリング

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

札幌を出発して約1時間半。都会の信号地獄を抜けると、突然現れるのは……道路、田んぼ、空、そしてまた田んぼ。「え? さっきまで都会だったよね?」と思うくらい景色が変わります。今回巡るのは、北竜町、雨竜町、秩父別町、沼田町の4町。派手な観光地ではありません。でも、だからこそ面白い。バイクを降りてみると「なんだここ、クセになるぞ」という場所を紹介します。

目次

北竜町 黄色すぎ注意!200万本のひまわり攻撃

北竜町といえば「ひまわりの里」。見頃は7月中旬から8月中旬、約23ヘクタールの大地に咲くひまわりは、なんと約200万本。例えるなら、大和ハウス プレミストドーム(旧札幌ドーム)約4個分の土地が、全部マッキッキ。ゴッホも裸足で逃げ出す目つぶしイエローです。

ちなみに、このひまわり畑は最初から観光目的だったわけではありません。昭和54年、旧ユーゴスラビアのベオグラード空港周辺に広がるひまわり畑を見た農協職員が、その美しさに感動。「これ、北竜でもやったら絶対すごいべ!」という情熱から始まり、日本最大級のひまわり畑へ成長しました。ちょっと立ち寄るつもりが長居してしまうこと必至。時間にゆとりを持って訪れましょう。

北竜町ひまわりの里

雨竜町 米がうまい。そして昭和にタイムスリップする

雨竜町といえば、やっぱり米。暑寒別岳の雪解け水と昼夜の寒暖差で育った「うりゅう米」は、甘みと粘りが自慢のブランド米です。道の駅「田園の里うりゅう」では、その地元米を味わうことができます。そして雨竜町でもうひとつ寄りたい場所が「豆電球」。場所はなんと、廃校になった旧雨竜中学校の木造校舎です。入った瞬間、「先生、昭和から来ました!」と言いたくなる空間です。

古い家具、玩具、生活用品、懐かしい道具たち。黒板、廊下、木の床。「昔の学校ってこうだったよなぁ」なんて思いながら時計を見ると、軽く予定時間を超えています。しかし、これも旅の醍醐味。予定通り進まない旅ほど記憶に残ります。

豆電球

秩父別町 鐘の町で緑色のナポリタンを食べる謎体験

秩父別町は、米やブロッコリーの生産で知られる「鐘のなるまち」です。8月には「ちっぷべつ夏まつり」が開催され、ステージイベント、縁日、花火大会などで町が盛り上がります。小さな町ですが、祭りの日は人が集まり、「人口どこから増えた?」と思うくらい賑やかになります。

そんな秩父別町で発見したいのが、ご当地グルメ「ちっぷべつ緑のナポリタン」。初めて聞いた人の反応はだいたい同じ。「緑のナポリタン?……大丈夫なの?」

そんな心配はDon’t worry、「ウォーリーを探せ」です。むしろメッチャ美味い。緑色の麺には、特産のブロッコリー粉末と米粉を使用。そこに秩父別産トマトジュース「あかずきんちゃん」を使った赤いソース。見た目はヤバいですが、味は本格派。道の駅「鐘のなるまち・ちっぷべつ」などで味わえます。

ちっぷべつ夏まつり

沼田町 昼は田園、夜はホタル、祭りは大乱闘

沼田町は、かつて炭鉱で栄えた町。現在は農業が中心で、米やトマトの生産が盛んです。夏の夜には清流周辺でホタルが舞います。昼間は広大な田園風景。夜は小さな光が舞う幻想的な世界。キャンプ場もあり、夜更かししてしまう要素が満載です。

そんな沼田町最大のイベントが「沼田町夜高あんどん祭り」。北海道では数少ない巨大なあんどん同士のガチンコ勝負。高さ7メートル級のあんどんが町を練り歩き、最後には激突します。「これ、格闘技じゃないですよね?」と言いたくなる迫力です。

始まりは昭和30年代。地域交流から始まり、住民が手作りで守り続けてきた伝統行事です。武者絵や龍が描かれた巨大あんどんが夜の町を彩る姿は圧巻。開催は毎年8月下旬の金・土曜日。小さな町が一番熱くなる夜です。

沼田町夜高あんどん祭り

この夏は北空知に行こう!

北空知4町は、有名観光地のような派手さはありません。でも、バイクで走って、気になった場所で停まって、地元の味を食べて、人と話す。そんな旅をすると、じわじわ好きになる場所です。絶景あり、昭和あり、緑のナポリタンあり、巨大あんどんバトルあり。つまり北空知は「走るだけではもったいないエリア」なのです。

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