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新型キャリイを、“もっと積めて使える軽トラ”へと進化させる「T`s rack」の“2本使い”に注目!

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

精悍な顔立ちへと進化し2026年1月に発売された新型スズキ・キャリイ/スーパーキャリイ。仕事からアウトドアまで幅広く使える軽トラとして、いま大きな注目を集めている。せっかく乗るなら、“もっと積める軽トラ”として、さらに使い勝手を高めたいところ。

そこで注目したのが、但東自動車の「トラレール」荷台を加工することなく、アオリに挟み込むだけで装着できるという、画期的な荷台フレームなのだ。
なかでも、高さ調整機能を備えた最新モデルが「T’s rack(ティーズラック)」である。

40mmリフトアップした新型キャリイ。ホイールはMID RACING R06(15×5J +45)で、タイヤはヨコハマ・ジオランダーA/T(165/55R15)を装着

730mm/900mm/1100mm/1200mmと4段階に高さを変更でき、キャリイでは1100mmスーパーキャリイでは1200mmにセットすることで、ルーフとほぼ同じ高さに仕立てられる。脚立や木材はもちろん、ロングボードやSAPといった長尺モノを水平に積みやすくなるのだ。

さらに今回は、「T’s rack」を2つ装着する“2本使い”に注目。純正の鳥居だけに頼らず荷重を分散できるため、重量物を積む際の安心感もアップ。仕事にもアウトドアにも役立つ、新型キャリイ注目の実用カスタムといえそうだ。

目次

軽トラカスタムを知り尽くしたプロショップ「但東自動車」

「但東自動車」は、軽トラ&軽バンカスタムで知られる人気プロショップ。サスペンションやエアロパーツなど幅広いパーツを開発、さらにはターボ化まで行っており、それらを装着したコンプリートカーの販売でも知られている。

なかでも「トラレール」は、荷台を加工せず、アオリに挟み込むだけで装着できる画期的な荷台フレームとして高い人気を誇るアイテム。仕事用はもちろん、アウトドアやマリンスポーツなど、幅広い用途を想定して開発されているのが特徴だ。
“軽トラをもっと便利に使いたい”という現場の声をもとに開発したアイテムなのだ。

※トラレールは、「軽トラ用レール付荷台アオリ挟み込み専用キャリア」の略。特許取得済(特許第6892658号)。

アオリに挟み込むだけで装着できる「トラレール」

「トラレール」の最大の特徴は、荷台を加工せず、アオリに挟み込むだけで装着できること。特別な工具はもちろん、穴開け加工などが必要ないため、だれでも手軽に装着できる。
ここでは、実際の装着手順をチェックしてみよう。

手順① アオリを開いてベースプレートをセット

荷台のアオリをすべて開き、取り付けたい位置にトラレールのベースプレートを配置する。

手順② アオリでゴム部分をしっかり挟み込む

片側のアオリを閉じる際に、荷台とアオリでベースプレートのゴム部分をしっかり挟み込んでいるかを確認しながら固定。反対側も同じ作業を行う。

手順③ リアゲート側も同様に挟み込む

荷台最後尾に取り付ける場合は、リアゲート側でもベースプレートのゴム部分を挟み込むように固定。

手順④ 慣れれば1分以内!工具いらずで装着完了

グラつきがなければ装着完了だ。慣れれば1分以内で装着できる。

積載物に合わせて、4段階に高さを調整できる「T’s rack」

そんなトラレールの機構をベースに、高さ調整機能を追加したのが「T’s rack」だ。横バーにはスタイリッシュなエアロバーを標準装備。
縦バーは50mm角のステンレスバーの中から45mm角バーが伸びる構造となっており、730mm/900mm/1100mm/1200mmの4段階で高さを変更できる。

荷台から高さ730mmの状態
荷台から高さ1100mmの状態。キャリイのキャビンとほぼ同じ高さ

荷台からの高さ1100mmでキャリイの「鳥居」(キャビンガード/ヘッドボード)とほぼ同じ高さに、1200mmでスーパーキャリイとほぼ同じ高さとなるため、長尺物を水平に積み込めるというわけだ。

高さ調整は、バーに開けられた穴へヒッチピンを差し込むだけというシンプル構造。ヒッチピンを外してスライドするだけで高さ変更できるため、荷物に合わせた使い分けがしやすい。

さらにヒッチピン脱落防止用の金具や、フレームのガタ付きを抑えるイモネジも装備。

外側にはシートロープ固定用フックも備え、荷物をしっかり固定できるよう工夫されている。

T`s rackの“2本使い”ならば、長尺モノや重量物も安心!

高さ1100mmにすると、キャリイのキャビンとほぼ同じ高さになる

「T’s rack」を2本装着すれば、軽トラの積載力はさらに向上する。
例えば、長い脚立や木材、パイプなどを積む場合、高さをキャビン後方の鳥居と同じ高さへ調整すれば、荷物を水平に積載可能。仕事でもアウトドアでも使い勝手が高まる。

“2本使い”することで、キャビン後の鳥居への負担を軽減できる

通常、荷台フレームが1本だけだと、鳥居側へ荷重が集中しやすい。重量物を積み続けることで、鳥居にクラックが入るリスクもある。
しかし「T’s rack」を2本使えば、荷物を前後で支えながら荷重を分散。鳥居への負担を軽減できるというわけだ。

ちなみに、日本の道路交通法では軽トラに積載できる荷物サイズにもルールがある。

  • 前方向:車体前方へはみ出し禁止
  • 後方向:車体全長の10%まで
  • 左右:車幅を超えてはいけない

キャリイの全長は約3395mm。そのため、後方へのはみ出しは340mm程度までとなる。安全かつ合法的に積載するためにも、しっかり支えられる荷台フレームは重要な存在なのだ。

ラックの高さを変えれば、使い方も大きく変わる

脚立や草刈り機など、荷台内に収まる荷物ならば、730mmや900mmといった低め設定が便利。荷物の積み下ろしがしやすく、普段使いでも扱いやすい。

さらに「T’s rack」を2本装着すれば、スノーボードやスキー板、自転車なども積載可能。荷台スペースを犠牲にせず積み込めるのも大きなメリットだ。

積む荷物に合わせて高さを変えられることで、仕事にも遊びにも対応なところもいい。まさに“使える軽トラ化”を推し進めるアイテムなのだ。

YAKIMA製のトラックラック用アクセサリーをはじめ、拡張性の高さも魅力!

「T’s rack」の横バーに標準装備するエアロバーの上面と下面には10mm溝が設けられている。そこにオプションのゴムパッド(1870円)を装着すれば、荷物やバーへのキズ防止だけでなく、滑り止めとしても効果を発揮する。10mm溝には市販アタッチメントの装着も可能。積む荷物に合わせて、自由に拡張できるのも魅力だ。

エアロバーの溝に差し込み、ネジを締めれば装着できる

今回撮影した車両には、アメリカの人気アウトドアキャリアブランド「YAKIMA(ヤキマ)」製トラックラックに使用するロードストップを装着。エアロバーへロードストップを追加し、ロープで固定すれば、走行中に積載物がズレる心配も最小限に抑えられる。アウトドアギア感あふれるルックスも魅力で、新型キャリイを“遊べる軽トラ”へ進化させてくれる。

“積める軽トラ”として使い勝手にこだわるならば「T`s rack」!

但東自動車の「T’s rack」は、荷台加工不要で装着できる“トラレール”の便利さはそのままに、高さ調整機能を追加し、実用性をさらに高めたアイテム
さらに、“2本使い”することで、長尺物や重量物をより安心して積載できるのが大きな魅力。仕事だけでなく、アウトドアや趣味用途まで幅広く活躍してくれる。

加えて、荷台から「高さ350mm」と低めに固定した「T`s rack mini」を近くリリース予定。次回は、新サイズの賢い使い方を紹介していきたい。

“積める軽トラ”として新型キャリイをさらに便利に使いたい人にとって、「T’s rack」は注目のカスタムパーツといえそうだ。

(編集協力:但東自動車株式会社)

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