GWのツーリングに向けて、タンデム走行を計画しているライダーも少なくないかもしれません。
なかには、普通自動二輪免許から大型自動二輪免許へステップアップする人もいるかもしれませんが、そもそも高速道路での二人乗りには免許取得から一定の期間が経過している必要があります。
では、大型二輪免許を新たに取得した場合、そこから再び3年間は高速道路でのタンデムが禁止されてしまうのでしょうか。
免許の保有期間は通算されるため、リセットの心配は不要!

もうすぐやってくるGWの連休を利用して、普通自動二輪免許から、排気量の制限がない大型自動二輪免許へ切り替える人も少なくないかもしれません。
せっかく大型バイクを運転できるようになったのなら、パートナーや友人を後ろに乗せる「タンデム」で遠出をしたいと考える人も多いでしょう。
そもそもバイクでタンデム走行する際のルールは、一般道と高速道路でそれぞれ異なります。
一般道でタンデム走行をおこなうためには、排気量51cc以上で二人乗り用の装備を備えたバイクを使用し、二輪免許を取得してから1年以上が経過している必要があります。
さらに、高速道路においてバイクでタンデム走行をおこなうためには、年齢が20歳以上であることと、二輪免許を受けていた期間が、通算で3年以上あることが条件として定められています。
この条件を聞いて、普通自動二輪免許を取得してから、すでに3年以上が経過しているライダーであっても、「新たに大型自動二輪免許の交付を受けると、期間がゼロにリセットされてしまうのではないか」と不安に思う人も少なくないかもしれません。
しかし、法律上における二輪免許の保有期間は、普通自動二輪免許と大型自動二輪免許のどちらかの免許を受けていた期間を通算して計算するしくみです。
そのため、最初の普通自動二輪免許の取得からすでに3年が経過している状態であれば、大型自動二輪免許を取得したその日から、すぐに高速道路での二人乗りをおこなうことが可能となります。
通算期間がリセットされる!? 免許の「うっかり失効」には要注意

前述のように、ステップアップによる免許証の書き換えで期間がリセットされることはありません。
しかし、運転免許の更新手続きを忘れてしまう「うっかり失効」には細心の注意が必要となります。
もし運転免許の有効期限がうっかり切れてしまい、免許の継続性が1日でも途切れてしまうと、それまでの二輪免許の保有期間が完全にリセットされてしまいます。
失効手続きを経て再び免許を取得した場合、法律上は新たに免許を取得した日から改めて期間を計算し直すことになります。
つまり、長年バイクに乗っていたベテランライダーであっても、「うっかり失効」をしてしまうと、そこから再び3年間は高速道路でのタンデム走行ができなくなってしまうというわけです。
また、一般道でのタンデム走行に関しても免許取得から1年間の制限があるため、失効後は一般道であっても1年間は二人乗りが禁止されることになります。
楽しみにしていたツーリングの予定が台無しにならないよう、自身の免許が過去に失効して継続が途切れていないかを改めて確認しておくことが重要です。
まとめ
なお、安全にツーリングを楽しむためには同乗者の協力も必要不可欠となります。
同乗者はただ座っているだけでなく、バイクの動きに逆らわず、運転手と一体になって自然に体を傾けることが基本となります。
もしカーブで怖がって体を反対に傾けたり、走行中に急な動きをしたりすると、バイクのバランスが大きく崩れて転倒しかねません。
また、運転手と同様に肌の露出を抑えた衣服を着用し、ヘルメットやグローブなどの安全装備をしっかりと身につけることも重要です。
運転手と同乗者がお互いに協力し合い、無理のない計画で走行することが、タンデムツーリングを成功させる鍵となります。








