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カネット6位入賞で総合2位維持 FANTICが参戦したハンガリーGPの結果発表

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

MOTORISTS合同会社は、ファンティック・レーシング・リノ=ソネゴが参戦したMoto2ハンガリーGPの結果を発表した。

結果は、アロン・カネット選手が6位、バリー・バルタス選手は12位でフィニッシュしている。カネット選手は、表彰台争いに絡むも追い越しが難しいコースに阻まれ、6位で貴重なポイントを獲得。体調不良に苦しんだバルタス選手は予選15位から追い上げ、ロングラップペナルティを受けながらも12位で完走した。チームは総合ランキング首位を維持し、次戦カタルニアGPへ挑む。引き続き同チームの活躍に注目だ。

目次

ハンガリーGP:カネット6位、バルタス12位。

バラトン・パークで初開催されたハンガリアンGPでは、ファンティック・レーシング・リノ=ソネゴの2名のライダーは厳しいコースを戦い抜き、チームスタンディングのトップを堅守した。

記念すべきハンガリアンGPを終え、ファンティック・レーシング・リノ=ソネゴは先に向けてポジティブな成果を残したといえるだろう。バラトンパークを後にするとき、チームは総合ランキングのトップを堅守し、世界選手権MOTO2におけるもっとも強力なチームであることを改めて証明して見せたからだ。

アロン=カネットは2列目からまずまずのスタートを切り、表彰台を狙って前走のディクソンと激しくバトルを展開した。追い越しポイントが極めて限られるこのハンガリーGPでは、カネットは途中でこのバトルをあきらめねばならず、最終的には6位入賞という結果に終わってしまった。とはいえ貴重なポイントを獲得し、チャンピオンシップでも2位を堅守はしている。

バリー=バルタスはこの週末、ずっと風邪にやられて体調不良が治らず、まったくいいところを見せられずに終わってしまった。予選も苦労しての15位、そこからの追い上げは序盤の混乱とクラッシュを乗り越えての戦いとなった。ロングラップペナルティを受けてさらに順位を下げたものの、バリーは諦めずに前を追い、最終的にはチェッカーフラッグを12位で受けたのである。この結果は彼の成長と、厳しいコンディションでもレースをマネジメントできる能力が高かったことを示しているといえよう。次のレースに向けて希望が持てる展開だ。

ライダー・スタンディングではアロン=カネットは2位、バリー=バルタスは4位、と変わらない。チームスタンディングはポイント差を保ったままのトップを堅守している。

次戦は2週間後、カタルニアのモントメーロでの戦いとなる。ファンティック・ライダーたちはまたも表彰台を目指して凌ぎあう予定だ。

バリー=バルタス:もちろんこんな結果を望んでいたわけじゃないけど、全体の流れや自分自身の体調を考えれば、これでも満足すべきなんだよね。今回のレースペースは僕たちの実力じゃないんだ。戦っている相手よりははるかに速いことを証明しているしね。でも、その速さのアドバンテージをうまく使えなかったんだ。いい面を見てみれば、僕らはどこに問題があったのかを正確に把握できているし、土曜日こそが実はレース全体を支配していることも理解できているってことだ。そう、土曜日までで80%が決まっているようなものなんだ。ポイントを稼げたことはもちろんゼロよりはいいけれど、もう次に向けて集中しなくてはいけない。チームはいい仕事をしてくれたから、次のレースでは僕が速くなってそれに応えたいんだ。

ロベルト=ロカテリ、チームマネージャー:厳しいレースだったけど、まだまだコース上の強力なチームであることは間違いない。金曜日に見つかった問題点は土曜日の予選にも露呈して、レースセットアップを限界にまで詰めてみたんだけど、このワンメイクレースでは一つ一つのディテイルがすべてなんだ。わずかな不完全さが大きく影響されてしまうからね、アロン=カネットが表彰台に到達できなかったのはこれが原因なんだ。
バリーはもっと速く、よりシャープに予選を戦うすべを用意する必要がある。彼は十分以上に速いライダーだけど、ここまで後方グリッドに沈んでからのスタートではレースをひっくり返すのは到底困難だったね。この先も共に働き、ファンティック・レーシングとしてさらに良く準備してより戦える体制を用意してバルセロナに向かうよ。

リリース提供元:MOTORISTS合同会社

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