株式会社ドッグファイトレーシングは、2025年6月21日（土）に開催された全日本ロードレース選手権 第3戦・筑波大会（JP250クラス）のレース結果を発表した。
テクニカルなレイアウトで知られる筑波サーキットで行われた今大会。JP250クラスに参戦した高平理智選手は、フリープラクティスで従来のコースレコードを更新する好走を見せたものの、予選ではクリアラップが取れず総合11位・クラス6位から決勝へ挑むこととなった。
迎えた決勝では、気温30度超・路面温度50度超の過酷なコンディションの中、集団バトルを展開しながら粘りの走りで総合7位・クラス6位でフィニッシュ。怪我を抱えながらも光る走りを見せ、今後の活躍にも期待が高まる内容となった。
2025 レース結果報告書 全日本選手権 第3戦 筑波大会レース結果
前半戦最後の全日本筑波大会が終わりました。ビッグバイククラスの開催が無くなり2年ぶりの筑波サーキットでのレース参戦となりました。高平理智選手もR3での初めての筑波サーキットでした。筑波サーキットは１周が２キロ弱とコンパクトなデザインと、コーナーに大きなカント（傾斜）がついた独特のコースです。高平選手は走り始めから十分なスピードを示し、初走行で1分5秒0を記録。コースレコードの1分4秒8と遜色ないタイムを記録。しかも中古タイヤで記録したタイムでしたのでコースレコードの更新に自信を持たせるテスト結果でレースウイークを迎える事と成りました。前線の優勝に続きライバルとの差を広げるためにも大切な筑波大会での高平選手のレース結果をご報告いたします。
イベント名 ： 全日本選手権 第3戦 筑波大会
開 催 日 ： 2025年6月21日
レース結果 ： JP250 ＃18 高平理智 予選 11位（6位） 決勝7位（6位）
WEBﾘｻﾞﾙﾄ ： https://www.jrr.jp/result2023/result-rd4-tsukuba
レース報告・高平理智 JP250・#１８
フリープラクティス
金曜日の走行では非公式ながら1分4秒2を記録。従来のコースレコードを更新することが出来ました。事前テストができたことで車体のセットアップもまずまず纏まってきていたし、ストレートスピードも取り戻してきたので公式予選では3秒台を目標にさらにタイムを上げて行こうと狙っていました。今回も混雑する中でのタイムでしたので公式予選ではクリアラップを作れるように前の方からポジションをキープしてアタックしてゆく予定でした。
公式予選
公式予選は集団にならないように開始早々に前に出て単独でのタイムアタックを行いました。予定通り前に出ることが出来たのですが、3秒台を狙って力みすぎてしまったようでタイムを纏めることが出来ずいったんピットに帰りました。再びコースインして上位ライダーの後方につける作戦に変更しましたが、コースインのタイミングが合わず遅い集団に引っかかってしまい僅かなタイムアップしかできないまま5分の予選があっという間に終わってしまいました。その結果総合11位、クラス6位と厳しい順位からのレースとなってしまいました。
決勝
午後になり気温は30度を超え路面温度も50度を超える厳しい条件の中で１５周の決勝が始まりました。まずまずのスタートを切ることが出来て1周目は9番手で帰ってきました。更に2台を抜いて7番手に上がり3周目には2位争いの集団に追いつきました。ここからは集団の中で抜きつ抜かれつのドッグファイトを展開しますが、決勝になりマシンのスピードが伸び悩みコーナーで前に出てもストレートで抜き返される厳しい展開が続きます。単独では2位集団の中で最も速いタイムを記録できても集団の前に出ることが出来ない厳しい展開が続くまま15周のレースが終わってしまい、総合7位、クラス6位でチェッカーとなりました。
高平理智 コメント
前回に引き続きまだ怪我が完治していない状態での参戦となりました。 金曜日の走行からペースは良かったものの、大事な予選で実力を最大限に発揮することができず後方からのスタートになってしまい、決勝レースでも、序盤から2番手集団での走行となり最終的に集団の最後尾でチェッカーとなりました。
次戦は毎年何かをやらかす茂木なので、今年こそは無事にレースを終えたいと思います。茂木自体は得意なので、上位を目指して頑張ります！
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