必食のソフトクリーム『信玄ソフト』

山梨県を代表する銘菓といえば「信玄餅」。風呂敷のようなパッケージに包まれた、黒蜜ときな粉をまぶしたお餅は全国的にも有名である。『道の駅 南きよさと』では、その信玄餅を使ったソフトクリームを食べられる。しかも、“発祥の地”といわれる信玄ソフトなのだ。
信玄餅と言えば「桔梗屋信玄餅」が有名だが、ここで使われているのは「金精軒」のもの。恥ずかしながら私も知らなかったのだが、「金精軒」も桔梗屋と並ぶ二大メーカーの1つで、信玄餅を製造する老舗菓子店なんだそうだ。
その金精軒の信玄餅がバニラソフトの上にトッピングされ、仕上げにきな粉と黒蜜がかけられている。信玄餅は防腐剤、合成保存料を使用しておらず、弾力がありしっかりとした食感。信玄餅のおいしさはさることながら、黒蜜ときな粉、バニラソフトの相性は抜群で、まさに最強の組み合わせだ。山梨の多くの場所で食べられる信玄ソフトだが、1度は信玄ソフト発祥の地でいただいてみてはいかがだろうか。
こちらも味わってみたい!『名物&名産品』
◆信玄ソフトドーナツ

信玄ソフトをドーナツに仕立てたご当地ドーナツ。生地にソフトクリームと八ヶ岳牛乳が使用されている。黒蜜味のドーナツにきなこの風味がおいしく、土産にもおすすめ。
◆そばおやき
八ヶ岳産のそば粉と、日本名水百選にも選ばれている八ヶ岳南麓の恵水を使用したそば皮のおやき。そばの風味が豊かな皮で、たっぷりの野沢菜が包まれている。テイクアウトショップですぐに食べられるものがあるほか、農産物直売所では土産用の冷凍のものが販売されている。
ご当地ソフトが食べられる道の駅はこんなところ!
地場産の新鮮な農産物や加工品が並ぶ農産物直売所、地元特産品、山梨の土産品が揃う売店、売店入口横にはソフトクリームやドリンクを販売するテイクアウトコーナーも併設されている。池に架かる橋を渡った先にあるイタリアンレストランでは、カレーやピザ、ハンバーガーなどのメニューを味わえる。毎年ゴールデンウイーク時期には450匹以上の鯉のぼりが架けられ、空を泳ぐ風景は圧巻だ。ケーブルカー(有料)で上がると山の上には「南八ヶ岳 花の森公園」が広がっている。



道の駅 施設紹介














農産物は農産物直売所、特産品やお土産はお土産屋で買い物できる。食事はケーブルカー乗り場入り口にあるレストラン「141食堂」で。ドッグラン、RVパークを併設する。
道の駅周辺の百名道!

八ヶ岳連峰のやや北側を横断するR299は「メルヘン街道」と呼ばれ、長野県茅野市から佐久穂町まで全線タイトコーナーが続く道で運転好きに人気。蓼科側は森林の中を走る爽快さが魅力で、麦草峠は標高2127mと国道で日本2位の高さで、高原状の地形をほぼ等高線上に走り抜ける。白樺林で知られる八千穂高原を抜けると、再びタイトなカーブが連続する区間に入る。レストハウスふるさとで分岐し、快走路の県道480号を走れば小海リエックススキー場や松原湖方面に行ける。メルヘン街道はそのまま続くタイトコーナーを下り八千穂に到着する。
【バイク乗り必見道の駅】 一覧マップ








