遡る事、5年程前…東京を皮切りに横浜・大阪・京都・福岡…と全国5拠点にて展開する「SHOEI Gallery」。今回、取材させて頂いた「SHOEI Gallery FUKUOKA<福岡>」は’23年10月に福岡の中心地である天神エリアに誕生した。
「何故、ヘルメットだけのショップを?」と考えるユーザーも多いかと思うが、よくよく考えるとバイクにおける「ディーラー」、レザーウェアやレーシングスーツなどの「直営店」など我々の周りには二輪用品量販店以外にもメーカーが直接的に販売するショップやショールームは既に存在しているのだ。そしてバイクを駆る上で一番重要な、頭を守る“ヘルメット”というライディングギアを「本気で選ぶ」為のショールーム&ショップこそが、この『SHOEI Gallery』なのである。
<本文&撮影>:Pisssin<Office夢幻/BIGBANG,co,ltd.>
そう「ただ選ぶ」のではなく、『納得して選ぶ』時代へ…


無論、各量販店にもヘルメットに詳しい専任の担当者もいる事かと思う…しかし、多種多様の用品の中で単一メーカーのヘルメットだけに集中する事はやはり難しいと言えるであろう。
そこで、「SHOEI」が導き出した答えこそ、この「SHOEI Gallery」の戦略であり、最大の特徴は専門スタッフによる『SHOEI Personal Fitting System (ショウエイ パーソナル フィッティング システム) 』だろう。
気に入ったヘルメットを選び、実際に頭部の縦/横/耳から各部の長さなどを専用機器で丁寧に計測…S・M・L・XL~の各サイズから最適サイズを選び、これにインナーパッドやチークパッドの厚みや位置をミリ単位で調整。ユーザーの頭にジャストフィットしたヘルメットを構成する事が出来る画期的なサービスなのである。




「頭の形なんて、みんな同じ様なもんじゃないの?」とおっしゃられるユーザーもおられるやもしれないが、ライディングにおける首や肩の負担軽減、眼鏡の有無やヘルメット内装のズレなどを防ぐ安定性、最近ではインカムスピーカー位置など最適にする快適性、そして万が一の事故の場合において頭部を完全に守りつつ、また緊急時にスムーズな着脱を可能とする“安全性”…これらに直結する極めて重要な工程をSHOEI製品に精通したプロフェッショナルたちがお客様と一緒に構築していく…それはまるでテーラーメイドのスーツやオートクチュールのドレスを作る姿とよく似ている。
また、試着は勿論の事、正しい装着方法やメンテナンス方法、既に購入したSHOEI製品の付属品に関する説明なども丁寧にアドバイスしてくれたり、インターネットやカタログ等では伝わりづらい高精度なグラフィックや実際の塗装の質感などを間近で確かめる事が出来るのも大きな魅力の一つだ。
SHOEIのフラッグシップモデルからライトユーザー向けモデル、オフロードモデルなども含め幅広いラインナップをその目で確認する事は、こだわり派なユーザーであれば嬉しいトコロであろう。
そう、令和の今「ただ選ぶ」よりも、『納得して選ぶ』時代となっているのである…。
“初音ミク”がヘルメットに!? SHOEI×バーチャルシンガーの夢のコラボが遂に実現!! それはまさに『被るアート♪』




バイクと共生するライダーたちにとってライディングギアは単なる用品ではない。
それは時には“自分らしさ”を表現する重要なアイテムとも成り得るモノなのである。それらはSNS等でバイクのカスタムやオールペン(全塗装)、ラッピングなどを施した愛車&ヘルメットの写真などを見ればよくお分かりの事かと思う…
「ヘルメットでも、他人と差をつけたい」
そんな想いを持つライダーたちにとって、まさに“被るアート”とも呼ぶべきヘルメットがまもなく登場する。それが、日本が世界に誇るバーチャルシンガー『初音ミク』とSHOEIによる完全限定のコラボレーションモデルである。
ベースとなるのは、SHOEIが誇る主力フルフェイスモデル「Z-8」。軽量化と静粛性のバランスに優れ、長距離ツーリングや高速走行時でもライダーの集中力を維持してくれるその高いエアロダイナミクス性能は風切り音を徹底的に抑え、ライディングへの没入感を高めてくれる人気モデルだ!
そのZ-8に初音ミクの世界観を完全融合!鮮やかな蛍光グリーン&ツインテールが流線型のシェルを飾り、サイドには“初音ミク”のオフィシャルロゴ、そして背面にはおなじみの「01」のナンバリングもレイアウトされている。単なるキャラクタープリントに留まらず、Z-8の流麗なフォルムとミクの近未来的・ポップなイメージが見事にマッチし、まるで「音楽」と「モーターサイクル」という異なるコンテンツの奇跡的クロスオーバーであり、初音ミクファンは勿論の事、ライダーとしての美意識を持つ全ての人たちに訴えかける逸品に見事仕上がっている…
このモデルは「受注期間限定モデル」の為、手に入れられるのはまさに“オーダーした方のみ”。街でも公道でもイベント会場でも、熱い視線を集める事、間違い無し!
「被る事」で完成される「アート」…それはまるで初音ミクの歌声がヘルメット越しに聴こえてくるかの様な感覚をあなたにもたらしてくれるかもしれない――。
初音ミクモデルは2025年8月発売予定!
※取材時はSHOEI Gallery FUKUOKAでの特別展示期間中であり、店舗での常時展示は発売時期より開始予定です。
気分は、まさに“ノーマルスーツのヘルメット!”
魂を揺さぶる『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』コラボモデルも…

そして、SHOEIでは更なる奇跡の融合を果たしている!
それが日本アニメの金字塔『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のスペシャルコラボモデルヘルメットだ。
1979年のTV放映から始まり、40年以上にわたり世代を超えて愛され続ける『機動戦士ガンダム』。そのスピンオフ作品であり、シャア・アズナブルやアムロ・レイの秘められた過去を描いた『THE ORIGIN』とのコラボレーションは、ただのデザイン的連携ではない。“魂を揺さぶるライディングギア”として、ヘルメットというカタチでライダーたちの世界観にインストールするシン・プロジェクトなのである。
【SHOEI Z-8/RX-78-02 ガンダム】モデル


“連邦の白い悪魔”と恐れられていたあの1stガンダムのCAUTIONマークなどを忠実に再現したSPLモデル☆ これでも君もアムロ並みのニュータイプに!?
【SHOEI Z-8/MS-06S シャア専用ザクⅡ】モデル


こちらも言わずと知れたジオンが誇るエースパイロット:『赤い彗星』ことシャア・アズナブルの駆るザクIIモデル。シャアのパーソナルマークまで入ってて最高☆
ベースとなるのはこちらも「SHOEI Z-8」。まさに宇宙世紀U.C.0079年代の“ノーマルスーツのヘルメット”の雰囲気を醸し出す相性の良さであり、そのZ-8のボディにアムロの駆る連邦の白い悪魔「RX-78-02ガンダム」、赤い彗星「シャア専用ザクII」をはじめ、黒い三連星仕様の「高機動型ザクII」、グフを駆る前のランバ・ラル仕様の「ブグ」、またデニムが使用していた「ザクI(旧ザク)」など、ガンダムファン垂涎のモビルスーツたちのカラーリング、マーキング、ディテール等の意匠がSHOEIならではのグラフィックデザインと高精細な塗装技術により見事表現されており、まるで自身が“パイロット”になったかのような没入感をも生む。
「初めてガンダム」に触れる人も「THE ORIGIN」に思い入れのあるファンも、そして何よりも“バイクで宇宙を駆けたい”という夢抱く全てのライダーたちに贈る、かつてない宇宙世紀体験…
被った瞬間、あなたはもうアムロやシャアと同じ地平線に立っている――。

是非、「SHOEI Gallery」に訪れて、見て、触って、その完成度の高さを確かめてもらいたい。
2025年7月発売予定のモデルはコチラ
※取材時はSHOEI Gallery FUKUOKAでの特別展示期間中であり、店舗での常時展示は発売時期より開始予定です。
<※製品写真は実際の製品と多少色味が異なる場合があります>
2025年9月発売予定のモデルはコチラ
※取材時はSHOEI Gallery FUKUOKAでの特別展示期間中であり、店舗での常時展示は発売時期より開始予定です。
<※製品写真は実際の製品と多少色味が異なる場合があります>
SHOEIヘルメットの各シリーズは勿論、アクセサリーや周辺グッズ
有名ライダーたちの貴重なヘルメットまで…









また、「SHOEI Gallery」はその名の通り、SHOEIを採用しているMotoGPやスーパーバイクなどで活躍するプロライダーたちの過去、実際に使用したヘルメットなども定期的に展示!
まさにギャラリー(美術品画廊)の銘に相応しい店舗構成となっている。


SHOEI Gallery FUKUOKA<福岡>
西鉄天神大牟田線の天神南駅からほど近く、非常にアクセスしやすい立地。周辺にはカフェや飲食店も多く、ヘルメット選びの後にゆっくりと過ごす事も可能。仕事帰りや週末の時間を有効活用出来るのも嬉しいポイントだ!
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(編集協力:株式会社SHOEI)






