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ペイントで魅せる4つの個性!ロイヤルエンフィールドの2つのニューモデル発表会に潜入

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

2025年8月26日(火)、ヒルサイドクラブ迎賓館八王子にて、ロイヤルエンフィールドのニューモデルの発表会・特別試乗会が行われた。この会場で用意されたのは、「ロイヤルエンフィールド CLASSIC 650(クラシック・ロクゴーマル)」、それと「ロイヤルエンフィールド GOAN CLASSIC 350(ゴアン・クラシック・サンゴーマル)」の2モデルだ。MotoMegane編集部もお邪魔してきたので、その様子をお伝えする。

目次

華やかな雰囲気の会場をさらに彩るロイヤルエンフィールドの最新モデル

結婚式場にも利用される華やかな会場には、今回用意された「CLASSIC 650」と色とりどりな「CLASSIC 350」が展示されていた。

自由さと気楽さの中にこだわりを秘めたGOAN CLASSIC 350

会場内の中庭に入ると3台の「GOAN CLASSIC 350」がお出迎え。短くカットしたフェンダーや高さのあるミニエイプハンドル、そして鮮やかなペイントがカスタムバイクを思わせる魅力を放っていた。これら3台のモデルネームに冠された「GOAN」とは、「ゴア生まれ」を指す。ゴアは、1970〜1980年代に世界中の旅人を魅了したインド東部の避暑地だ。

その自由奔放な文化と価値観からインスピレーションを受けたというカラーリングは、一度見たら忘れられないような強烈なインパクトを残すもの。

また、ボバーと呼ばれるカスタムのスタイリングもミックス。インド、そして諸説あるがアメリカで生まれた、いずれも人々が「自由」を求めた文化を表現したユニークなアプローチが行われている。

GOAN CLASSIC 350の心臓部にはロイヤルエンフィールドの350モデルに搭載しているものと同じ、349ccの空冷単気筒SOHCエンジンであるJシリーズを搭載。

5速ミッションで最高出力は14.9kW(約20ps)と控えめながら、ロングストロークエンジンならではの豊かなトルク感を発揮する。「気軽、そして気楽なクルージングを楽しんでほしい」とは、プロダクトマネージャーのグレン・コーベット氏の談。

スピードメーターの中央にはギアポジションや燃料残量などを表示するデジタルディスプレイを配置。さらにスマートフォンアプリと連携して目的地までの方向と距離を表示する簡易型ナビゲーションシステムも標準で装備されている。

左グリップ周りにはUSBタイプC充電ポートも標準装備。走行面ではブレーキは前後ともに油圧ディスク、前18インチ・後16インチのスポークホイールにはチューブレスタイヤを履くなど、見た目はレトロだが装備は現代の水準にしっかりとあわせている点がうれしい。

「まずはのんびり走ってバイクの楽しさを知っていきたい」という初心者ライダーにやさしいモデルであることははもちろんだが、手作業で描かれるピンストライプや磨き上げられた美しいメッキパーツなど、オーナーの所有欲をくすぐる要素も持ち合わせている。バイク選びにはこだわりを持ちたいというベテランライダーであっても、その魅力に満足できるはずだ。

CLASSIC 650はシリーズ最大排気量で余裕のある走り

そして、こちらが試乗車の用意もある「CLASSIC 650」だ。2024年秋にデビューした同車の2025年モデルが今回用意されていた。

ロイヤルエンフィールドの伝統的なシリーズである「CLASSIC」、そのシリーズでもっとも排気量が大きいモデルがこのCLASSIC 650となる。648ccの空冷並列2気筒SOHCエンジンを搭載し、組み合わされるトランスミッションは6速。最高出力は34.6kW(47ps)で、ロイヤルエンフィールドのその他の650ccモデルと共通のエンジンだが、CLASSICシリーズ専用のチューニングが施された。

サーキットやワインディングでコーナリングを楽しむようなキャラクターのバイクではないことは明らかだろう。手前に引いたハンドルグリップやサドルシートを思わせる“フローティングシート”など、ゆったりとした姿勢で気楽・気軽に乗ってほしいというメーカーの意図が伝わってくる。

尚、今回発表された2モデルについては、後日試乗レビューを公開するので、車両の詳細はそちらでもチェックして欲しい。

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