
オーヴァーレーシングプロジェクツは、今年の東京モーターサイクルショーで、同社のパーツ開発技術力とチャレンジ精神を現したブース展開を行い、レーシングマシンとともに、電動の月面探索バイクも展示。また「楽しく、カッコよく、そして安全に」のポリシーをアピールするため、初めて同社のカスタムバイクに触れて乗車できるように設置。CB1000F、Z900RS、XSR900 GP、Monkey125の4台が展示された。ブース内では熱心なファンから家族連れまで来場者の笑顔が絶えなかった。
今年のブーステーマは「チャレンジ&ファントライアル」。月面探索電動バイクと筑波サーキット専用レーシングマシンも展示
今年のオーヴァーレーシングプロジェクツのブースは、昨年からさらにアップデートし、気軽に楽しんで同社製品に触れて乗ってもらうコーナーをメインに、背面にレーシングマシンと月面探索電動バイクを展示。スポーツ派ライダーだけでなく、家族連れでブースを楽しむ姿も多く、例年以上に盛り上がった。







創業から2年目の1984年に鈴鹿8耐に出場し、翌年にはオリジナルフレームのOV-01を出場させ、コンストラクターとしての活動も開始したオーヴァーレーシングプロジェクツ。レース活動を通じてカスタムパーツの開発のみならず、オリジナル・バイク制作まで行い、チャレンジ精神と高い技術力でモノづくりだけでなく、地域貢献やバイク文化の活性化にも取り組んでいる。
同社のマフラーをはじめとした高性能カスタムパーツはスポーツ派ライダー垂涎のアイテムとして知られるが、最近では筑波サーキットのサンデーレース『Taste of Tsukuba』への参戦や、電動の月面探索バイクの制作でも注目を集めている。今年の同社のブースはその多面的な展開をアピール。
正面ブースは最新バイクのカスタム車両を、同社ブースでは初となる跨がれるように設置。
背面には同社が車体設計・製造部門として関わった月面探索電動バイク「Luna-1」と、筑波サーキットで開催される「Taste of Tsukuba」の最高峰クラス・HERCULESで戦うOV-43を展示。それぞれのバイクの背景にもこだわり、記念写真を撮る来場者で賑わっていた。

車両にまたがる順番待ちに親子連れも多数


「楽しく、カッコよく、そして安全に」のポリシーをアピールするため、初めて同社のカスタムバイクに触れて乗車できるように設置。昨年までブースに訪れる人は熱心なファンやモータースポーツ、スポーツバイクに関心のあるライダーが多かったが、今年は家族連れも多く、笑顔やピースサインで写真に収める光景が目立った。
「今年は各イベント出展を控え、東京モーターサイクルショーに注力しました。前年度からスペースを2倍にしてスタッフも大幅に増員しています。これまでは開発中の参考出品が多く、観てもらうことが主流でしたが、今回は車両に触ってまたがって楽しんでもらえるような展示を行いました。レース車両や月面探査車は触れられないのですが、車両は触ってまたがり、パーツも手にとってみられるような展示を行っています。
そして、今回力を入れたのがZ900RSとMonkeyのカスタムです。あえてルックスを揃えて、メガホンマフラーに白ホイールを装着しました。見比べて楽しんで頂ければと思います。メインのバイクとサブのバイクのルックスを揃えて楽しむのもいいと、当社の提案です。Z900RSに付いているパーツで未発売はマフラー、Monkeyはマフラーが未発売でカウル類は参考出品ですが、今回の反響によって商品化も考えています。
もちろんCB1000Fも話題の車両なので、コンセプトや開発ストーリーを作って車両を製作しています。1月末納車から今回のモーターサイクルショーに間に合わせるために急ピッチで制作しました。4月末をめどに商品化されていき、最初はスイングアームからリリースしていく予定です。」(事業部 営業課 髙田了輔さん)
参考出品パーツが多数装着された、乗車できるマシンを展示
ブースで乗車できる車両はCB1000F、Z900RS、Monkey125、XSR900 GPの4台が展示されていたが、開発中のパーツが多数装着されていたことも注目だ。特にZ900RSとMonkey125はフェイスやカラーリングを揃え、メインとサブバイクのカップリングを提案していたことが注目を集めていた。また、発売されたばかりのCB1000Fも早々にコンプリート仕様を制作。車両購入予定者がスタッフに熱心に質問する姿も目に付いた。

メガホンタイプの4-1マフラーに注目
Z900RS試作コンプリート




Z900RS用のパーツはすでに多くのパーツが販売されているが、マフラーとホイールは未発売。参考出品のフルチタンのメガホンタイプマフラーは、ノーマルよりシェイプされたスタイリッシュなデザインが魅力。車両に装着されていた6本スポークホイールと10本スポークホイールは開発予定。スイングアームは5月中に発売予定だ。
Z900RSとのカップリング提案
Monkey125



Monkey125のハーフカウルは参考出品で発売は未定だが、反響次第では制作を検討するそうだ。Mini用のTYPE9/10スイングアーム(スタンドフック付き)も新規ラインナップ。上記のZ900RSと自宅ガレージに並べて、休日は眺めて楽しみたいという来場者の声も多かった。
スイングアームの発売は6月中予定
CB1000F



注目のCB1000SFのパーツで発売されているのはタンデムステップスライダー(28,600円)のみだが、スイングアームをはじめ、6月頃から続々と発売される予定。今回の参考出品パーツの中でまず初めに発売予定されているのがスイングアームだ。
アルミ製スイングアームをはじめ、製品のクォリティの高さが体感できるよう配慮
パーツの展示も、実際に触って、その質感や軽さを実感できるよう配慮されていた。特に同社が得意とするスイングアームやホイールなどは、軽量で剛性の高さに来場者が驚く光景も見られ、またがることのできる車両展示とともに、直に体感できる取り組みが好評だった。


(編集協力:株式会社オーヴァーレーシングプロジェクツ)








