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MIRAXの可倒式ミラーが、オフロードバイクユーザーにとってメリットだらけの理由とは

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

目次

ミラーはバイクにとって意外と重要なパーツ

テストしたのはオフロード用可倒式ミラー。丸型アジャスター起点に180度の回転ができる。

バイクにおけるミラーの存在は非常に大きい。小さいパーツながら後方を確認するという重要な役割があり、もしミラーが装着されていなかったら公道は走れない。またデザイン的にも重要で、例えばミラーがないバイクはどこか歯が抜けたようになり、逆にデザインのいいカスタムミラーだと、それだけでぐっとバイクのルックスが上がる。

MIRAX(ミラックス)はカスタムジャパンが展開するオリジナルのミラーブランド。そのこだわりは純正パーツに迫りつつも、純正とはまた違ったカスタム気分も味わえること。さらには全体的にリーズナブルな価格帯で、コストパフォーマンスが高いのも魅力だ。

角度が自由に変えられる汎用性の高いミラー

シンプルな作りで取り付けも簡単。価格は2本セットで2670円(税込)とかなりリーズナブルだ。

今回テストしたのは、オフロード用可倒式ミラーという製品だ。一番の特徴は、アームの支持部にクリック式の円形アジャスターを装備していること。このアジャスターのおかげで、ミラーを180度の範囲で調整することが可能だ。また、先端のミラー本体は360度回せるので、下部のアジャスターと合わせるとかなり自由な調整が可能だ。

本体は中央部で分割できる。先にベースを取り付け、
後からミラー部をつけられるなど、柔軟性が高い。

取り付けはいたって簡単

ノーマルミラーを外し、まずは本体をねじ込む。ネジ系は10mmの正ネジだ。

このミラーのネジ径は10mmで、左右とも装着は右に回す「正ネジ」を採用している。
まずノーマルミラーを外したら、本体をねじ込む。ある程度まで入れたら、バイクにまたがって適切な位置で14mmのスパナを使い根本の調節ナットを締めこんで固定。あとはアームの中央部にあるナットでミラーの角度を任意で固定する。ここも14mmのスパナだ。最後にミラー本体で後方の視野を調節するといった具合だ。

※装着する前にまず自分のバイクのミラーが10mmのネジ径のものか確認しよう。国産バイクのほとんどが10mmだが、原付は8mmもあり。輸入車などは同じネジ径でもピッチが違って入らないということもある。

ある程度までねじ込んだら、乗車姿勢の位置で合わせ、ナットを固定する。
使用しているスパナは14mmだ。
ベースが決まったら、中部のナットで、ミラーの向きを合わせる。

アーム支持部の丸いアジャスターは樹脂製で、中にギアの歯が組み合わさっているので、角度を調整する際は「カチカチカチ」とわずかなクリック感がある。これがただ締めるタイプだと、振動で緩むこともあるが、ギア方式なので走行中に緩んでミラーが倒れてくるといったことはまずない(もちろん、中央のボルトがしっかり締まっていることが前提で)。

このアジャスターがカチカチというクリック感と共に180度の範囲で回る。
ミラー部の動きもフレキシブルで、調整範囲は広い。根元にダストブーツがあるのもポイントだ。

ホンダCT125ハンターカブに装着してみた

マットフレスコブラウンの車体にはとにかく黒いパーツが似合う。
このミラーでより無骨感が増した。

今回はホンダのCT125ハンターカブに装着してみたが、ノーマルよりも少し短く、ミラーの軸が太くなったので無骨なイメージが増した。しかし、短くなったからと言って後方が見えにくいことはまったくなく、ノーマルよりもミラーを外側に倒せば、より後方が見えるようになった。その一方でミラーがやや低い位置にくるので、目線の移動量は大きくなってしまう。そこはユーザーが好みの位置を割り出せばいいだろう。

また車体をぐっと壁に寄せて駐車したり、共用の狭い駐輪場などでは、この折り畳み機構が有効的。さっと畳めば瞬時に車幅を狭くできるからだ。

ハンターカブとの違和感は皆無。ただ根本のネジとナット部にはブーツが欲しかった。

ちなみに、保安基準では「バイクの左右外側線上50mの交通状況が確認できること」という項目があるが、当然これも問題ない。

ついでに紹介すると日本の保安基準では、バイクのミラー鏡面面積は、69平方センチメートル以上必要。円形の場合は、直径94mm以上150mm以下が保安基準の適合サイズで、ハンドルの中心から280mm以上外側に取り付けることも定められている。
※2007年1月1日以降に製造されたバイクと、2005年1月1日以降に型式を認定されたバイクが対象(それ以前に製造されたモデルには鏡面の大きさ【面積・直径】の規定がない)

もちろん、このミラーは全ての保安基準をクリアしているので、車検も通るし、街中でお巡りさんに指摘されるような心配もない。

この可倒式がオフロードライフで生きてくる

林道のダートに入る前で内側に倒しておけば、枝がひっかからず、
転倒してもミラーが割れる心配は少ない。

なぜ、この製品がオフロード用とうたっているかと言えば、それはまさに可倒式だからだ。
ツーリングで実際に林道へ入ると、道の両脇から木の枝やツタ、草が覆いかぶさるように道にはみ出してきていることが多い。そういったときに最初にぶつかるのがミラーで、そのひっかかりが原因で転倒する事例もある。だからオフロード好きなライダーは、林道に入る手前でミラーをハンドルの中心部へと倒し、ミラーが引っかからないようにするのだ。

もし転倒したとしても、ミラーを内側に倒してあれば、地面に干渉して割れることも防げるというわけ。

普段筆者はノーマルよりも短いミラーで林道を走っていたが、
短いと視野が狭いのでこの可倒式のほうが、メリットは多いと感じた。

また、中にはバイクをトランスポーターに積みこんで現地まで移動し、そこでバイクを降ろして林道を楽しむというライダーも多い。そのトランスポーターへの積載の際にも、折りたためないミラーだと車の天井に当たってしまうので、外す必要がある。この可倒式ミラーならいちいち外す必要がないから、その点でも非常に便利なのである。

コストパフォーマンスも非常に高い

こちらは、MIRAXの「Z2タイプミラー 正ネジ10mm 左右セット ブラック」
左右のセットでしかもアームが長短2種類。
これで価格が2180円(税込)というのだから驚きだ。

上記のように交換が簡単で、調節範囲と視野も広く、そしてオフロードバイクユーザーにとっては、メリットがたくさんあるこのミラーだが、左右2本セットで2670円(税込)というリーズナブルな価格帯であることも大きなメリットだ。
これなら複数のオフロードバイクを所有しているライダーも、全車に装着できる価格帯ではないだろうか。
ちなみに同ブランドには40種類以上のラインナップを誇るが、中には「純正品よりも安いんじゃないか」というほどリーズナブルな製品もある。
MIRAXで、気軽に愛車の雰囲気を変えて楽しく安全なバイクライフを!

オフロード用可倒式ミラー製品概要

オフロード用可倒式ミラー10mm正ネジ 左右セット ブラック
価格:2670円(税込) ※2025/2/20現時点の価格
適合互換規格:左右正ネジ10mm
対応メーカー:ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ、汎用
材質:プラスチック、スチール
セット商品:2本(左右セット)
仕様:鏡面 直径約10cm

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