バイクツーリングの目的地や休憩スポットに最適な『道の駅』。2024年8月現在、日本全国に1221の道の駅が登録されています。規模も大小様々で、施設内容も千差万別。だからこそ、ついつい寄ってみたくなる魅力があります。
そんな道の駅をモトメガネでは毎月数カ所取り上げていますが、今回はその中でも『シーサイドロード』に着目して5カ所を紹介します。
さらにそんなバイクツーリングで便利なナビゲーションアプリも後半で取り上げています。
ツーリングマップルの情報をルート案内中に提案してくれるという超便利なもの。ツーリングの楽しさをより広げてくれることは間違いなし!!
ツーリングでシーサイドロードを楽しめる道の駅
1. 北海道:道の駅 上ノ国もんじゅ
海岸線を通るR228に面しており、アクセスは抜群。海に面した高台から青い日本海の眺望を楽しめる景観抜群な道の駅です。その美しい景観で、北海道ウォーカーの「絶景感動部門」で金賞を受賞した経歴もあります。駅入り口ではドラゴンをモチーフにした上ノ国町のゆるキャラ「カミゴン」が出迎えてくれますよ。
建物周辺には公園や散策路が整備されており、眺望を楽しみながらのんびりと過ごせます。日中の青い海はもちろん、夏の水平線に沈む夕日は特に絶景。また、散策路を進むと崖下に続く階段があり、海面近くまで降りることができます。崖下では、龍灯伝説が残る「神の道」を見ることもできますよ。
2. 新潟県:道の駅 笹川流れ
新潟県最北端の道の駅。国道345号線沿いに位置しており、アクセスは抜群。目の前が日本海に面していて、澄んだ海と青松、白浜の美しい景観を見られる「笹川流れ」というロケーションが有名。笹川流れの夕日をテーマとしていることから、道の駅の看板デザインは夕日となっています。
JR羽越本線「桑川駅」併設型の道の駅でもある一風変わった道の駅。観光列車「海里」の停車駅にもなっているため、見たい場合は事前に時刻表をチェックしてから訪れるのがおすすめです。
また、1階のカフェではソフトクリームやオリジナルコーヒーなどのドリンク、地元産山ブドウを使ったドリンクやサンデー、軽食でフィッシュバーガーやおにぎりなどを提供しています。窓際にカウンター席が用意されているので、海を眺めながらの食事もできますよ。
3. 千葉県:道の駅 保田小学校
房総半島の西南、県道34号線沿いに位置。廃校となった小学校を活用した道の駅で、建物の外観は小学校そのもの。運動会の表彰台や跳び箱、二宮金次郎像、教室には黒板や机とイスなどがそのまま残っており、小学校の懐かしい雰囲気を感じられる場所となっています。
旧校舎を利用した建物1階には観光案内所や飲食店などが入り、給食スタイルの食事を楽しめる食堂や、地元食材を使った薪釜焼きピザ、中国料理店、パイ生地仕立てのオリジナルシュークリームなど、さまざまなグルメを楽しめます。離れにあるカフェでは、自家製のアジフライを挟んだバーガーや、給食で定番だったあげパンやソフト麺の給食メニューも食べられます。
4. 鳥取県:道の駅 神話の里 白うさぎ
国道9号線に面する「白兎海岸」のすぐ目の前にあり、看板には白うさぎが描かれ、敷地内には「因幡の白うさぎ」にちなんだ像が建てられています。道の駅2階のテラスは歩道橋に繋がっていて、国道を渡って海岸側に行くことが可能。歩道橋からの眺めが抜群で、日本海を一望できるビュースポットとなっています。
駅名にあるように、神話や白うさぎをモチーフにした内装デザインが特徴。「因幡の白兎」の物語や絵が壁に書かれたり、情報コーナーの一角では2代目駅長の白ウサギ「縁」が飼育されています。愛らしい姿で、訪れる人の癒やし的存在となっているのだとか。
5. 大分県:道の駅 かまえ
大分県南東端にある佐伯市の蒲江漁港の前に位置する道の駅。国道388号線に面し、東九州自動車道の蒲江ICから約5分の場所です。2019年のリニューアル以降は『Buri Laboratory』という名が加わり、ブリ料理を満喫できる道の駅に生まれ変わりました。建物の軒下には緋扇貝(ヒオウギガイ)を飾ったカラフルな浮き球が下げられており、南国風の雰囲気を味わえます。
道の駅施設は、直売所とレストランからなるシンプルなつくり。直売所の隣には生け簀(いけす)があって、鮮魚や特産の緋扇貝をなどを販売しています。直売所には鮮度抜群の魚介類やすり身、干物などの加工品のほか、ブリカマの燻製、毎週木曜のみ店頭に並ぶ「かまえぱん」など、この地ならではの商品も豊富。地酒やクラフトビールなど、お酒もたくさんそろっていますよ。
周辺情報を教えてくれるから寄り道が楽しい!
ナビゲーションアプリ『MOTTO GO(モットゴー)』
バイクツーリングの楽しさは目的地へ行くまでの道のりにある、と言っても過言ではないだろう。
「何気なく走ったところの景色が最高だった」
「行く先々の場所や道のりで偶然起こる新たな発見があった」
「たまたま雨宿りした定食屋のご飯がすごくおいしかった」
自由気ままなツーリングだからこそ出会える瞬間がある。
そんなツーリングに欠かせないのがスマートフォンで使うナビゲーションアプリだ。一般的なナビゲーションアプリは目的地への最短ルートを提案するのがほとんど。せっかく楽しい瞬間が、少し道から外れたところにあったとしても、それに気がつかずに通り過ぎてしまう……。
それでほんとにいいの?
ライダーのバイブル『ツーリングマップル』の情報が、ナビゲーションアプリで体験することができる?!
パイオニアからリリースされているツーリングナビゲーションアプリの『MOTTO GO』は走って楽しい道をオススメとして提案してくれるのが大きなポイント。昭文社、マップル、ゼンリンなどのパートナー企業と連携し、各社の強みを活かした情報を提供しているのが大きな強みだ。
ツーリングマップルはバイクツーリング向けに作成されたマップとして有名だ。この地図には、走って気持ちのいいルート、地元の名産品、林道情報などツーリングで欲しい情報が掲載されている。その情報をナビゲーションアプリの『MOTTO GO』で得られるから、ツーリングをもっと充実したものにしてくれる!
リーズナブルに始められる料金体系
『MOTTO GO(モットゴー)』の料金コースは3種類。月に一回ぐらいしかツーリングに行けないようなライダーでも気軽に使えるのはありがたい!
ツーリングマップルの情報を取り入れ、ルート案内、渋滞情報、取り締まり情報、未舗装情報を通知してくれるなど、バイクに特化した内容もライダーにはうれしい機能だ。
曲がるポイントが遅かった……をなくしてくれる!
ナビを使ってバイクで走っていると、なかなか画面を見られないことから、曲がるポイントを行き過ぎたり、逆に早く曲がってしまったり……ということがある。
そんなライダーならではの悩みを、
「3つ先の信号を左です」
「2つ先の信号を左です」
と音声でカウントダウンしてくれるのだ。
パイオニアのカーナビで培った分かりやすい案内表示を、さらにバイク向けに調整している。
お気に入りの場所にメモを登録可能!
登録した場所に近づくと音声で通知!
思い出の場所や行きたいお店のリマインダー音声通知として活用ができる。
バイク用に特化した機能は他にも満載!
バイク向けナビゲーションアプリでツーリングにGO!
●対象端末:iOS(Ver 14.0 以降)/Android(Ver 9.0 以降)対応のスマートフォン