軽快さから圧倒的パフォーマンスまでを一線で貫く、ストリートファイターの系譜であるKTMの「DUKEシリーズ」。
今回、教習所で日々バイクと向き合うバイクのプロ＝インストラクター2人が、「KTM 390 DUKE」と「KTM 990 DUKE」の乗り味を実走チェック！2台の“乗り味”を分析し、インストラクターならではの視点で初心者にも分かりやすく語ってもらった。
また、免許取得真っ最中の教習生たちにも実際にマシンに跨ってもらい、リアルな第一印象を聞いたところ、「軽っ!?」「想像より足着きがいい」「カッコいい欲しい…」と次々に素直な声が飛び出していた。
走りのプロも、これからライダーになる人も揃って魅了したKTMのDUKEシリーズ。教習所での生の声だからこそ分かる「本当に扱いやすいバイク」の姿に迫ってみよう！
教習所の指導員がKTMの足着き性と乗り味をチェック
ライディングの基本を熟知する武蔵境自動車教習所のインストラクター2名が、KTMのネイキッドモデル「KTM 990 DUKE」と「KTM 390 DUKE」に試乗。その足着きやハンドリング、乗り味をプロの視点で語ってもらった。
教習所のプロ2人が共通して語ったのは「積極的に操ることが楽しい」という点。「KTM 990 DUKE」は力強さと安定感、「KTM 390 DUKE」は軽快さと鋭いレスポンス。それぞれが個性を持ちながら、どちらも純粋に「走る楽しさ」を味わえるモデルだった。
KTM 990 DUKE × 三田インストラクター：KTMらしい「積極的に操る楽しさ」が体感できる1台
三田さん「ハンドル位置がやや低めで、自然と前傾になるポジション。最初は“攻めた”姿勢に感じましたが、フロント荷重がしっかり乗るので、コーナリング中も安定している印象です」
街中での取り回しは若干重さを感じるものの、ツーリングやサーキットといった「走るシーン」ではその安定感がむしろ武器になるという。
三田さん「低速ではややトルクの細さを感じる瞬間もありますが、ハンドリングは素直。しっかりと荷重をかければ、思い通りに曲がってくれる。ライダーの操作に対して応えてくれる感覚が強いですね」
KTM 390 DUKE × 横山インストラクター：操作に慣れてくるほど、ライダーをどんどん楽しませてくれる1台
横山さん「普段は250ccのオフロードバイクに乗っていることもあり、さほどエンジン回転数を上げて走ってないんです。でも、この390 DUKEは回転を上げて楽しむバイクなんですね。エンジンをしっかり回してあげると、一気に走りが軽くなります！」
スロットルの操作感は軽く、レスポンスはスムーズ。小排気量ながらKTMらしい「元気な走り」を楽しめるという。
横山さん「ストリートファイター的な上体が起き気味のポジションで、ハンドリングは軽快。足着きは身長150cmの私だと少し厳しかったけど、取り回しは軽く、エンジンを回していくと安定感も増して、怖さはまったくなかったです」
実車に跨って大興奮！教習生の跨りリアル・ボイス
武蔵境自動車教習所に通う教習生に実車に跨ってもらい、足着き性／引き起こし時の重さ／ポジションなどを確かめてもらった。
跨り体験で用意されたモデルは、KTM 390 DUKE／KTM 990 DUKE／KTM 890 DUKE GP／KTM 1390 SUPER DUKE R EVOの4台。
大型自動二輪免許取得中の人だけでなく普通自動二輪免許取得中の人も、「KTM 990 DUKE」や「KTM 890 DUKE GP」に跨って免許取得後の夢を膨らませていた。もちろん普通自動二輪免許で乗ることができる「KTM 390 DUKE」が跨り一番人気だった。
「KTM 1390 SUPER DUKE R EVO」は、今はまだ跨る勇気が……と言う人でも、じっくり眺めたり写真を撮る人が多いのが印象的だった。
それでは、今まさにバイクの免許を取ろうとして頑張っている教習生たちが、KTMのネイキッドDUKEシリーズどんな印象を持ったのか聞いていこう！
カイさん（180cm／10代）「デザインがカッコいいし、姿勢が楽！」
ツーリングに行きたい！ と免許取得を目指すカイさん。普通自動二輪免許を取得中だが、いつか大型自動二輪免許も取って大型モデルに乗りたいそう。
迷うことなくKTM 990 DUKEに跨り、400ccの教習車と比べて「大型なのにこんなに軽いのか」と驚いていた。また、「ポジションやハンドルも持ちやすいです」と大満足。180cmと高身長なので足着きはいうまでもなく余裕！
こまちょさん（150cm？／40代）「教習車より姿勢が楽＆スタイリッシュ！」
ご両親や旦那さんまで家族みんながバイク乗りということで、こまちょさんも普通自動二輪免許を取得することに。かつて身長を理由に教習所に入所を断られたこともあるという切ない体験をしつつも、今は武蔵境自動車教習所で取得に向けて頑張っているそう。
教習車でも少し足が着くだけで、ハンドルの高さや姿勢は遠く感じて不安だという。だが、KTM 390 DUKEはシート高820mmで片足つま先だけの足着きで不安はあるものの、「ハンドル位置やポジションは気にならず楽！」と驚いていた。
直立状態で片足つま先が届くなら、今後バイクに慣れてくれば、腰をズラすことで楽に停止できるようになるハズ！
バーチーさん（180cm／20代）「やや高い？軽くてスタイリッシュ！」
普通自動二輪免許をとってツーリングに行きたい！ というバーチーさん。180cmと高身長ながら、まだバイクに跨るのは少しおそるおそるという姿が印象的だった。
教習車（教習車仕様のNX400）のシート高 （790mm）を低いと感じるがゆえか、こちらが見ている分には余裕の足着きだったが「KTM 390 DUKEはやや高く感じる」そうだ。
また、教習車の取りまわしをやや重く感じており、「KTM 390 DUKEは取りまわししやすそう」とその軽さに驚いていた。
ワタナベさん（178cm／20代）「かっこいい！ スーパーロケット！」
友人がバイクに乗り始めたので、一緒に楽しみたい！ と大型自動二輪免許を取得中のワタナベさん。普段からバイクによく乗っているいうだけあって、KTM 990 DUKEにもすっかり馴染んでいた。
とくにKTM 990 DUKEが気に入ったようで、「KTM 1390 SUPER DUKE R EVOと似ていてカッコいい！」「重さや取りまわしがめっちゃ軽い！」と驚いていた。足着きは展示された全てのモデルで余裕で、教習車は足着きが良すぎて窮屈そうなほどだった。
KTM 390 DUKEにも跨り、やはりどちらも「ハンドルが楽だけど絞りが少ないかも……」と感じつつも、「これが80万円ちょいで買えてしまうのはスゴイ！ライトがメカ感があって好きです！」と興奮していた。
シート高834mmのKTM 1390 SUPER DUKE R EVOでも余裕の両足ベタ着き。「デザインがカッコいい！ 走らせてみたい」
ゴマちゃん（180cm／50代以上）「格好よくて乗りやすそう！」
「老後の楽しみ」として普通自動二輪免許を取得中のゴマちゃんさん。休日にリフレッシュできる相棒として、自分らしさを表現できる趣味としてバイクを楽しんでいきたいそうだ。
180cmと高身長なので、KTM 390 DUKEはもちろんKTM 990 DUKEでも余裕の足着きだった。バイク選びのポイントとして、「車体の軽さや扱いやすさ」「スタイリング」「乗り心地」を重視しているゴマちゃんさんにとって、KTMのネイキッドDUKEシリーズはピッタリ！
Yさん（155cm強？／30代）「990 DUKEがスタイルもカラーも好みです！」
なんとなくクルマやバイクが好きだから……と大型自動二輪免許を取得中のYさん。自分の時間を自分らしく楽しみたいそうだ。
教習車と比べて、「大型でも細身な形状なのでニーグリップしやすいし、見た目より足着きがいい」「ビギナーの人でも扱いやすそうな軽さもオススメですね」と話していた。
また、デザインやカラーリング／車体の軽さや扱いやすさ／足着き／乗り心地／走行性能をバイク選びで重視したいというYさんにとって、DUKEシリーズはまさに「ブッ刺さったモデル」だったようで何度も跨り体験していたのが印象的だった。
KTM 390 DUKEと同じシート高のKTM 890 DUKE GPにもチャレンジ！「大きく見えたけどイケそうです。思っていたより軽い。」
いわまさん（160cm／20代）「思ったより足着きがいい＆色が完全に好み！」
同じ教習生でも実は普通自動車免許を取得中のいわまさん。大型自動二輪免許を持っており、まさかのKTM乗りだった。そもそもバイク免許を取ったのは、親が乗っているのを見ていてカッコよかったからだそう。そしてKTMのカラーリングが好みだという。
KTM 990 DUKEに跨った感想は、「想像していたより足着きがよかった」＆「黒がカラーリングに入っているのがカッコいい！」
長く付き合えて、普段は通勤・通学に使いながら仲間や家族とツーリングに行ける一台として、バイク選びのポイントは「価格／足着きのよさ／乗り心地」で選んだという。
KTM 390 DUKEも「足着きよかった」「取りまわししやすい」「何より軽い！」とのこと。
KTM 390 DUKE：敏捷性と扱いやすさを兼ね備えたモデル
軽量かつコンパクトボディに、ライドモード、コーナリングトラクションコントロール、コーナリングABSなど、ライダーをサポートする電子制御デバイスを搭載した、軽快で頼れるスポーツネイキッド。
軽量かつ高回転域までスムーズに回る元気な単気筒エンジンは、街中でも峠でも扱い易く、またライドモードを変更することでビギナーからベテランまで、レベルに合わせたセッティングが可能。
KTM 990 DUKE：ハイパワーを手の内にできるリッターバイク
「リッターバイク＝重くて怖い」という固定観念を一瞬で吹き飛ばす、異次元の扱いやすさを備えたハイパーネイキッド。見た目からの想像を裏切る軽さとコンパクトさに加え、足着き性の良さが安心感を高めてくれる。
パワーは正真正銘リッタークラスだが、充実した電子制御デバイスにより、街中からワインディングまで自在にコントロールできる。免許取り立てでも問題なく「乗れちゃうリッターバイク」という感動を体感できる。
KTM 890 DUKE GP：お求め易いプライスに改定したスポーツネイキッド
軽量シャシーとバランスに優れた並列2気筒エンジンを中心に、コーナリングABSやトラクションコントロールなどの電子制御デバイスを標準装備する。俊敏なハンドリングと安定感のバランスがよく、走りの気持ちよさを素直に引き出してくれるミドルネイキッド。
パワーは十分ながら、ライドモードの選択により街中からワインディング、スポーツ走行までシーンに合わせてセッティング可能。ビギナーからベテランまで気負わず楽しめる、軽快で扱いやすいモデルだ。125万円というお求め易い価格に改定したことも見逃せない。
KTM 1390 SUPER DUKE R EVO：圧倒的パワーと最先端の電子制御デバイスを誇るフラッグシップ
V型２気筒1350ccエンジンの圧倒的トルクを、セミアクティブサスペンションや進化した電子制御が状況に合わせて最適化。数値の迫力とは裏腹に、走り出すと驚くほど扱いやすく、パワーと安心感を両立させたKTMのフラッグシップネイキッド。
車体は軽快で反応が良く、街中からワインディング、さらにはサーキット走行まで幅広く対応。圧倒的な性能を「怖さのない楽しさ」へと変えてくれるので、高性能モデルに初めて挑むライダーでも余裕をもって向き合える一台だ。
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※キャンペーン実施期間中の対象モデルの新車成約と登録（競技用車輌は納車）が条件。
※クレジットの最大支払回数は60回。
※KTM正規ディーラーの店頭にて、KTM Japan株式会社指定のクレジット会社による審査が必要。
※その他キャンペーンを実施した場合の併用可否は、KTM正規ディーラーにて確認しよう。
【取材協力】武蔵境自動車教習所
JR中央線武蔵境駅から徒歩5分、西武多摩川線武蔵境駅から徒歩6分など駅近に加え、西武バスや関東バスの停留所からも徒歩1分というアクセスに便利な武蔵境自動車教習所。
定休日がなく、平日は21時まで（＊1）教習を行なっているほかオンラインでの学科教習にも対応している。さまざまな部分において、群を抜いて「通いやすい教習所」なのだ。
＊1:年末年始、臨時休業あり。二輪技能教習夜8時まで。土日祭日夜7時まで
武蔵境自動車教習所で取得できるバイクの免許は、普通二輪車（400cc以下）／普通二輪AT車（400cc以下）／小型限定二輪車（125cc以下）／小型限定二輪AT車（125cc以下）／大型二輪車（400cc超）。なお、大型二輪車の教習は普通二輪（MT）免許保持者のみを対象としている。
【武蔵境自動車教習所】
住所：東京都武蔵野市境2-6-43
電話：0120-15-6343
HP：https://musasisakai-ds.co.jp
営業時間：8:00~21:00
＊日曜のみ 8:00~19:00
（編集協力：KTM Japan株式会社）
