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秋のバイクキャンプ・ツーリングに最適。大好評の完全防水サイドバッグに容量拡大仕様が登場!! K3「ウォーター・プロテクト・サイドバッグWP04・WP05」

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

目次

突然のゲリラ豪雨が多い昨今の日本

10月に入り涼しくなってきて、やっと秋のツーリングやキャンプシーズンの到来だ。
しかし、依然として大気の状態は不安定で、突然のゲリラ豪雨に遭遇することも少なくないのが昨今の状況だ。しかもゲリラ豪雨の降り方は尋常ではなく、もしツーリング先で降られてしまったら、ライダーはもちろん、荷物も防水性の高いバッグを装着していない限りは、かなり濡れてしまうことになるだろう。

そういった意味でも近年のツーリングに使うバッグには、高い防水性が求められている。
ところが現在日本に流通している完全防水を謳ったターポリン素材のバッグは、実用性は高いがデザインが味気なく、内容量が少ないと型崩れするものが目立つ。また黒、黄色、赤といったカラー展開が多いのも特徴。アドベンチャーモデルならこういった製品でも似合うが、たとえばホンダ・レブルやGB350、ロイヤルエンフィールド、トライアンフ、ハーレーダビッドソンと言ったクラシカルやスタンダードなモデルには、到底しっくりこない。

高い防水性とデザイン性を両立したサイドバッグシリーズ

そんな状況において、高い防水性とデザインを兼ね備えたサイドバッグが、キジマのK3「ウォーター・プロテクト・サイドバッグWPシリーズ」だ。

このK3とは、老舗のバイク用品メーカーであるキジマがプロデュースする「アウトドア」や「バイク遊び」にフューチャーしたブランドで、バッグを始め、キャンプ用品などがラインナップされている。

本年6月にそのうちのWP02とWP03を当サイトで紹介させてもらったが、今回は新たに大型化されたWP04とWP05の二つのモデルをフューチャーして、その魅力をお伝えしたい。

容量がアップしタクティカルデザインがクールなWP04

本体に加え、フタにもウェビングベルトを装備するWP04。写真のドリンクホルダーはじめ、小物ポーチ、
サンダル、カラビナなど、アイディア次第で様々なものが装着が可能だ。

まずは全体に縫いつけられたウェビングベルトが目を引くWP04から。

もちろんWP04の最大の魅力は、以前紹介したWP02よりも容量が3L拡大され16Lになったこと。この3Lの違いは非常に大きい。

WP04は生地に、完全防水系のバッグではおなじみの「ターポリンPVC」を採用している。なんとこのターポリン素材は耐水圧10000mmという数値を誇る。

しかし表生地はウェビングベルトの縫製のためのミシン穴が空いているので完全防水ではない。
ところが内側に完全防水のインナーバッグを装備しているのだ。

外側のPVCも防水性が高いので2重で防水することにもなる。
ベーシックなブラックはあらゆるバイクとマッチするデザインだ。

つまり2重で防水されているため、どんなゲリラ豪雨に遭っても中身を濡らすことはないだろう。

前述したようにターポリン系のバッグは、中身が少ないと型崩れして不格好な物が多いが、このWP04には開閉するフタを含め、全体にしっかりとした芯材が入っているので、中身が少なくてもかちっとした佇まいを持つ。

またウェビングベルトは、約25mm間隔でベルトが縫いつけられているので、付属するドリンクホルダーやカラビナなどをあらゆる場所に装着することができる。例えば、フタの上にキャンプ用のマットをベルトで外付けするなど、非常に拡張性が高いのも魅力だ。

インナーバッグは、巻き込んでバックルと留める開閉方式なので、ここから浸水する可能性は皆無と言っていい。

ベーシックなブラックは定番の良さがあるが、ウェビングベルトとの相性が抜群なオリーブグリーンは、よりミリタリーな雰囲気が色濃くて男子なら誰もがそそられる。

シックでクラシカルさが魅力のWP05

ダークブラウンのWP05は、マットな質感で一見すると合皮に見えず高級感にあふれる。

WP04がミリタリー的なかっこう良さを持ついっぽうで、シックで高級感にあふれた魅力を持つのがWP05だ。

その要因は、WP05の生地にPUレザーが採用されていることだ。PUレザーとは、人工的に作られた合成皮革の一種だ。だから濡れても本革ほどのメンテナンスを必要とせずにカビなども生えにくいのが特徴。

通常の合皮はテラテラした薄い素材の安っぽい製品が多いのだが、WP05のPUレザーは艶消しで厚みもあり、触るとしっとりとした質感。色も落ち着いたダークブラウンなので高級感がある。

WP05にも防水インナーバッグやドリンクホルダーが付属する。

WP04と同様に、本体側にはウェビングベルトがあるので拡張性が広く、またこちらも内部には完全防水のインナーバッグを装備している。

フェリーへの乗船や、ホテルへのチェックインの際は、この防水インナーバッグだけ
持って入れば、いちいちバッグをバイクから外す必要はない。

同じシリーズのWP03は、容量13Lのため例えばハンターカブや、レブル250などと相性が良かったが、このWP05は容量が16Lと大き目なので、GB350やロイヤルエンフィールドなどの中型モデルから、ハーレーダビッドソンやBMWR18シリーズなどの大型クルーザーでもぴたりとはまる。

16Lの収納力は幅広いシーンで活躍

16Lという容量は、サイドバッグとしては大き目。荷物の多いキャンプツーリングでは大活躍するだろう。

容量が13LのWP02とWP03は、日帰りツーリングで使うレインウエア、携帯工具、モバイルバッテリー、盗難防止ロック、サングラス、シニアグラス、タオル、帽子などがしっかりと入るが、その時点では余裕はほぼない。

しかしプラス3Lあると、お土産や急に増えた荷物なども収納する余裕がある。

またキャンプツーリングでも大活躍間違いなし。
椅子やテーブル、バーナー、ケトルなどがすっぽり入り、もし二つ購入し32Lの容量を得れば、寝袋、マット、テントなど、ソロ用のキャンプ道具を、かなり収納することができるだろう。
北海道や九州などへロングツーリングするなら大型シートバッグと合わせればかなり重宝するはずだ。

取り付け方法も2通り選べてとっても簡単

付属する取り付けパーツ。上がÝ字ベルトで、下がループ式ベルト。
2種類の取り付け方法で、ほぼすべてのバイクに装着可能だ。

いずれのバッグも、バイクへ装着するには二通りの方法がある。
一つはバックルのついた短いループ式固定ベルトをバイクのキャリアなどに通してから本体の3カ所のバックルに接続する方法。

ループ式固定ベルトで、キジマ製アシストレール(左側用¥6,820税込)から吊り下げたパターン。下部はタンデムステップなどに固定する。
本体側のバックルは左右と中央の3カ所にある。

もう一つは、Y字型のシート固定用ベルトをシートの下に通し、やはりバックルに接続して装着。あとは本体下部のDリングに細いベルトを通して、タンデムステップなどに接続し、上下で固定すれば完成だ。

Y字固定ベルトで、タンデムシートの下側を通して巻いて固定するパターン。
任意の高さに調整できるのがうれしい。

装着の際に注意したいこと

本製品に限らずサイドバッグ装着の際は、中に荷物を入れると本体下部が車体の内側に入り込み、後輪やサイレンサー、サスペンションに接触してしまうことがある。

走行中の後輪やチェーンにバッグを巻き込んでしまったり、サイレンサーに触れて溶けてしまったら大事故につながる可能性もあるので、装着の際は、サイドバッグサポートなどを併用して必ず本体が内側に入り込まないよう徹底してもらいたい。

サイドバッグを装着の際は巻き込み防止で、こういったサイドバッグサポートの装着を推奨する。
写真はキジマ バッグサポート ブラック メグロS1、W230用 ¥6,600(税込)/左右それぞれ

幅広いラインナップとカラー、その希少性

この「ウォーター・プロテクト・サイドバッグWPシリーズ」は、WP02(13L)、WP03(13L)、WP04(16L)、WP05(16L)と4アイテムをラインナップしている。それぞれカラーが2色あるので、全部で8種類のバッグが存在することになる。

高い防水性とデザイン性を兼ね備えるバッグは非常に稀だ。とくにそれがサイドバッグとなると、広いバイク用品の世界を見渡してみてもなかなかない。

そういった観点でこのシリーズは、実用とルックスを見事に具現化した貴重な存在であるということだ。愛車にこのバッグを装着し、日常生活からロングツーリングまで、その魅力を存分に味わってほしい。

K3 ウォーター・プロテクト・サイドバッグ WP04・WP05スペック

K3 ウォーター・プロテクト・サイドバッグWP04
●価格:¥14,300(税込)
●素材:ポリエステルターポリンPVC
●サイズ:290(H)×430(W)×130(D)mm
●容量:16L
●カラー:ブラック、オリーブグリーン
●付属品:防水インナーバッグ、Y字型シート固定用ベルト、3点止ループ式固定ベルト×3、下部用装着保護ベルト×2、ドリンクホルダー

K3 ウォーター・プロテクト・サイドバッグWP05
●価格:¥15,950(税込)
●素材:ポリエステルPUレザー PVC
●サイズ:290(H)×430(W)×130(D)mm
●容量:16L
●カラー:PUブラック、PUダークブラウン
●付属品:防水インナーバッグ、Y字型シート固定用ベルト、3点止ループ式固定ベルト×3、下部用装着保護ベルト×2、ドリンクホルダー

(編集協力:株式会社キジマ)

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