ロードレースに参戦しているチームから圧倒的な支持を得ているJ-TRIPのメンテナンススタンド。
東京モーターサイクルショーでは、さまざまなタイプのJ-TRIP製メンテナンススタンドが展示されていたが、そのブースの一角で発表されたのが「MORIプロジェクト」の第一弾となるモリファッションバーだ。
これは、タンデム時につかみやすく、荷物の固定にも役立つ実用性を備えながら、車両のスタイルまで引き立てる“機能美”パーツ。かつてCBX400Fで支持を集めた名作が、40数年の時を超えてCB1000F用として復活したと聞けば、気にならない旧車・ネオクラファンはいないはずだ。
注目のモリファッションバーをはじめ、チェーンメンテにも活躍する定番のメンテナンススタンドを含めて見ていこう!
J-TRIPのメンテスタンドは、安全・安心にこだわりすべて日本製

「日本製の底力を見せつけたい!」という思いが込められたJ-TRIPのメンテナンススタンドは、すべて安心・安全の日本製。
そうしたJ-TRIPの製品作りは、ロードレースに参戦しているレーサー用としても圧倒的な支持を得ているだけでなく、洗車や日常のメンテナンスでも使いやすさが高く評価され、バイクショップやバイク用品店のPIT、街乗りやツーリングがメインのライダーからも支持されている。


後輪をスタンドアップする「ロングスタンド」、前輪をスタンドアップする「フロントスタンド」といったメンテナンススタンドをメインに、ホイール脱着時に抜いたアクスルシャフトを一時的にキープできる「アクスルシャフトホルダー」、楽にビード落としができタイヤ交換の作業効率を高める「ビードブレーカー」など、J-TRIPは足まわりのメンテナンスに関わるアイテムを幅広く手がけている。また、初めてでも一人で簡単にスタンドアップできる「はじめてスタンド」もラインナップし、ビギナーも安心・安全に使用できるのもJ-TRIP製品の特徴となっている。さらにJ-TRIP森社長自ら製品の実演紹介もあり、多くのギャラリーを集め、J-TRIPブースは大盛況だった。
FUNCTION & FASHION(機能美)をコンセプトにした「MORIプロジェクト」が始動!

J-TRIPは、汎用性の高いスタンドなどをメインとした特殊工具を製造している森製作所のブランド。そのJ-TRIPというブランドを立ち上げてから初となるアクセサリー的なパーツ、「モリファッションバー」がホンダCB1000F用として開発され、東京モーターサイクルショーで発表された。
今から43年前、ホンダCBX400Fが大人気だったが、CBX400Fにはタンデムライダーがつかめるタンデムグリップや、荷物の固定に便利な荷掛けフックが装備されてなかった。そこでタンデムグリップや荷掛けフックが欲しいという要望に応え、しかもそれをカッコよくデザインする「FUNCTION & FASHION(機能美)」というコンセプトで誕生したのが「モリファッションバー」だ。
「モリファッションバー」は大人気となったが、その後のレプリカブームの頃に衰退。しかし、40数年の時を超えてホンダCB1000F用として復活。J-TRIPのスタンドとは異なるMade in JAPANらしい高品質のアイテムを今後も展開していくために始動したのが、「MORIプロジェクト」なのだ。
CB1000F用で「モリファッションバー」が復活
社長自らのメンテナンススタンド実演紹介も人気となっているJ-TRIPブース。さまざまなタイプのメンテナンススタンドに加えて、今年は新製品の「モリファッションバー」がCB1000Fに装着されて展示された。数ある製品の中から注目のアイテムを紹介していこう。
商品①
機能とデザインを融合し高品質にこだわった
モリファッションバー

「FUNCTION & FASHION(機能美)」をコンセプトとして、CBX400F、Z400FX、VT250など、車種毎にデザインを変えて開発されていた当時のモリファッションバー。CB1000Fが登場した際、燃料タンクの大きさと比べるとシートカウルが細く見えたこともあり、たまたまVT250用モリファッションバーを合わせてみると、マッチングのよさは予想以上だったという。「それなら本気で作ってみよう」ということで、40数年の時を超えてスタートしたのが「MORIプロジェクト」なのだ。



CB1000F用モリファッションバーのフレームは鉄、タンデムグリップは砂型の鋳造アルミ。設計は最新技術で行ないつつ、できるだけ当時の工場に作業を依頼し、しっかりした砂型や堅牢なメッキ処理など日本製らしい高クオリティを実現している。発売は4月末頃から、価格は6万円前後となる予定。東京モーターサイクルショーで発表されたのは開発中のもので、仕様変更する場合もあるとのことだ。
商品②
初めてでも一人で安心してスタンドアップできる
はじめてスタンド

センタースタンドがないと、コストダウンや、エキゾーストパイプやマフラーのデザインの自由度が上がるメリットがある。その反面、エンジンオイルやチェーンの交換といったメンテナンス作業や、洗車もやりにくくなる。そうした日常的なメンテナンスや洗車の作業効率を高めてくれるのがメンテナンススタンドだ。ただ一般的なメンテナンススタンドは、車体のバランスに注意してセットしないと転倒させてしまう危険性がある。その転倒を防ぎ、一人でも安心してスタンドアップできるように開発されたのが「はじめてスタンド」だ。
手順① シャフトを通してスタンドとバイクの一体感をUP

8mm以上の穴が貫通している中空タイプのリヤアクスルシャフトを採用している車両に使用できる。まずはアクスルシャフトとスタンドの穴の位置を合わせて、車体右側からシャフトをしっかり差し込む。車体とスタンドの一体感が増すので、車体のバランスが崩れにくくなる。*片持ちスイングアーム車は不可。
手順② フロントブレーキを掛けて車体を安定

次にフロントブレーキをかけたままの状態にして、車体が不意に動かないようにする。今回は「ブレーキレバーロック」を使用した。価格は660円。
手順③ ハンドルを左に切って転倒を防ぐ

そして、ハンドルがフルロックするまで左に切る。こうすると車体のバランスが崩れたとしても、構造上、車体は左に倒れようとするので、サイドスタンドで転倒を防ぐことができる。
手順④ ゆっくり直立させれば、誰でもスタンドUPできる!!

車体の左側、ナンバープレートの横に立ち、車体をゆっくり直立させてスタンドの車輪を両側とも地面に接地させる。スタンド最後部のパイプを軽く踏み込めば、後輪をスッとスタンドアップできる。ホイールの着脱はできないが、ホイール清掃、チェーン調整・注油が大幅にしやすくなる。価格:2万2418円。
商品③
幅広い車種に対応できるフォークスタンドは25年のロングセラー

左右のフロントフォークの底に8mm以上の穴が開いていて、フロントホイールが16~18インチの車種に使用できるスタンド。フロントフォークの穴に差し込む部分のボルトで幅と高さを無段階に調整でき、フロントフォークの左右で高さが異なる車両にもフィットできるのが特徴だ。
手順① スタンドと穴の位置を調整

左右のフロントフォーク間の幅と高さに合わせて、フォークスタンドのボルトを調整する。
手順② フロントタイヤをまっすぐ前に向けてスタンドを差し込む

ハンドルを真っすぐにして、フロントフォーク底の左右の穴にフォークスタンドを差し込む。
手順③ スタンドをゆっくり上げればセット完了!

体重を軽く乗せて両手で軽くレバーを下げれば、前輪を軽くスタンドアップできる。フロントサスの着脱はできないが、ホイールやブレーキの清掃がしやすくなる。もちろんタイヤ交換も可能。一度使うと、「もっと早く買っておけばよかった」と思われて25年のロングセラーだ。価格:1万7875円。
こちらも要チェックの商品!
メンテナンスや洗車をしやすくするためのスタンドアップだが、それで車体を転倒させてしまったら正に本末転倒。転倒を防ぐための安心・安全アイテムや、モンキー・ゴリラ専用の新製品と要チェックの商品を紹介。
商品④
「V受け」の安定性を高めてくれる
お助けラバー

リヤホイールの着脱を行ないたい場合や、非貫通のアクスルシャフト装着車両をスタンドアップする際は、スイングアームに「フックボルト(価格:3025~3575円)」を装着し、そのフックボルトをV字型の「V受け(価格:4312~6193円)」で支える。



この時にフックボルトとV受けの小さな突起を「お助けラバー」で連結することにより、車体とスタンドの一体感が増し、両手で車体を支えることができ、「はじめてスタンド」のように誰でも簡単・安全・軽くリフトアップでき、両手で車体を支えながら足のみでスタンドアップできる、超安全な夢のような便利アイテムだ。価格:550円(2枚入り)。
商品⑤
モンキー・ゴリラ専用のリヤスタンド
モンゴリスタンド

Z50J-AB27のモンキー・ゴリラ専用のリヤスタンド。高さ235/255mmの2段階、幅125~245mmの無段階調整が可能で、12インチホイールまでならロングスイングアームにも適合する。耐久性の極めて高い特殊なクロムメッキを施し、長期保管や室内のお座敷スタンドとしても最適。価格:2万8151円。
(編集協力:有限会社森製作所)








