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数々のレースでチャンピオンマシンを生み出してきたオーストリアの二輪メーカー・KTM。レース技術をフィードバックしたマシンづくりの完成度はすさまじく、とくに足回りにおいてはチャンピオンマシンと同じ高性能なWPサスペンションがストリートモデルにも与えられている。
ただ、ライダーの体格や車種によってはサスペンションを調整し、足つき性を最適化させるのがベスト。
現在は国産メーカーもようやく足付き性を考えたローシートモデルをラインナップし始めており、社外パーツからも足つき改善のパーツが多数販売されている。しかし安易なローダウンにはバイクのバランスを崩したり、乗り心地を悪化させたりとデメリットがつきまとう場合がある。せっかく高性能なWPサスペンション装着のKTMモデルがこうなっては魅力半減どころではない。
しかし、そんなデメリットなく、さらにライダーの体格を気にせずKTMのマシンに乗れる技法がある。今回はその技法を独自に開発し、多くのユーザーを足つきの悩みからを解決してきた「KTM KOBE EAST(※WP KOBE EAST)」の技と、ローシート仕様のKTMモデルに乗るユーザーの声を紹介する。
※KTM KOBE内にあるWPサスペンションラボでサスペンションに関する全ての作業が行われている
ローシート仕様とは
KTM KOBE EASTが提唱するローシート化の方法は、フロントフォーク/リヤショックの「全長」と「取り付け位置」を変更することだ。
これらの方法に対して4つのメニューを用意している。
1.性能に影響しない範囲でストローク量を短く加工する(Fフォーク/Rサスペンション)
2.エンドアイをショートタイプに交換する(Rサスペンション)
3.ショックボディを短く加工する(Rサスペンション)
4.トライアングルプレートを交換する(リンクタイプRサスペンション)
詳細はやや専門的な分野になるが、カンタンにいうと「サスペンションの性能を損なわず足つきが良くなる」カスタムだ。しかもKTM KOBE EASTオリジナルパーツを駆使して初めて実現可能なため、同ショップ独自の技法となっている。
遠方・他県からの要望も受け付けています。
足つき、サスペンションに関するご相談は気軽にお電話ください
(2024年式390DUKE)
変更することでシート高が40㎜下がるが、サスペンションの性能は一切変わらない
※1390SDR EVOなどのアクティブサス(電子制御タイプ)も対応
ローシート化の手順
まずは、ノーマル車高のバイクにまたがって足もとに木製の台をセット。台の高さを変えながら理想的なシート高を決定する。なお、両足つま先立ちの状態からカカトがつく状態にするには40mmの調整が一般的だという。
次に、決定したシート高になるように、先述の4つのメニューを車種に合わせて選択し、車高を下げていく。このメニューは1つだけで完成するケースが多いがモデルによっては、2つ以上のメニューを「合わせ技」とする場合もある。組みあわせしだいで100mm近く車高を下げることも可能だ。
最後は、ライダーの体重に合わせたレート(硬さ)のスプリングを選ぶ。このスプリングはWP KOBE EASTが独自に製作したオリジナルパーツで、KTM ハスクバーナーの全モデルに対応できるという。メーカーの標準スプリングはライダーの体重を約75から80kgに想定しているが、同店は体重50kg以下~100kg以上に対応したスプリングなどもそれぞれ用意している。
なぜ性能そのままにローシート化が可能なのか
同店はKTM 、ハスクバーナの正規ディーラーであると同時に、WPサスペンション専門のプロショップでもある。そして代表の山鹿氏は19歳でオートバイ業界に入り今年で42年目、KTM、ハスクバーナ・モーターサイクルを取り扱って20年の実績をもつ。
山鹿氏をはじめ、同店のメカニックはメーカーが設定したディメンション(車両の寸法)や重量配分を崩さないために「どの手法でローシート化すべきか」「ライダーの体重ごとにどんなレートのスプリングが適しているか」というノウハウとデータをもっている。
同店ではサスペンション性能を第一に考えてライダー1人ひとりに合ったベストな調整を提案してくれる。体重に合ったスプリングを使うメリットなどわかりやすく説明してくれるのでビギナーも安心だ。また、ノーマルパーツに戻すことで、いつでも元に戻せるという点も非常に心強い。
ユーザーレビュー
YUKIMIさん/身長:144cm 愛車:250DUKE 車高:-80mm
もともと他メーカーの125ccをローダウンして乗っていました。でも、ホントに曲がらない。原因がわからないまま「バイクってこんなに曲がらないモノだっけ?」とだましだまし乗っていました。
その後、ローシートの評判を聞いてKTM KOBE EASTへ。まったく足がつかなかったノーマルの250DUKEを80mmローシート化してもらったところ、足つきが改善し、さらに乗りやすくてビックリしました。
山鹿さんに聞くと、私が乗っていた125ccはノーマルサスのままリンク長とフロントフォークの突き出しだけで強引にローダウンしていたためバランスが崩れていたそうです。
今のローシート仕様はノーマルの性能そのままだから安心して乗れますし、前後ともにノーマルより柔らかいスプリングに替えてもらっているので、メチャクチャ乗りやすいし、またがるとサスが沈み込んで足がつきやすいです。
木曽さん/身長:167cm 愛車:1290 SUPER DUKE GT 車高:-45mm
ずっと欲しいバイクだったんですが、シート高がネックで悩んでいました。実際、ノーマルに試乗したときに足つきの悪さから立ちゴケしてしまったんですよね…。
でも今は45mmローシート化してもらって不安なく乗れています。この車両はシートも「KOBEデザインシート」に交換して足を下ろしやすい絞り込まれたタイプに替わっているからまっすぐ足がおろせて数値以上に足つきが改善されたと感じます。
ローシート仕様車はサス性能をノーマルと同等に調整してくれるからサーキット走行も楽しいですよ。ショップのサーキット走行会でアンダーステアが出たとき、山鹿さんに相談したらその場でセッティングしてくれて症状がウソのように消えました笑。サスペンションのことだけでなく、バイクのことならなんでも相談できるし、腕も確か。すごくいいショップだと思います。
磯田さん/身長:155cm
愛車:890DUKE R
車高:-55mm
Daiさん/身長:162cm
愛車:390ADVENTURE
車高:-40mm
谷さん/身長:167cm
愛車:Norden901
車高:-40mm
YUMIKOさん/身長:155cm
愛車:390DUKE
車高:-70mm
りえこさん/身長:153cm
愛車:390DUKE
車高:-60mm
のもとさん/身長:167cm
愛車:890ADVENTURE R
車高:-45mm
※左画像はタイヤ下に30mmのプレートを敷いてノーマル車高を再現
店舗情報
【KTM KOBE EAST/Husqvarna KOBE EAST/WP KOBE EAST】
今回紹介したローシート化の要望は遠方からでも対応OK。
他県のオーナーは下記の連絡先まで問い合わせてみよう。
ローシート化したバイクの試乗もできる。
住所 | 〒661-0047 兵庫県尼崎市西昆陽3丁目1番10号 |
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TEL | 06-6432-0061 |
FAX | 06-6432-0071 |
定休日 | 隔週 水曜日、木曜日、レース及びイベント時 |
営業時間 | 10:00~18:00 |