MotoMeganeをご覧の皆様、こんにちわ♪ 大型アドベンチャーバイクをこよなく愛する男、さすライダーです。
人間は自分の持っていない何かを他人やモノに求める生き物ですが…まさに僕はそれを大型アドベンチャーバイクに求めております!
つまりはスリム&スマートな僕とは正反対にデカくてイカついことが正義の車体!そして頑丈そうなトップケースを装着すると漂うヘビーデューティーな雰囲気…ということで紹介しましょう!
そう、それはまるでどんな道でも突き進むアドベンチャーバイクのように「恐れ知らず」なトップケース、その名も「FURCHTLOS RANGER TOP CASE 50L」ってやつをね(ドヤァ〜)

FURCHTLOSとは?
はい、読者の皆様が言いたいことは百も承知です!ってか、FURCHTLOSって一体どこの誰ですか?そもそも読み方が分からね〜っす!って話ですよね?…ってことで、まずはそこから解説させていただきますね!
FURCHTLOS(フルヒトロス)とはドイツ語で「恐れ知らず」を意味するグローバルなバイク用品メーカーで、世界のトップ自動車メーカーでのデザイン経験を持つデザイナー、それからモーターサイクル業界のトップブランドで車両開発に携わっていたエンジニアらで構成されている「超プロフェッショナルな集団」です!
そして、その証拠に2022年と割と最近の創業ながら、なんと!既にドイツの権威あるデザイン賞「レッドドット賞」を今回紹介する「RANGERアルミケースシリーズ」が2023年に受賞しており、同じく2024年には「SHIELDプラスチックケースシリーズ」が受賞するという快挙を達成しています。
つまりはまさに僕のように超優秀なメーカーなのですが、日本ではまだまだ知名度が低くこれからの展開に期待されています(伸びしろしかありません)
ってか…「FURCHTLOS」というカッコイイ名前からして「イケてる感」が溢れ出てますよね!!

RANGER TOP CASE 50Lとは?
FURCHTLOSは現在アルミケースの「RANGER」それからプラスチックケースの「SHIELD」そしてそれぞれコンセプトの異なるソフトバッグの「LEGACY」と「EVEREST」の4つのシリーズを日本でリリースしていますが、そのうちRANGERのスタンダードモデルが今回紹介する「RANGER TOP CASE 50L」です!
これが僕の愛車のGSみたいな大型アドベンチャーバイクにジャストミィィィト!な感じのトップケースだったりするので、特にアドベンチャーバイク乗りは要チェックな逸品となっております。
ちなみに今回僕が使ってみたのは「Aero Aluminum」というカラーのRANGER TOP CASE 50Lですが、他に「Anthracite」と「Cool White」というカラー設定もあります。


特徴1:美しくも力強いデザイン
前述のようにRANGERアルミケースシリーズはドイツの権威あるデザイン賞「レッドドット賞」を受賞しており、その美しくも力強いデザインが最大の特徴です!
なんと!まさかの航空機用グレード(!)のアルミと高強度ポリマーを組み合わせた最先端のハイブリッド技術を採用しており、リベット(留め具)やネジの見えないスムーズでツルっとした見た目と質感を実現しています。
例えるならSF映画に出てくる「〇〇合金」で形成されているような感じで…まさにアドベンチャーバイクの質実剛健なイメージにマッチする、良い意味で飾り気のないシンプルさと輝きが、僕の心を見事に撃ち抜いてくれました(ズキュン)
ちなみに表面が美しさゆえに指紋が目立ちますので、随時フキフキしてあげる必要があります…が!それが所有欲を満たしてくれるんですけどね~♬


特徴2:50Lの大容量なのに軽量な作り
RANGER TOP CASE 50Lはその名前通り50Lの大容量のトップケースで、少なくても日帰りや宿を使う宿泊ツーリングならこれだけで十分事足ります!
試しにどれだけ荷物が入るのか?をチェックしてみたところ「大きめのレインウェア、厚手の防寒アウター、スリーシーズングローブ、冬用グローブ(防水グローブ)、三脚、折り畳み傘、ウォーターボトル、防犯ロック、ツーリングマップル、ガジェットやら小物やらが色々入った大きめのケース、車検証などの書類一式」が普通にあっさりと収まってしまいました…
ちなみにこれだけ入れてもケース全体の7〜8割くらいの占有率なので、この他に着替えやタオルなどの「お泊まりツーリングセット」も余裕で突っ込めると思います!
そもそも今回は積載量をチェックするために、若干大きめのものばかりを入れてみたので…一般的なバイクらしいコンパクトなパッキングを心がければ、さらに多くの荷物が入ること間違いなしです!



荷物がたくさん入る上に内装の底面には荷物を保護してくれる「内張り」が張られており、加えてフタの開きすぎを防ぐストッパーまで付いている親切設計となっております。
ちなみにバイザー付きのアドベンチャーヘルメットも余裕で収まっちゃうので、まさにアドベンチャーバイク乗りのための逸品でございます(ヘルメット以外のものを入れる余裕もあります)
そして!何よりこれだけ大容量なのに、従来のアルミケースより約30%も軽いという衝撃の事実を付け加えておきます(軽いは正義)


特徴3:持ち運びに便利なアルミハンドル付き
RANGER TOP CASE 50Lには持ち運びに便利なハンドルが標準装備されており、しかも無駄に豪華な鋳造アルミニウムとなっております。
これが素手でもグローブをはめたままでも持ちやすく美しいので…もうこれだけでRANGER色に染まりたくなっちゃいます(キュン)



特徴4:バックレスト付きでタンデマーに優しい
RANGER TOP CASE 50Lには標準でバックレストが装備されており、タンデマーに優しい仕様となっております!
…とは言っても「え?なになに?タンデム?ちっちっち…アドベンチャーバイク乗りってもんは孤独な一人旅を愛する種族だぜ?そもそもバイクという最高の相棒がいるしな(きらり)」ってな非モテ系…失礼!孤独を愛する「THE アドベンチャーライダー」のご意見もあるかもしれませんが…少なくても僕のようなバイクはもちろん女性の扱いにも長けている「紳士的なアドベンチャーライダー」にとっては「タンデマーに優しい」というのはかなりの高ポイントです。



特徴5:クイックマウント機構で簡単に着脱できる
RANGER TOP CASE 50Lは後ほど説明する汎用ステーの「サポートプレート」をバイクに取り付けることで簡単に着脱できます!
具体的には「クイックマウント機構」のおかげで、サポートプレートとケースの突起を合わせて押し付けるだけでロックされるようになっており、反対にセキュリティーキーとロック解除レバーの操作だけで簡単に外すこともできます。
ちなみにセキュリティーキーは標準で2本付いておりますので、落とし物が多いアナタも一回までは安心して落とせます(?)









特徴6:45Gの衝撃耐性とIP66の防塵・防水仕様
RANGER TOP CASE 50Lは最大45Gの衝撃に耐えられる堅牢な作りになっており、IP66の防塵・防水仕様と合わせて過酷なアドベンチャーツーリングでも安心して荷物を収納できます!
まさに「恐れ知らず」のヘビーデューティーな仕様になっているわけですが、ちょっとしたダートでも泣きたくなる僕にとっては少々オーバースペックかもしれません…
あぁ、GSでこのヘビーデューティーさを活かせるダートを走れるようになりたい(読者に丸聞こえな独り言)

特徴7:キャンプツーリングのテーブルとして使える
はい!これは毎年北海道でキャンプツーリングを楽しんでいる、あくまで僕の主観に満ち溢れた特徴ですが…RANGER TOP CASE 50Lはキャンプツーリングのテーブルとして使えます!
ぶっちゃけ多くのトップケースは蓋の部分がフラットじゃなかったりしますが…これは完全にフラットかつ余計な装飾もないので、どう考えてもフルヒトロスの設計者が「キャンプツーリングのテーブルとしても使えよ♪」と言ってるに違いありません。
実際、試しに僕の私物のバーナーとかクッカーを置いてみたところ…これが完全にテーブルとして機能しているではあ〜りませんか!
つまりはRANGER TOP CASE 50Lを愛車に装着すると「キャンプツーリングでテーブルを持っていく必要がなくなる」ということです(100いいね)

サポートプレートの取り付け
RANGER TOP CASE 50Lの数々の素晴らしい特徴が判明したところで、お次はサポートプレートの取り付けについて解説していきます。
これはいわば「トップケース導入の宿命」のようなもので、どのメーカーのどんなトップケースでも必ず愛車にサポートプレート(トップケース装着ベース)を取り付ける必要があるんです…はい、避けては通れない道なんです…
しかし!どうかご安心ください!何故ならRANGER TOP CASE 50Lのサポートプレートの取り付けは「全日本バイクいじり苦手協会」の理事長の僕でも出来る簡単な作業でしたので(ニコニコ)
ちなみに取り付けに必要な工具は自分で用意する必要があるので、そこはご了承くださいね。

ってことで、RANGER TOP CASE 50Lには2種類のサポートプレートが用意されており、一つはアルミ製のいかにもFURCHTLOSっぽいやつ、そしてもう一つはプラスチック製の一般的なやつです。
…っと聞くと「そりゃ〜FURCHTLOSっぽい方を選ぶでしょ」と思うかもしれませんが…実はアルミ製は愛車のキャリアとプレートのボルト穴の位置が合致する必要があるので…合うか合わないかはバイク次第だったりします…
反対にプラスチック製の方はよくある「波型プレート」をキャリアに引っ掛けて固定するタイプなので、よほどのことがない限り取り付け出来ない車種(キャリア)はないかと思います。




ちなみに今回サポートプレートを取り付けるのは僕の愛車「BMW R1200GS 2013年式」の純正キャリアですが、残念ながらアルミ製はキャリアのボルト穴が合致しなかったので…今回はプラスチック製の方を取り付けました。
取り付け方法としてはちょうどいい感じに波型プレートが収まりそうなキャリアのポイントを探して、から〜の、同じく無数に空いてるプレートの穴の中からちょうどいい場所を見つけて、から〜の、そこからボルトを通してキャリアを波型プレートで挟み込んで固定します。
基本的に左右対称に2カ所ずつ、合計4ヶ所(もしくはそれ以上)を固定すれば問題ないかと思います。






サポートプレートの取り付けが完了したら、あとは左右のカバーをぱちぱちっとはめるだけで完成です!
恐らくバイクいじりが得意な人だと30分程度、そして僕のようにバイクいじりが苦手な人でも1時間もあれば取り付けできると思います。



実際に取り付けてみた感想
さてさて、最後は実際に取り付けてみた感想をお届けしたいと思います。
まずは最も重要な見た目に関してですが、これはお世辞抜きで「最&高」の一言です!初見からアドベンチャーバイクに似合いそうな気はしていましたが、結果としてはまるでGSの純正トップケースのようにマッチしておりました。
従来のアドベンチャーバイク向けのトップケースは、どちらかといえば無骨でイカついデザインのものが多かったように思いますが…ところがRANGER TOP CASE 50Lはイカついようでスマートでもある…そんな新感覚のデザインが個人的にはクリーンヒットしました。




ちなみにアドベンチャーバイクといえば「フルパニア」が正装ですが、試しに純正のサイドケースと一緒にRANGER TOP CASE 50Lを装着してみたところ、一気にアドベンチャー感がMAXに到達しました!
少なくても僕のGSではサイドケースとステーにRANGER TOP CASE 50Lが1mmも干渉することなく、なんら問題なくフルパニア状態にできちゃいました。



続けてケースの開け閉めや着脱の使用感ですが、これはすこぶる「快&適」です!
一つ一つの動作が「カチ!カシャ!」ってな感じで気持ちよく決まってくれるので…無意味にケースを装着しては外してみたり、蓋を開けてみては閉めてみたり..気付けばその操作感の良さの虜になっておりました!
もちろんツーリングの際は荷物がたっぷりと入るし、なんといっても日常使いではヘルメットを余裕でINできるので、これは重宝するってもんです。
ちなみに「バイザー付きアドベンチャーヘルメット」はそれなりの大きさのトップケースじゃないと入らないですし、仮に入ってもギリギリだったり、もしくは入れる時にぶつけないように気を使う必要がありますが…ところがこれはなんの気も使わずポンポン出し入れできるところがお気に入りです♪
あとは恐らく衝撃耐性に優れているからだと思いますが、走行中にケース内で荷物が暴れる音がしなかったことも個人的には好印象でした!





トップケースの新しい選択肢!
今日のこの瞬間までは、トップケースといえば国内外を含めて数ブランドしか選択肢がありませんでしたが、この記事を最後まで読んでくれた方なら、きっと「FURCHTLOS」という新しい選択肢が加わったと思います!
新感覚の力強くも美しいスマートなデザイン!余裕の大容量に軽くて衝撃吸収性に優れた設計!さらには持ち運びやすさと着脱の利便性も追求されたユーザー目線の作り!これぞまさにFURCHTLOS!恐れ知らずなパーフェクトヒューマン!…じゃなくてパーフェクトトップケース!
そして!最後の最後にダメ押しの一手をかましますが…なんと!RANGER TOP CASE 50L Aero Aluminumのお値段は「税込5万円」です(ドヤァ〜)









