荷物を身体へ付けずに走るツーリングは快適で楽ちんだ。特に筆者の場合はほとんどの場合でカメラ機材をリュックタイプのカメラバッグに入れて背負っている。最近はミラーレス一眼レフカメラを導入して重量も軽減しているとは言え、やはり重い。リュックやウエストバッグさえも身に付けずに乗る時は、至福の時だ。
ロングツーリングに行くとなれば、さらにハードルは上がる。着替えや多めの工具類、レインウエアから予備の防寒グッズなど、移動距離が長いほどに荷物は多くなる。なるべく身体に付けないのであれば、バイクに付けることになる。出し入れのしやすさや収納のしやすさ、ライディングへの影響が少ないという点なども考慮すると、シートバッグが最もオススメだ。

デザインと機能の両立がキモ!
フルヒトロスのレガシーダッフルバッグの魅力
シートバッグ選びで筆者がまず注目したいのがデザイン性だ。周囲から見えるので「バイクの一部」として感じられる。バイク選びで「好みのデザイン」も考慮しているのに、バッグのデザイン性にこだわらない理由がないのだ。
このデザイン性という点で大きなインパクトがあり、さらに収納のしやすさという点やクッション性などの機能面でも優れていると感じたのが「FURCHTLOS(フルヒトロス)」のレガシーダッフルバッグシリーズだ。フルヒトロスはドイツのバイク用バッグとケースのブランドだけあって、シンプルな汎用性の高いヨーロピアンテイストのデザイン。例えバイクを買い替えるとしても、続けて使用しても違和感はないだろう。もちろん取り付け方法も汎用性が高く、ほとんどのバイクに使える。まさに一度購入すれば、“レガシー(遺産)“になるというワケだ。


機能面で言えば、高い汎用性に加えて区割り収納の高さが見逃せない。バッグの中を区分けできるので、自分に合った使い方ができる。縦割りなのでパッと見てどこに何があるかが把握しやすいのだ。またクッション性の高さも注目したいポイント。精密機器を入れるかは別として、やはりプラスチック類などを入れることは想定される。安心できる要素が多いのは大切だ。




様々な車両とマッチングテスト!
デザイン的な汎用性の高さをチェック
フルヒトロスのデザイン的な汎用性の高さ、取り付け方法としての汎用性の高さをチェックしてみよう。今回は32リットルサイズを使用した。車両はバイク館川口店にお邪魔して、テストをさせていただいた。バイク館については最後に紹介をするので、併せて見てほしい。

取り付けの汎用性をさらに高めるアイテム(別売り)
さて、車両を紹介する前に取り付けについての便利なアイテムを紹介しておこう。実は高年式のバイクになると、積載機能が特殊になっている場合がある。フックの場所が非常に限定的になっていたりもする。そこでナンバープレートにフックを増設するアイテムが登場している。これはフルヒトロスのシートバッグを装着する際にも役立つアイテム。実際にチェックしてみるとこのフック増設がないと装着が厳しい車種もいくつか存在した。この記事ではフック増設推奨という形で紹介していくので、ぜひチェックしてほしい。

スズキ Hayabusa




ヤマハ TRACER9 GT




スズキ Vストローム250




ホンダ Rebel 250
※ナンバープレート周辺にフック増設を推奨




ヤマハ YZF-R25
※ナンバープレート周辺にフック増設を推奨




ホンダ CT125




カワサキ Z900RS




ヤマハ MT-09SP
※好みによりナンバープレート周辺にフック増設を推奨




ホンダ GB350 S




取材協力:バイク館 川口店

今回のマッチングで使用したバイクは、バイク館でお借りした。
バイク館は全国に73店舗を構え、どこのお店の在庫でも購入できる。つまり、行った先のお店にある在庫から購入できるだけでなく、探してもらうことも可能。新車も中古車も取り扱っているし、輸入モデルがあるのも魅力。QJモーターの取り扱いも開始するということで、本当に幅広い選択肢が用意されている。「選べる、探せる、バイク館」と言いたくなる。もちろん下取りも買取もしてくれるぞ。
大型バイク用品専門店の2りんかんと併設しているお店もあり、バイクを買うと用品を割引価格で購入できる特典があったりもする。
今回お邪魔したのは川口店。なんと在庫数は全店でナンバーワンの品揃え。その場で現車を見て決めたいというユーザーにはピッタリなお店だ。
バイク館 川口店
住所:埼玉県川口市南鳩ヶ谷3丁目22-23
電話:048-281-1666
https://www.bikekan.jp/store/detail/1958
バイク館のサイト:https://www.bikekan.jp

(編集協力:パークアップ株式会社)








