ツーリング用のバッグを選ぶとき、収納力だけでなく、雨への強さや取り付けやすさ、そして愛車に装着した時の見た目まで気になる人は多いはずだ。特にサイドバッグは、積載力を増やせる反面、サイズ感や固定方法によっては使い勝手に大きな差が出やすい。
そんな中でFURCHTLOSの「EVEREST SIDE BAG」は、ソフトバッグならではの扱いやすさを持ちながら、防水性、防塵性、積載力、拡張性を高いレベルでまとめた本格派モデルである。日常使いの延長ではなく、悪天候やロングツーリングまでしっかり視野に入れたサイドバッグを探しているなら、かなり有力な選択肢になる。

雨も積載も妥協したくない人に向けた、EVERESTシリーズの本格派モデル

FURCHTLOSの「EVEREST」シリーズは、ソフト素材を使いながら、大容量と高い防水性、そしてタフさを兼ね備えたバッグシリーズである。見た目は軽快でも、中身はかなり本格派。アドベンチャーバイクでの旅や、天候に左右されず荷物を積みたいライダーを意識した作りになっている。
その中でも「EVEREST SIDE BAG」は、左右セットで使うことを前提にした大容量サイドバッグだ。ハードケースのような存在感と積載力を持ちながら、ソフトバッグならではの軽さや扱いやすさも備えているのが大きな魅力である。
左右34L×2の大容量。旅の荷物をしっかり飲み込む

EVEREST SIDE BAGの容量は、左右それぞれ34L。つまり合計では68Lもの積載量を確保している。サイドバッグとしてはかなり頼もしい容量で、着替えや洗面道具、レインウエア、工具類といった旅の荷物をしっかり飲み込んでくれる。

実際の使い方をイメージすると、このサイズ感はかなり心強い。1〜2泊の旅館泊ツーリング程度なら、着替えやタオル、洗面道具などは十分収まりやすく、キャンプツーリングでもシートバッグなどを組み合わせれば、かなり余裕を持った積載が狙える。サイドバッグは容量が中途半端だと結局ほかのバッグを足したくなるが、EVEREST SIDE BAGは最初から“旅仕様”として考えやすいサイズである。
豪雨ツーリングでも頼れる、防水・防塵性能の高さ
このバッグの大きな強みが、防水・防塵性能の高さだ。EVEREST SIDE BAGはIP66規格に対応しており、悪天候の中でも荷物をしっかり守れるよう設計されている。ツーリングでは、晴れの日だけを選んで走れるとは限らない。だからこそ、急な雨や長時間の悪天候でも安心感がある装備は大きい。

ロールトップ構造を採用しているのもポイントで、開口部をしっかり巻き込んで閉じることで、高い防水性を確保しやすい。さらに、フタを閉じる際に内部の空気を抜けるエアリリースバルブも備えているため、荷物量に合わせてバッグを締め込みやすい。ソフトバッグでありながら、ただ柔らかいだけでは終わらない、機能で勝負しているモデルだ。
ソフトバッグらしい自由度と、しっかり感のある固定方法を両立
サイドバッグは、どれだけ性能が高くても、取り付けが面倒だったり不安定だったりすると使い続けにくい。その点EVEREST SIDE BAGは、ユニバーサル固定ストラップを使った装着方式を採用しており、車両に合わせて位置決めしやすいのが特徴である。


基本は左右のバッグをストラップで連結し、シートの上または下を通してセット。そのうえで下側のバックル付きストラップをフレーム下側に回して固定し、必要に応じて上側もサイドフレームなどに固定することで、よりしっかり装着できる。
また、タイヤへの巻き込み防止とサイドバッグの固定のため、サイドバッグサポートが必要だ。ただしユニバーサル固定ストラップは固定する際に汎用性が高いため、あらゆるサイドバッグサポートに対応してくれる。

大きいのに邪魔になりにくい。頼もしいのに扱いやすい
容量の大きいサイドバッグは便利な一方で、「足に当たりそう」「車体幅が広くなりすぎそう」と不安になる人もいるだろう。だが、実際には車体側へしっかり寄せて取り付ければ、走行時の邪魔になりにくく、見た目以上に扱いやすい。

むしろ、このサイズ感だからこそ得られる安心感は大きい。小型バッグでは積載量に気を使いがちだが、EVEREST SIDE BAGなら“とりあえず入れておける”余裕がある。ロングツーリングや荷物の多い旅では、この余裕がそのまま快適さにつながる。バッグが大きいぶん、車体もよりタフで旅仕様らしい雰囲気に見えてくるのも魅力だ。
MOLLEシステムで、さらに使い勝手を広げられる
バッグ側面にはMOLLEシステムが備わっており、ポーチなどを追加して拡張できる。これはミリタリー由来の装備拡張システムで、格子状のテープに対応アイテムを編み込むように固定する仕組みだ。必要に応じて小物ポーチや追加バッグを組み合わせられるので、使い方の自由度が高い。

ツーリングでは、すぐ取り出したい荷物と、走行中は触らない荷物がはっきり分かれることが多い。そうした時に、MOLLEシステムを活用できると整理のしやすさが大きく変わる。ただ大容量なだけでなく、使いながら自分仕様に育てていけるのも、EVEREST SIDE BAGのおもしろさである。
リフレクターやショルダーストラップなど、細かな気配りも効いている

バッグには夜間の被視認性を高めるリフレクティブデザインが採用されており、暗い時間帯や悪天候時の安心感にもつながる。また、着脱式のショルダーストラップも付属しているため、バッグを外して持ち運ぶこともできる。
機密性の高い防水バッグだと空気も一緒にパッキングしてしまい、バッグがパンパンに膨れてしまいがち。そんなバッグが膨れてしまうのを防ぐエアーリリースバルブも備えている。

サイドバッグは“車体に付けっぱなし”の印象が強いが、こうした装備があることで、宿に荷物を運ぶ時や、一時的に取り外したい場面でも使いやすい。便利さだけでなく、実際の旅のシーンまで想像して作り込まれていることが伝わってくる部分だ。
ハードケースほど大げさにしたくない。でも旅の装備は本気で整えたい人へ
アルミケースのようなハードケースは魅力的だが、見た目や重量感、車体との相性で悩む人も少なくない。その点、EVEREST SIDE BAGはソフトバッグらしいしなやかさを持ちながら、防水性や積載力、拡張性はかなり本格的だ。

つまり、ハードケースほど大げさにはしたくない。でも旅の装備は中途半端にしたくない。そんな人に、このバッグはちょうどいい。見た目も“荷物を積んでいるだけ”になりにくく、アドベンチャー系はもちろん、スクランブラーや旅仕様のネイキッドとも相性がいい。
EVEREST SIDE BAGは、こんな人にこそハマる
ロングツーリングやキャンプツーリングを視野に入れている人。雨の日も含めて、荷物をしっかり守りたい人。ハードケースほど重々しくしたくないが、積載力では妥協したくない人。さらに、あとからポーチなどを追加して、自分なりに使い勝手を高めたい人。

そんなライダーにとって、EVEREST SIDE BAGはかなり魅力的な選択肢になる。容量、防水性、固定方法、拡張性、持ち運びやすさ。そのどれかひとつだけではなく、旅で必要になる要素を総合的に高いレベルでまとめているのが、このバッグの強さだ。
悪天候でも積載でも不安を減らしたいなら、有力候補になる
ツーリングバッグ選びでは、容量だけを見ても足りない。実際には、雨への強さ、装着の安定感、荷物の整理のしやすさ、取り外したあとの扱いやすさまで含めて、満足度が決まってくる。
その点、FURCHTLOS「EVEREST SIDE BAG」は、ただ大きいだけのバッグでも、ただ防水なだけのバッグでもない。旅の現場で求められる要素をしっかり押さえたうえで、見た目にも質感にもこだわって作り込まれている。天候を問わず、しっかり荷物を積んで走りたい人にとって、かなり頼れる相棒になってくれそうだ。
製品スペック

- 製品名:FURCHTLOS EVEREST SIDE BAG(PAIR)
- 容量:34L×2
- 外寸:42×20×40cm
- 防水・防塵性能:IP66
- 主な特徴:MOLLEシステム、リフレクティブデザイン、キャリーハンドル、ユニバーサル固定システム、エアリリースバルブ、パッド入り裏地、着脱式ショルダーストラップ
- カラー展開:Arctic White、Slate Grey、Carbon Black
- 付属品:サイドバッグ×2、着脱式ショルダーストラップ×2、ユニバーサル固定ストラップ×2







