ライダーのリアルな使い方を徹底的に考えられたモノづくりに定評があり、日本の気候や道路環境での使用を前提としたバイク用品を数多くラインナップするFLAGSHIP(フラッグシップ)。
そのアイテムの多くはツーリングシーンだけでなく、日常使いまでを想定した幅広いシーンに対応する製品となっており、ジャケットやパンツ、グローブだけでなく、フットウェアについてもこれまで数多くの人気モデルを展開しており、フラッグシップのフットウェアに注目するライダーも少なくない。
今回はそんなフットウェアシリーズの新作が今月新たに登場するということで、いち早く紹介していこう。
Flagship / ハイステップレザーブーツ : impression

この度フラッグシップのフットウェアシリーズから新たに登場するのは、使い勝手の良いツインワイヤーリールシステムを装備しつつも、オリジナルソールのブロックパターンがタフな印象を与えるロングブーツスタイルの『ハイステップレザーブーツ』。
表皮に艶やかなカウレザーを使用したレザーブーツにツインワイヤーリールシステムが装備されることで脱ぎ履きの手軽さはもちろん、ブロックパターンのオリジナルソールと合わせることで、上品すぎることのないギアっぽさが幅広いバイクとの相性が良いデザインとなっている。



細部を見ていくと、足の甲からガバッと大きく開くことができる開口部はマチ幅も広く、リリースフックを上下2箇所に装備することで手軽に、そして素早く脱ぎ履きができるだけでなく、ツインワイヤーリールシステムは上下独立して締め具合を細やかに調整することができる。

クッション性が高く、歩行時の疲れにくさにも定評のあるオリジナルインソールも装備されているので、乗車時だけでなくバイクの押し引き時や街歩き時の快適性も確保。
サイズ展開は22cm〜27cmまでとなっているので、バイクの足つきに不安を感じている女性ライダーはもちろん、厚底によって期待できるスタイルアップは男女問わず嬉しいポイントだ。
厚底仕様で高いシート高のバイクもグッと快適に!

丈の長いロングブーツスタイルには一見履きずらそうと思ったのも束の間、ツインワイヤーリールシステムを緩めていくと開口部は非常に広く、そんな不安は杞憂だったようだ。
実際に足を入れてみると上下が独立して調整できるツインワイヤーリールシステムのおかげで完璧に足にフィットして、レザーブーツでありがちな歩行時にカパカパしてしまうようなズレも全くない。

ブーツ履いて立ち上がると、つま先37mm 踵63mmの厚底仕様は数値以上に高く感じられ、いつもよりも高くなった目線をすぐに体感することができる。
早速バイクに跨ってみると違いは歴然。愛車のKTM RC8Rは825mmとシート高が高く、いつも履いている『タクティカルライディングブーツ』では両足の踵が浮いてしまうのだが、『ハイステップレザーブーツ』では踵までしっかり着く。
また、信号待ちなどの片足の停車時には膝が曲がるほどの余裕ができて、今までは正直176cmという身長にあぐらをかいていたのだが、厚底ブーツというものはこんなにも楽なのかと改めて感動させられた。

この足つきの『余裕分』は予想以上に快適で、乗車時だけでなく砂利道での押し引きや、バイクに跨る際も「いつもより楽」という感覚を多く感じる。
ブーツの踵部分は斜めにカットされていることで角度がついており、チェンジペダルやフットブレーキなどのステップワークに干渉することもなく、厚底分の楽さはあっても違和感が少ないというのがこのブーツの一番の魅力だ。
バイクらしさとレザーブーツらしさを絶妙にバランスさせた
アイコニックなブーツ

バイクギアらしいレザーブーツといえばオールドスタイルなレザーに金具やレザーベルトをあしらったようななんともオールドスクールなブーツが多いイメージで、スポーツライクなブーツとなるとプロテクターやスライダーといった安全装備が付いていたり、メーカーロゴがどデカく入っていたりと、街乗りに”ちょうど良いデザイン”のブーツって実はなかったのである。
その点、これまでのフラッグシップのフットウェアシリーズはミリタリーテイストだったりアウトドアテイストを取り入れたデザインとすることで、安全性・快適性を確保しつつもバイクギアらしさがあり、幅広い服やバイクに合わせることができるデザインが特徴的。
こちらの『ハイステップレザーブーツ』はギアっぽさを印象付けるミリタリーテイストを減らしつつも、シルエットは往年のレザーブーツそのもので、バイクらしさとレザーブーツらしさを絶妙にバランスさせることで、バイクやウェア、着用シーンにおいてもさらに選ぶことがなく、まさにこれからのフラッグシップのフットウェアシリーズを象徴するような存在となるだろう。
(編集協力:株式会社フラッグシップ)








