新型エリミネーター／SEのポジションを最適化！足元を変えればライディングが120％楽しくなる

2025年12月19日

カワサキの人気クルーザー・新型エリミネーター。その走りはスポーティで、大柄なボディに反して軽快なライディングが楽しめる。そのポテンシャルをもう1段階引き出すカスタムパーツとして、国内屈指のバックステップメーカー・BabyFace（ベビーフェイス）が専用ステップキットを開発した。同時にフレームスライダー、エンジンスライダーもラインナップし、新型エリミネーターの操作性・安心感・スポーティさに高める新しいカスタムを提案している。

BabyFace レース由来の設計思想をストリートへ

大阪府富田林市に本拠を構える株式会社BabyFaceは、レースシーンでつちかった設計・加工ノウハウをストリートモデルに還元する日本のパーツメーカーだ。アルミの切削精度や剛性設計、取付け精度にこだわり、車種専用のフィッティングで「違和感のないアップグレード」を実現するのが持ち味だ。見た目の華やかさだけでなく、操作入力の伝わり方や衝撃分散といった“機能の質”を重視する姿勢が、同社の評価を支えている。

2025年の鈴鹿8耐は「Team BabyFace Titanium Power（チーム・ベビーフェイス・チタニウムパワー）」として参戦

BabyFace公式サイト

パフォーマンスステップキット（4ポジション）：軽快さとゆったりポジションを両立

ライディングのキモは体重移動。その際の荷重コントロールを担うステップは非常に重要なパーツだ。エリミネーター／SE用ステップキットは、軽快な操作感を引き出しつつ、足もとに過重をかけやすいポジション調整を可能にしている。

快適な荷重コントロール
→足裏の接地感とペグのグリップに配慮した設計で、街乗りからツーリングまで疲れにくい。
剛性とダイレクト感
→入力が逃げにくい構造により、コーナリング時の荷重移動が素直に反映される。
選べるカラー
→ブラック／ゴールド／シルバーの3色展開。車体色や好みに合わせて、自在にコーディネート可能。

ポジションはノーマルよりもBack＆Upになっており、4つのパターンから選択できる。過度なバックステップではなく、ノーマルの持ち味を活かしたゆったりポジションだ。
ライダーの体格や乗り方に合わせて最適化することで、加減速・旋回・ブレーキングすべての操作が軽快になる設計になっている。

ポジション	Back	UP
1	162.5mm	5mm
2	172.5mm	5mm
3	172.5mm	20mm
4	182.5mm	20mm

※数字はノーマル比による参考値

フレーム／エンジンスライダー：スマートに備える、車体保護の要

転倒時の初期接触を受け止め、車体へのダメージを軽減することがフレームスライダー／エンジンスライダーの役割だ。BabyFace製のスライダーは、アルミ合金製のベース部に樹脂製のスライダーコーンを組み合わせた2層構造。これにより転倒時の衝撃を車体全体に分散し、致命的なダメージを回避する設計になっている。

「フレームスライダー」は、車体の中央寄りのフレームに装着されるタイプ。
「エンジンスライダー」は、エンジンケースに近い部分に装着され、エンジン周りの保護に特化した設計になっている。どちらか一方のみ取り付けでも可能だが、セットで取り付けることでエンジンまわりを強固に保護してくれるパーツだ。

また、突出しすぎない形状で、必要な接触面を確保するスマートなデザインのため、見た目の重さを感じさせないところも好ポイント。車体への加工も不要だ。