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ダックス125&W800乗り必見、「ちょうど良いポジション」がもっとバイクを楽しくする

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

カワサキのZやW、ホンダのモンキー、ダックスなど、現代の技術を用いて旧車をリバイバルさせたバイクが人気だ。ネオレトロと呼ばれるこれらのモデルは「昔と変わらない魅力」が何より重視される

しかし、昔のスタイルを重視しすぎるあまり、現代の乗り物として最適化が難しい部分がある。そのひとつがライディングポジションだ。

旧車と現行モデルのライディングポジション比較(イメージ)

いわゆる旧車はステップの位置が前寄りで、現代のバイクに比べてバックステップになっていない。旧車をリバイバルした現行モデルも同様で、当時の雰囲気を重視したステップ位置を採用するケースが多い

国内屈指のバックステップメーカーである「BabyFace(ベビーフェイス)」はこの点に注目。リバイバルモデルでも現代のライディングポジションに合うステップキットを開発した。それが今回紹介するダックス125用/W800用バックステップだ。

目次

BabyFaceが提案する「ちょうどいい」ポジション

大阪府富田林市に本拠を構える株式会社BabyFaceは、数々のレースシーンで活動しており、2025年には「Team BabyFace Titanium Power」として6年ぶりに鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)に参戦。これらのレース現場で得たノウハウをバックステップの改良・開発に活かしている。

…と聞くと、ガチガチのレーシングパーツを想像するかもしれないが、新商品のダックス125用/W800用は「レーシーすぎない、街乗りやツーリングでちょうどいいポジション」を追求したという。

ちょうどいいポジションとは?

ダックス125もW800も本格スポーツモデルではない。そのためバックステップを導入する必要はなさそうだが、冒頭で述べたとおりノーマルステップの位置が前すぎる傾向がある。

BabyFace製ダックス125用ステップ。着座位置の真下にステップバーを配置。
BabyFace製W800用ステップ。同じく着座位置の真下にステップバーを配置している

ステップが前すぎるとライダーが体を動かす自由度がなくなり、また、ステップ荷重によるバイクのコントロールが難しくなるというマイナス面がある。

椅子から立ち上がるアクションを想像するとわかりやすい。立ち上がる際は、着座位置の真下に足をつくハズだ。逆に、着座位置より前に足をつくと立ち上がりにくくなる。つまり自由に動けなくなるのだ。

ライディングも同じで、BabyFaceはライダーが自由に動けてバイクをコントロールしやすい位置を追求。ただしダックス125やW800においては、過度なバックステップにならないよう、街乗りやツーリングで疲れにくい快適なポジションを構築している。

ダックス125用 パフォーマンスステップの特長

ゆったり走れて2人乗りもできるレジャーバイクとしての魅力を最大限に活かしたステップキット。
前すぎるノーマルのステップ位置を改良し、143mm Back/47mm Up or 155.5mm Back/47mm Up(2ポジション設定)を実現している。

シーソーペダル→リターンペダルに換装

ノーマルのダックス125はシーソーペダルを採用。しかし、BabyFaceは通常のリターンミッションのバイクに近い操作感を追求して、つま先でギヤチェンジ可能なペダルを採用している(シフトパターンはダックス125と同様にN→1→2→3→4。踏むとシフトアップ。かき上げるとシフトダウン)。

ノーマルマフラーを装着可能。タンデムもOK

ノーマルマフラーがピッタリと取り付けられるようにステーを配置。もちろんタンデム用ブラケットも付いている(ステップバーは純正品を流用)。

製品仕様

【カラー】シルバー、ブラック、ゴールド
【ポジション】2ポジション(143mm Back/47mm Up or 155.5mm Back/47mm Up)
【税込価格】8万5,800円

W800用 パフォーマンスステップの特長

ダックス125用と同じく、ステップ位置を見直すことで操作性の向上や疲れにくい快適なポジションを追求したステップキット。
1ポジション設定で、105mm Back/15mm Upとなっている。

ブレーキまわりに手を加えず装着OK

W800はリヤのマスターシリンダー、ブレーキスイッチがフレーム装着されているため、バックステップ化が難しい(多くの車種はフレームではなくステップに装着されている)。対してBabyFace製W800用 パフォーマンスステップはこれらのパーツを移設せずに装着できる構造になっている。

長距離移動を想定したステップポジション

ノーマルのW800は足を前に出した旧車らしいポジションとなっている。一見ラクそうに思えるが、長距離移動では尻(腰)に体重が集中するため体への負担は大きくなりがちだ。

着座位置の真下にステップバーを配置することで、腰と足に体重を分散させ、長距離移動が快適なポジションを構築している。

製品仕様

【カラー】シルバー、ブラック ※ゴールドもオーダーにより可能
【ポジション】1ポジション(105mm Back/15mm Up)
【税込価格】6万3,800円

BabyFaceオリジナルグッズ販売中

「Team BabyFace Titanium Power」として2025年鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)に参するBabyFaceでは、8耐関連グッズや、同社オリジナルグッズを多数販売している。
気になる人はBabyFaceダイレクトショップをチェック!

 Team BabyFace 2025鈴鹿8耐応援 オリジナルマフラータオル【税込:2,750円】
ステッカーとのセット販売【税込:3300円】
Team BabyFace 2025鈴鹿8耐応援 2025 8耐記念ステッカー【税込:1,100円】
マフラータオルとのセット販売【税込:3300円】

(編集協力:株式会社ベビーフェイス)

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