ナビや音楽を聴きながらソロツーリングを堪能したり、仲間とツーリングしながら会話を楽しむなど、バイク用インカムはバイクライフに欠かせないギアのひとつだが、自分好みの機能を持つインカムを探すとなると金額も上がってくるもの。
今回、価格を抑えつつもバイク用インカムに必要な機能に加え、専用アプリ連携でこんな機能が欲しかった! を叶える高性能かつ実用性に優れた次世代インカム「ASMAX F1 Pro」の実力を、実際のツーリングシーンでの利便性や使用感、バッテリー具合などでチェックしてみた。
2日間通して充電なしツーリング後のバッテリー残量は驚異の70%!
「ASMAX F1 Pro」は1350mAhの大容量バッテリーを搭載し、インカム通話なら約14時間/音楽再生なら約20時間の連続使用が可能なことに加え、50分でフル充電/10分ほどの充電でも約3時間の通話が可能。
連続通話最大14時間というバッテリーが実際どれくらい保つのだろうかと、今回丸2日のツーリングで試してみた。
最悪、休憩時にモバイルバッテリーで10分充電をすればバッテリー切れの心配はないと考えていたが、フタを開けてみればまさかの2日間ツーリングで使い倒したあとのバッテリー残量は70%だった。
簡単脱着の磁気吸着マウントによる自動電源ON・OFF機能が効きまくり!

「ASMAX F1 Pro」はヘルメットへのインカム取り付けに最新のマグネット式磁気吸着マウントを採用しており、本体をベースに近づけるだけでカチッと固定される手軽さ&取り外しも上下のつまみを軽く押すだけの楽ちん仕様。
しかも、このマウントは本体の着脱が電源のON/OFFとも連動(専用アプリ内で設定可能)しており、装着すれば自動で電源オン、外せば自動で電源オフできてしまうのだ。
ストレスなく脱着ができるので、休憩時には必ずインカム本体をヘルメットからササっと外すようにしてみたのだが、おそらくこのひと手間がよくある「休憩時のインカム電源の切り忘れによるバッテリーのムダ遣い」を減らした模様。
また、仲間のインカムも休憩後にヘルメットに装着され電源自動オン、「チームモード、ひとり……ふたり……」とすぐに会話がこちらと繋がるので、「電源入れた? 繋がってなくない?」など、休憩後の出発前ロスも一切なかった!
盗難防止やちょっとしたぶつけ傷軽減にも大役立ち!

インカム遣いあるあるとして、気をつけるよう心がけていても「ヘルメットを持ったまま歩いていると、ぶつけによるスリ傷がつく/出っ張っているインカム部分をどこかに引っ掛けてしまう&接続部分(クリップなど)がズレてヘルメットに引っ掻き傷がつくこと」がある。
ASMAX F1 Proはマグネット式磁気吸着マウントで簡単脱着できるので、休憩時は「本体をマウントから外してポケットにしまう」という動きをクセづけておけば、盗難防止効果はもちろん、インカム本体への小傷防止&ヘルメットや接続部分に負担をかけることもなく装備を長くキレイに使用できること間違いなし!
簡単チームマッチングで集合から出発までの流れがエレガント!

どんなに早い時間帯で集合しても、バイク好き仲間が集えば会話に花が咲くもの。そろそろ出発しようかという時に「あ、インカム繋がなきゃ」からの繋ぎ待ち時間は、何度「先にやっておけば後悔」をしても繰り返してしまいがち。
ASMAX機種同士なら、電源を押して4つに分かれたボタンのうち、インカム前方部にあるインターホンボタンを2秒押す or 「ハイマックス! チームをマッチング」と言うだけで即座にマッチングを開始。
「●人見つかりました。インターホンボタンを押して確認してください」と音声案内が聞こえてきたら、インターホンボタンを1タップ。「チーム結成」と聞こえたら完了! とお手軽だ。

圧倒的な操作性とボイスコマンドによる安全性!


ASMAX F1 Proの操作ボタンや配置レイアウトは大きめで分かりやすく、非常に操作しやすい。また、グローブ装着時でも迷わず使えるので、初めてインカムを選ぶライダーでも扱いやすい設計だ。
さらにボイスコマンド機能の精度が非常に高く、走行中にボタン操作を必要としないので安全そのもの。
今回はダート林道ツーリングだったが、ほぼすべての操作を音声で操作できたことで、ちょっとした操作で片手を離している最中に路面のギャップを拾ってあわや転倒!? などという心配は一切なかった。
並び順に縛られず安定した通信で繋がっていられるメッシュの恩恵

Bluetooth接続が「鎖つなぎ」で人を結ぶのに対し、「網の目」のように全員をつなぐメッシュ接続。
「先に行きたい/後ろに下がりたいけど接続が不安定になる」といった縛りが一切ない。これは地味に「みんなが楽しめるマスツーリング」の肝に関わるポイント!
中〜上級者は大らかな気持ちで、ビギナーは変に焦ることもなく、ともにツーリングを楽しめる一助にもなるハズ。
他社インカムと接続してみた!
バイク用インカムには「他社インカムと接続可能」と謳っていても接続方法が難解というケースは少なくないが、ASMAX F1 Proなら予想以上に簡単な操作だけで、他社インカムと接続可能な状態へと持っていける。
ASMAX F1 Proと他社インカムを接続する場合、F1 Proの「ユニバーサルモード(他社接続モード)」機能を利用する。なお、ASMAX F1 Proサイドからの他社インカム接続は、1:1のみ。

SENAと接続

SENA側をBluetooth接続を使用したペアリングモードにする必要がある。
「SENA J30」では、電源を入れたら真ん中のジョグダイアルを5秒ほど長押しし、「設定メニュー」となったらジョグダイアルをくるくる回して「2台目携帯電話へのペアリング」と聞こえたところで、本体後部にある「フォンボタン」を1回押して確定する。
ASMAX F1 Proの電源を入れ、本体後部の機能ボタンを3秒ほど長押しして「ペアリングスタート」と聞こえたら、本体前方のインターホンボタンを2回タップすると、「ペアリングが成功しました」とアナウンスし、ユニバーサルモードになる。
あとはASMAX F1 ProとJ30の本体同士を近づけてしばらくすると、接続完了だ。通話は本体後部の機能ボタンを2回タップすればOK。
B+COMと接続

B+COM側をペアリング待機状態にする必要がある。
「B+COM SB6XR」では、電源を入れたら本体下側の 「B2ボタン」を3秒間長押しするとLEDが赤色に点滅して待機状態となる。
ASMAX F1 Proの電源を入れ、本体後部の機能ボタンを3秒ほど長押しして「ペアリングスタート」と聞こえたら、本体前方のインターホンボタンを2回タップすると、「ペアリングが成功しました」とアナウンスし、ユニバーサルモードになる。
あとはASMAX F1 ProとB+COM SB6XRの本体同士を近づけてしばらくすると、接続完了だ。通話は本体後部の機能ボタンを2回タップすればOK。
ちなみに、接続したB+COM SB6XRは筆者の私物だが、取り外しが面倒なので装着したまま持ち歩き、本体に小傷がつきまくっているのが分かる。また、それでも取り外したいと本体を外す+本体に接続されている配線を抜くを繰り返すうちに配線も千切れかけてきている。
こういった点からも、ASMAX F1 Proの「本体の着脱が楽で配線なども抜く必要がない」という設計のありがたさを今回おおいに感じた。
アクションカムと接続してみた!

記録だけでなく、ツーリング後に楽しい思い出の結晶としても楽しめるのが、アクションカムでの撮影。
ASMAX F1 Proはアクションカムとの連携にも対応しているので、ツーリング中のインカムでの仲間との会話をそのまま録画+音声で記録できる。
この連携は、ASMAX機種同士だけでなく、他社メーカーモデル(SENA/B+COM)でも双方の会話音声をアクションカムの映像に残すことができた。
Insta360 X5と接続

Insta360 X5と接続では、ASMAX F1 Pro側をペアリング待機にした状態でX5の画面を下にスワイプして設定から「Bluetooth」画面を出し、「ASMAX F1 Pro」を選択するだけ。
この時、X5側で音声コントロールをオンにしておけば、「録画開始!」などインカムでX5を音声操作可能だ。


Insta360 Ace Pro2と接続

Insta360 Ace Pro2と接続では、F1Pro側をペアリング待機にした状態でAce Pro2の設定画面から「Bluetoothヘッドフォン」画面を出し、「ASMAX F1 Pro」を選択するだけ。
この時、Ace Pro2側で音声コントロールをオンにしておけば、「録画開始!」などインカムでAce Pro2を音声操作可能だ。
また、Ace Pro2では録画後に、Insta360専用アプリ内でASMAX F1 Pro側マイクとカメラ内蔵マイクの音声ミキシングもできる。


自在に走れるのに繋がっていられる安心感に、楽しさもプラスしてくれるASMAXインカム

今回は、ASMAX F1 Proの3台をメッシュ接続で最大10人(16人にアップデート予定)のプライベート通話が可能な「チームモード」で繋いだが、同じく「フリーモード」に加え、スマホ回線とクラウドサーバーを介して最大50名が同一ルームでリアルタイムに接続できるCloudTalkモードも用意されている。
Mesh通信とBluetooth通信を両立する万能型インカムとして、安定した接続性と、音楽・ナビ・会話を同時に快適に楽しめる操作性も大きな魅力だ。
日常使いからロングツーリングまで頼れるスペックを備え、実用性とコスパのバランスが非常に良いASMAX F1 Proは、仲間に一緒に買おうと伝えやすい価格帯もあいまって「ちょうどいい選択肢」として幅広いライダーに安心感を与えるオススメのバイク用インカムといえるだろう。

購入後も安心のサポートサービス&2年保証
世界展開の実績を持つグローバルブランド「ASMAX(アズマックス)」製品は、日本国内で正規ルート&サポート網を持っているカスタムジャパンが日本正規総代理店として販売・サポートしている。
カスタムジャパンでは、#ノル人をツクる という経営理念のもと「バイクに乗る人をもっと増やしたい」という想いとともに海外で良質な製品を探求し、その導入にあたって開発元や製造工場を開発担当はもちろん社長自ら直接訪問。製品の設計思想から生産プロセス、品質管理体制までを毎度その目で確認しているという。
また、商品開発の海外拠点となる工場があり、現地の工場と直接やりとりすることで価格をギリギリまで抑え、広くいいものをライダーたちに届けてくれている。
そして安心して使い続けられる製品を届けるため、2年間の製品保証を含む万全のサポートもカスタムジャパンのカスタマーサポートセンターで受けられるので安心だ。

ASMAX F1 Pro【SPEC】

Mesh通信とBluetooth通信を両立する万能型インカム・F1 Pro。


(編集協力:カスタムジャパン)








