道の駅の特徴
稚内市といえば日本最北の街で、ライダーにとっても一度は憧れる最北の地。日本最北端の宗谷岬は、誰もが一度は訪れてみたい場所のひとつでもあるはずだ。宗谷海峡を間に東はオホーツク海、西は日本海に面し海の幸はもちろん、宗谷丘陵では宗谷黒牛が育てられており、豊かな食に恵まれた場所でもある。

そんな場所にある道の駅わっかないは「日本最北端の道の駅」で、国道40号の始終点に位置。市街地にあり、パッと見は鉄道駅舎で一般的なイメージの道の駅とは少し異なる。物販、飲食店舗、JR稚内駅、バスターミナルや映画館などが一体となった複合施設で、全国でも珍しいタイプの道の駅なのだ。
JR稚内駅はJR宗谷本線の終点であり、日本最北端の鉄道駅でもある。ここを訪れれば2つの最北端の駅を1度に制覇できるというわけだ。建物内のガラス窓からは、最北端の鉄道駅のホームを見ることができ、また屋外広場には線路の終わりを示す黄色の車止めと、日本最北端の線路の碑が設置されている。

売店では、北海道内や宗谷管内の農産品、水産品、お土産品を中心に販売。稚内の特産品では「稚内ブランド」商品も数多く並ぶ。飲食店では、食事処では海鮮丼などご飯ものやラーメンなどを提供するほか、立ち食いコーナーではソバを提供。カフェでは宗谷黒牛を使ったハヤシライスなどを味わえる。
道の駅周辺には、稚内港北防波堤ドームや稚内や稚内公園など観光スポットが多数あり、副港市場ではヤムワッカナイ温泉「港のゆ」がオープンし、天然温泉が楽しめるという。観光名所や走りたい道が数多くある稚内市。そんな街にある道の駅は観光スポットのひとつとしても楽しめる場所だ。
施設紹介


















売店は、お土産品を販売するセレクトショップ「ワッカナイセレクト」、ソフトクリームの販売も行う「orange egg」のほか、セイコーマートもあるので便利。飲食店は「食事処ふじ田」「セレクトカフェ モカマタリ」の2店舗。JR稚内駅、と2階映画館を併設。休憩コーナーは5~24時まで利用できる。
名物&名産品
◆チャーメン

稚内のソウルフードで、焼いた中華麺の上に海鮮や野菜が入ったあんがかかったもの。あんかけ焼きそばのようなご当地グルメで、店ごとに味や具材が異なる。道の駅では「食事処ふじ田」で味わえる。焼き目がついた中華麺の上に、エビやホタテなどの魚介類と、野菜、豚肉入りの具だくさんの塩味のあんがかかっている。中華麺にぼってりと絡まったあんで熱々なのでやけど注意!ボリューム満点の一品。
◆宗谷黒牛のハンバーグサンド
宗谷黒牛は日本最北の牧場「宗谷岬牧場」で育てられるブランド牛。その肉は濃厚な赤身と淡白な脂肪のバランスが絶妙の味。その宗谷黒牛を使ったハンバーグとフレッシュ野菜が挟まったサンドイッチは、ハンバーグとシャキシャキの野菜の相性が抜群で、ボリュームもしっかり。牧場では宗谷黒牛の放牧風景を見ることができる。
◆宗谷の塩
海底を掘り、海の自然浄化作用を利用してろ過かし、澄んだ海水を汲み上げて製造。瞬間蒸発させる製法によりミネラル成分を多く含んだ、まろやかな塩ができる。売店では塩の購入ができるほか、道の駅内ではこの塩を使ったソフトクリームが味わえる。ほんのりと塩気が効いてさっぱりとした味のソフトクリームだ。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆稚内港北防波堤ドーム

平成13年(2001)に北海道遺産に指定された、全長427m、高さ13.6mの半アーチ型の防波堤。70本の円柱が連なり、古代ローマ建築の回廊を思わせる雰囲気で、写真の撮影スポッとしても人気の場所。なだらかな曲線を描いた回廊は、世界でも類をみない建築物。道の駅からは徒歩3分ほど。
◆ノシャップ岬

夕日の名所として有名な岬。天気がいい日には利尻富士・礼文島も一望でき、水平線に沈む夕日はまさに絶景。岬の周辺には稚内灯台や日本最北端の水族館「寒流水族館」もある。稚内まできたら宗谷岬と併せて訪れたい岬のひとつ。
ルートや思い出を記録・共有できるアプリを使ってツーリングに出かけよう!

ツーリングでたまたま通りかかった絶景が広がる峠道、川原へ降りられる休憩スポット、ふらっと立ち寄った地元のラーメン屋。
その瞬間でしか体験できないもの、見られない景色、旬の味。
バイクでツーリングする理由は、この瞬間を楽しみたくて走っている。同じ道でも同じシチュエーションであることは二度とない。
そんな瞬間を切り取って残せ、しかも仲間とその思い出を共有できるツーリングログアプリが『Riders Square』だ!

特徴① 走ったツーリングルートに写真をリンクして残せる!
アプリの使い方は至ってシンプル。ツーリングへ出かける時、RidersSquareのアプリを起動し、スタートすれば準備はOK。あとはアプリが走行したルートや時間を記録してくれる。ツーリング途中に撮った写真の場所や情報は、アプリ内のボタンでカメラを起動して撮影するとコメント欄が表示される。撮影した時に残しておきたいコメントなどを記入するから忘れずに残しておけるというわけだ。
また、ナビアプリ等との併用も可能。道案内はナビに任せ、バックグラウンドで同アプリが動き続けツーリングのログや写真のポイントを記録していく。

特徴② ツーリングの思い出を仲間と共有
ツーリングの思い出は個人で楽しめるが、公開することで登録されているユーザーに共有することもできる。共有したいマイルートは公開してもいいし、自分だけにとどめたいルートは非公開にするといった具合にツーリングごとに設定可能だ。ログには距離、時間が記録されているので、よりリアルにツーリングプランを組めるのもポイント。
SNSでもあまり発信されないようなメジャーではない、ちょっとしたバイクでの散歩ルートなども公開されていることがあるので、新たなツーリングルートの発見にもつながる!
通行止め、凍結情報などライダーにとって大事な情報もシェアできるから、行った先で走れずガッカリ……ということも少なくなる。