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プロが伝授!バイクのセルフメンテナンスで失敗を減らすには工具選びから

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目次

作業環境にピッタリ工具を用意しよう

失敗を減らす秘訣は工具選びにアリ

愛車を自ら作業してメンテナンスをする。愛情をたくさん注いでいる気分にもなれるし、何よりカッコイイと思う。セルフメンテナンスに憧れているライダーは多いことだろう。しかし、どうしても「失敗が怖い」という気持ちも拭えない。

特に怖い失敗は、ネジやボルトがナメてしまうこと。ひどい場合はもう緩めることもできなくなることも考えられる。

CBをはじめとした絶版車のメンテナンスやカスタムで有名なショップであり、ユーザーへメンテナンスの指導をすることもある、T.T.Rモータースの林代表。今回は『Ko-ken(コーケン)』の製品を手にしながら、工具の使い方や選び方のポイントを教えてもらった。

サイズや環境にピッタリな工具を使うことです」と即答だった。例えばプラスの2番が適正サイズのネジがあったとして、失敗している人の多くは3番で緩めようとしているというのだ。「3番でもハマっているように見えますが、実はピッタリではない。隙間が大きいので均一に力がかからず、ナメてしまいます」という。もちろん力の入りにくい角度で無理に作業するのも同じこと。まっすぐならば均一になる力が偏ってしまい、ナメてしまうことになる。

プロは工具をたくさん持っているが、それは「ピッタリ合った工具を使うために必要だからです」(林さん)という理由がある。テクニックで劣る一般ライダーが少ない工具しか使わないのだから、失敗するのは必然というワケ。だからこそセットはお手軽で、使い勝手が良い。Ko-kenのZ-EALの『P2285Z ソケットセット』はかなりおすすめなのだが、その理由はまた後ほど詳しく説明していく。

ぴったりハマるサイズを使用することがポイント

プロメカニックがバイクの整備でブランド工具を選ぶ理由

プロは有名ブランドの工具を使用していることが多い。その理由は「工具が耐えられるトルクが大きいこと、扱いやすいことなどあります」とのこと。時にはネジが緩む前に工具が変形してしまい、ナメる原因につながることもある。

ラチェットをはじめとする工具は長く使用できる物だ。「正しい使い方をしていて、工具が壊れるというのはあまりありません。10年、20年と使い続けている工具も多いですよ」と林さんは教えてくれた。また、ラチェットにはリペアパーツが用意されていることも多い。今回使用したKo-kenのラチェットは信頼の日本製で人気が高い。安物買いの銭失いにならないよう、最初に良い工具をそろえておくことも大切な要素だ。

バイクメンテはラチェットレンチセットを備えれば失敗が減る!?

ドライバーとラチェットの違い

ピッタリな工具が大切なことはわかったが、大量の工具を買いそろえるのはやっぱり大変。そんな中で林さんがオススメするのがラチェットレンチだ。「実はドライバーって使用が難しい工具なんですよ」と言うのだから驚きだ。

ちなみにラチェットレンチとは、一方向へ回す時はレンチの力を発揮し、反対方向へ回すと空転する工具。ボルトやネジを回す時、空転させることでハメ直さなくてもネジを回すことができるので、作業が早くて効率的になるのだ。

話を戻そう。プラスネジを回すには、ネジへ向かってまっすぐ押し付ける力と回す力の2つが必要になる。両方の力を入れやすい環境は決して多くはないのだそう。ドライバーが斜めになるシチュエーションも多いので、なおさらだ。さらに固着して回りにくいネジだと、回す力を強めなければいけない。回す力に集中すると押し付ける力が弱まって、ナメてしまうことにもつながる。

その点でドライバーは難しい。まず握っている握力で工具を固定する場合が多いので力が必要だ。また、回す時に使う「手を捻る力」は決して大きくはない。柄の大きさも関係するが、大きい物でも直径で数センチ。テコの原理も作用が弱いと言える。

対してラチェットレンチはどうだろうか。片手で押さえて片手で回すことができるし、押したり引いたりを腕全体で行えるので、力が入りやすい。また、ラチェットの長さがテコの原理の作用となるので、増幅しやすい。「回す力が強いので、押し付けることに集中でき、ネジを回す失敗が減る」という可能性が高まるのだ。力に自信のない方などは、圧倒的にラチェットの方が使いやすいだろう。

一緒に用意しておきたいアイテムとは?

ラチェットレンチは本体にさまざまなソケットを装着させて多様なボルトやネジに対応する。しかし、それだけだと使いにくかったり、使えない部分が出てくるので、アシストするアイテムが存在する。その筆頭となるのがエクステンションバーだと林さんは言う。ボルトとラチェットの間を長くしてくれるのだが「ラチェットが引っかかる部分を回避できますし、力の入れやすい体勢で作業ができる」というのがメリット。実は作業には姿勢や体勢も重要ポイントのひとつ。力を入れやすい体勢で作業すれば、コントロールもしやすいのだ。

ユニバーサルジョイントもあれば便利なアイテム。角度を変えられるので、斜めになってしまうのを防いでくれる。ただ、少し使い方が雑になると失敗につながるので、注意は必要かもしれない。ソケットは六角ボルトなら「六角のソケットがオススメ。花と呼ばれる多角ソケットは強い力に耐えにくく、失敗の確率が高まりますね」と林さん。ボルトにハメやすいのでビギナーで使いがちなソケットだが、総合的に考えると六角のソケットが最適となる。

ラチェットを選ぶポイント

歯数の枚数と空転の感触

 T.T.Rモータースのスタッフさんの中には愛用している方がいる、コーケンのラチェットだが、林さんは初めての使用だった。軽く空転させながら「これ良いですね!」と思わず声に出た。「空転する感触でわかる」のはさすがにプロだ。加えて歯数の枚数も大事だという。空転させて次に噛む場所が近ければ、狭い場所での作業がしやすいからだ。歯数が少ないとせっかく空転させても回す方向に噛まないこともあり、ソケットを刺し直ししなければならなくなる。安定した角度を決めたら、そのまま変えることなく回せるのがラチェットの良いところ。歯数は多い方が良いのだ。

さらに購入のポイントとして「耐用トルクが大きいこと」もあるという。ボルトやネジが大きいほどトルクが必要となるので、低すぎると壊れてしまう可能性もある。広い範囲で使用したい場合は、耐用トルクが大きいラチェットが安心だ。

携行しておきたいラチェットセット

 作業がしやすく、失敗を少なくする可能性が高いラチェットなので、できればいつでもラチェットで作業できると安心。そこでZ-EALの『P2285Z ソケットセット』がおすすめ。六角ソケットが12個の他、プラスマイナスのビットやヘックスビットも「よく使うサイズが入っていて良心的」と林さんが言う内容で入っている。しかもエクステンションバーやユニバーサルジョイント、スピンナーまでがセット! キャブレターやハンドル周りだけでなく、エンジン系にもぴったりサイズがそろっていて、作業スキルが上がっても対応できる幅広いセットになっている。また、1/4サイズとコンパクトサイズなので、持ち運びも便利。ケースごとバッグ類に入れることもできるし、袋に入れておけばさらにコンパクトだ。

 考えたくないが、転倒などのトラブルはいつも可能性がある。レバーの位置の修正などはいつでも対応したい。また、絶版車オーナーの方にもこのセットは「合っていると思う」と林さんは言う。「キャブレター車の場合、オーバーフローというトラブルが多いんです」燃料をエンジンに送り込むキャブレターにガソリンが入りすぎて、機能不全になってしまうこと。フロートを外してガソリンを捨てるという作業が必要だ。このキャブレター下側のスペースが狭い場合が多く、1/4サイズはピッタリなのだ。

 また、このサイズならば手の小さい人でも楽に扱えるのも大きなメリットと言える。79グラムと軽量なので、片手での作業もしやすいのだ。

 作業の失敗を減らす可能性が高く、いつでもどこでも作業ができるラチェットセットの『P2285Z ソケットセット』は正におすすめの逸品。これからセルフメンテナンスを志すのなら、セット購入をしてみてはいかがだろうか?

P2285Z ソケットセット
内容:ラチェット2725Z。スピナー2756Z。ユニバーサルジョイント2771Z。エクステンションバー2760Z-50、2760Z-150。六角ソケット4、4.5、5、5.5、6、7、8、10、11、12、13、14。プラスビットソケット1、2、3。マイナスビットソケット5、6。ヘックスビットソケット3、4、5、6。
希望小売価格:37,700円(税抜)

取材協力

T.T.Rモータース

今回紹介したCB-F系やCBXを得意とし旧車、絶版車などの販売修理を行う。バイク初心者の方にも安心して購入できるアフターサービスも充実! 楽しくなければバイクじゃないという考えのもと、様々なイベント、ツーリングやサーキット走行会などを催している。

〒340-0017 埼玉県草加市吉町4-3-28

TEL048-925-8655

https://bike-ttrm.com

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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