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裏起毛が暖かい!児島ジーンズのストレッチスリムパンツがバイク乗りにハマる

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真冬の寒さをスタイリッシュに乗り切る!

肌を刺すような寒さの中でも、やっぱりバイクに乗りたい!
冬場はエンジンも良く回るし、寒いながらもバイクでの街乗りやツーリングはやっぱり楽しいものですよね。でも走りを満喫するなら防寒対策は必須。みなさんはどんなウエアで冬を乗り切っていますか?

防寒対策の基本は肌を冷気にさらさないこと。これに尽きます。とはいえ、あれこれ着込んでいくうちにブクブクと着膨れすることもよくある話。どんな格好でも寒さが凌げるなら構わない!というライダーもいるとは思いますが、その一方でどんな時でもスタイリッシュにバイクを楽しみたいライダーにとって、真冬のライディングウエア選びはかなり頭を悩ませるポイントだったりします。かくいう筆者もその一人……。では、スタイルにもこだわるライダーでも納得できる防寒アイテムとは?

今回はスタイリングの肝となるパンツに着目。そこでMotoMegane編集部がたどり着いたのが児島ジーンズの「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」です。

国産デニムの本場、岡山児島発の逸品

児島ジーンズは岡山県の児島に本社を構えるジーンズブランドです。児島といえば、国産デニムの生産地として世界的に知られています。古くは90年代、日本でビンテージジーンズの一大ブームが巻き起こって以来、古くからデニム工場が数多く点在していた児島エリアは、国産レプリカジーンズの生産地として各地の工場で質の高い製品を生み出し続けています。そして児島ジーンズはビンテージジーンズ好きからも支持されるブランドであり、現在も数多くのオリジナルデニムを生産しています。

今回紹介するのは、児島ジーンズの新作「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」です。じつはこのパンツはライディングに特化したジーンズではありません。しかし、その卓越したコンセプトと縫製技術、素材へのこだわりがもたらす機能性はライディングにもぴったり。一体なぜなのか?ここからはその特徴についてご紹介します。

シルエットは美麗なテーパードスリム

「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」はその名の通り、ストレッチが効いたスリムシルエットのパンツです。

一見すると、普通のジーンズにも思えますが一体何が「ハイスペック」なのでしょう。

「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」のここがすごい。
その①「裏起毛が超あったかい!」

じつはこの「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」は生地裏面が裏起毛仕様なのです。肌触りもなめらかなこの起毛生地はデニム生地に貼り付けているのではなく、独自に開発した生地をベースに起毛させているもの。

しかも腰回りだけではなく、裾の先まで肌に触れるパンツ裏側全体が起毛仕様なのです。実際に足を通してみると、履いてすぐにその暖かさがわかります。冬の早朝、冷たいジーンズに足を入れて「ヒエッ……」となった経験は誰にでもあるでしょう。しかし、「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」ならそんなこともありません。

今回はテストを兼ねて「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」のブラックデニムをお借りして、日中に200kmほど走行してみました。走行中の気温はだいたい3℃から8℃くらい、バイク用のインナースパッツを組み合わせて走行。デニム地なので風は通してしまいますが、普通のコットン生地に比べると裏起毛のおかげでダイレクトに風を受けている感じが随分とやわらぎます。この時期走るなら、やはりインナースパッツとの組み合わせがおすすめです。じつは同じ条件でコットンパンツでも走行してみたのですが、膝とスネの寒さがあっという間に冷えてしまい、そそくさと退散……。冬場はやっぱりウエアの裏地が重要ですね。

「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」のここがすごい。
その②「驚異的なストレッチ性能」

「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」最大の特徴とも言えるのがその伸縮性です。通常のデニムと比較すると約3倍ものストレッチ性を持つという「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」。腰を曲げたり、膝を曲げたりするような動作でも身体にストレスを感じさせないために生み出された生地をスリムパンツとして仕上げているので、身体に吸い付くようにフィットします。

では生地がどれくらい伸びるのか。実際にテストしてみたのが上の写真です。スソから約10cmの部分に洗濯バサミを目印として挟んでみました。

そこから生地を縦方向にグイッと引っ張ると、なんと3cm以上も伸びたのです。通常のデニム生地ではあり得ない伸び! 生地にはレーヨンを織り込んであるので、こうした伸縮性が実現しているんですね。このようなストレッチ性ですから、バイクに跨ったり、しゃがんでみたりしても、通常のデニム生地にありがちなツッパリ感は皆無なのです。

ストレッチ性能は防寒にもつながる

じつはこのストレッチ性能は、冬場のライディングにも非常に有効です。なぜだかお分かりでしょうか?たとえば硬いデニム生地の場合、新品の状態に近いほどウエストや腰回りが身体にフィットしづらく、デニムと身体の間に隙間ができてしまい、そこから冷気の侵入を許してしまいます。防寒では、ある程度の空気の層を作ることも必要ですが、衣類と身体の密着度も重要なポイントなんです。

着用しているのは「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」のブラックデニム。フリースやダウン、レザーなど、どんなアウターでも合わせやすいカラーです。

でもストレッチ性に富む「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」はサイズ選びさえ間違わなければピッタリと身体に生地がフィット。カチッとした履き心地を生み出します。さらに冬用のインナーを着用した上で裏起毛の「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」を履けば、暖かい空気の層をしっかりと作りつつ、身体にフィットさせることができます。さらに、スリムパンツとあって太ももからスソまでぴったりとフィットするので、ハイスピードで走行しても不快なバタつきもありません

またがってもスソが上りづらい!これもストレッチ性能が生み出す防寒効果

筆者は真冬でも毎日バイクに乗りますが、冬場のパンツ選びにはいつも頭を悩ませてきました。特に困るのがスソのずり上がり。普通のパンツだと、バイクにまたがってステップに膝を乗せると、膝が曲がる分だけ生地が引っ張られてスソがずり上がり、足首が露出してしまいます。こうなるともう寒いのなんの。上半身をしっかり防寒していても足元の防寒がおろそかだと一気に寒さが増してしまいます。オーバーパンツなんてものに頼らず、いかにカッコよく防寒できるか、これはストリートで走るライダーにとっては永遠のテーマなのです。

しかし「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」なら問題なし。というのも、驚異的なストレッチが効いたデニム素材は膝の曲がりにも生地がしっかり追従。スソが全然ずり上がらないのです。これにはびっくり!

普通のパンツと「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」のスソを乗車姿勢で比較してみました

筆者の身長は162cm、ガッチリ寄りの標準体型で、普段からジャストサイズのパンツしか履かきません。左右どちらのパンツもウエストは30インチで、腰履きせずに腰骨でしっかりベルトを締めています。

左はライディング用ではないコーデュロイ生地の普通のパンツで、右は「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」。比較用に「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」のスソ長さは普通のパンツと同じになるようにロールアップしました。

またがってステップに足を載せるとその差は一目瞭然。左のパンツは完全に足首が露出してしまいました。これだけスソが上がるとショートブーツでも冷気がスネに侵入してしまいそう。一方の「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」は立っている時とほぼ変わらないスソ長さ。

スソがどれだけずり上がるのか、わかりやすいようにスニーカーを履いてテスト。普通のパンツではステップに足を置くと足首は完全に露出! この状態で走るとむちゃくちゃ寒いですよね……。一方の「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」はというと、膝周りの生地が膝にぴったりとフィットしているため、生地が引っ張られずに立っている状態とスソの長さがほぼ変わっていません。立体裁断でもないのに!これには写真を撮っている自分でも驚きました(笑)。今回はわかりやすいようにローカットのスニーカーで撮影していますが、足首の寒さに悩んでいるライダーなら、このストレッチ性がどれだけ防寒に寄与するのかはすぐにお分かりになるでしょう。

ちなみにブーツに合わせるとこんな感じ。写真のスソは2回折り返していますが、ブーツなら1回の折り返しでも良さそう。冬場は足先やスネが冷えるので、特に長時間のライディングではパンツの丈とブーツの長さに気を配るのが吉。もしスソ上げをする場合はブーツを着用して乗車姿勢でのスソ位置を確認するのがおすすめです。もちろん、スソ上げせずにロールアップで履くのも良いと思います。

「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」のここがすごい。
その③「デニム好きも納得のディテール」

数あるウエアのなかから冬場のライディングパンツにジーンズを選ぶ人は、きっとファッションにそれなりのこだわりを持つ方でしょう。「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」は、ここまで述べた機能性はもちろんですが、児島ジーンズらしいこだわりが随所に盛り込まれています。

革パッチ

ジーンズの後ろ姿を決める大事なパーツがベルトループに設けられた革パッチ。こちらは本革製。ベルトをパッチの下に通せる仕様としているのも、フィット感向上にも貢献しています。この革パッチも履き込み、洗濯を重ねることで革が徐々に縮み、表面には味わいが生まれます。長く履いて経年変化を楽しみたいポイントのひとつです。

カッパーリベット

ポケット各部はカッパー(銅製)のリベットで固定されています。もちろんこのリベットは児島ジーンズのオリジナル。履き込んでいくとデニム生地同様に経年変化した風合いが楽しめます

フロントボタン&Zipフライ

フロントはZipフライとして使いやすさを重視。そのZip自体は、ビンテージデニムでもお馴染みのUNIVERSAL製! これはデニム好きにとってはグッとくるポイント。ボタンももちろん児島ジーンズのオリジナルです。

スソのチェーンステッチ

ビンテージデニム同様にスソはチェーンステッチ仕上げ! デニム好きならこういう仕様にグッとくるはず。ステッチの色はブラックデニムがブラック、インディゴデニムではイエローです。もしスソ上げする場合も「チェーンステッチで」とお願いしましょう。

経年変化も楽しみな上質なデニム

児島ジーンズの方にお話を伺うと、実はこの「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」でも経年変化が楽しめるそう。確かにデニム地をよく観察すると表地は新品の状態でも適度な凹凸があり、「アタリ」や「ヒゲ」、膝裏の「ハチノス」なども楽しめそうな雰囲気。特に写真のインディゴブルーだと表情豊かな経年変化が楽しめそうです。

アメカジ感がグッと高まるインディゴデニムにも足を通してみました。やっぱりこのカラーだとワークブーツを履きたくなってしまいます。

今回は児島ジーンズ製「ハイスペック・ストレッチ・スリムパンツ」の機能性についてご紹介しました。バイク用ではなく、冬場のアクティビティに向けたアイテムとして生み出されたハイテクジーンズですが、その中身を掘り下げてみると、冬場のライディングにぴったりなアイテムだとわかりました。

パッと見は普通のジーンズ。でも中身はすごいこの1本。筆者のように「いかにもバイク用です!」みたいなパンツがちょっと苦手なライダーには、超おすすめのパンツです。美麗なシルエットで脚長効果も期待できるので、冬のコーディネイトに加えてみてはいかがでしょう?

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※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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