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【SHOEI vs Arai】HORNET ADVとTOUR-CROSS3 デュアルパーパスヘルメット比較!

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デザインだけ見るとそっくりに感じるヘルメット。実際にかぶり比べてみたらどれぐらい違いがあるのでしょうか?

今回はSHOEIとAraiのバイザー・シールド付きデュアルパーパスヘルメットの比較をしてみました。

結果を先にお伝えすると、どちらも甲乙つけがたいハイクオリティなヘルメット。どちらを選ぶべき?選ぶ基準はなんだろう⁉

目次

ヘルメットの買い替えを検討中

ライダー&ライターの高木はるかです。

個人的なお話なのですが、先日、愛用していたヘルメットを壊してしまいました。

かなりの頻度で3年間、使用していたため無理もないのですが、お気に入りだったためすごく悲しい…!

ということで新しいヘルメットを検討中なのですが、絶対に譲りたくない条件があるのです。それは、

  • バイザーが付いていること
  • シールドが付いていること

クロスカブに乗り始めて3年。

林道ツーリングへ行くことが増えたのでオフっぽいファッションで揃えたいのですが、オンロードのツーリングが多いため、シールドなしは厳しいのです。

調べてみたところ、SHOEIとAraiよりそれぞれデュアルパーパスヘルメットが販売されていることがわかりました。

デザインだけを見るとそっくりなのですが、どんな違いがあるのでしょう?

今回比較するヘルメット

今回比較するのは、こちらの2つのヘルメットです。どちらもMサイズをお借りしました。

SHOEI ーHORNET ADV(ホーネットADV)

2015年発売。

バイザーに通気口がついていることで、日よけや泥除けの機能はそのままに空気の抵抗を減らすことができる。

ピンロックシールドとチンカバーが標準で付属しているのが嬉しい。

高木はるか

ピンロックシールドがあれば寒い時期にシールドがほとんど曇らなくなります。
標準で付属しているのは本当にありがたい~!!

Arai ー TOUR-CROSS 3(ツアークロス3)

2013年発売。
ヘルメットの表面に風の通り道を作ることで、空気の抵抗を減らす仕組み。
顎周りとシールドを中心にシュッと尖ったデザインが特徴的です。

高木はるか

特徴的なデザインですね!
バイザーが大きめなので、日除け・泥除けの効果は高そうです。


それではさっそく比べてみましょう!

カラーバリエーション

  • HORNET ADV …ソリッド4色、グラフィック6色
  • TOUR-CROSS 3 …ソリッド3色、グラフィック8色
高木はるか

どちらもシュッとしたデザインが多め。
白・黒・赤・青を使用しているグラフィックが多い印象です。
唯一の例外はHORNET ADVのイエローカラーのグラフィック!

安全性

  • HORNET ADV …PSC、SG、JIS

PSCは、国の定める消費生活用製品の安全規格。
日本国内で販売するヘルメットは取得が義務付けられています。

SGは、一般財団法人製品安全協会が定める対人賠償責任保険付きの任意規格。
PSCの基準と同等の安全基準を満たす必要があります。

JISは、産業標準化法に基づいた任意規格。
衝撃性試験、顎紐試験、回転離脱性試験などの複数の試験をクリアする必要があります。

  • TOUR CROSS 3 …PSC、SG、JIS、SNELL

SNELLは、アメリカのスネル財団が定める安全規格。
世界で一番厳しいと言われているシビアな試験をクリアする必要がある。

ということでツアークロス3の方が多くの安全規格を取得していました。

誤解しないでいただきたいのが、HORNET ADVが危険というわけでは決してありません。
どちらも厳しい試験をクリアした上で製造されているヘルメットですので、安心して使うことができますよ!

ベンチレーション

操作できるベンチレーションの数は

  • HORNET ADV …頭頂部、おでこ、顎 計3か所
  • TOUR-CROSS 3 …後頭部×2、頭頂部×2、シールド×2、口元×2、顎 計9か所
高木はるか

TOUR-CROSS 3、めっちゃ多いな!
口元の2か所はヘルメットの内側からの操作になるので、走行中は操作が難しい。できれば停車中に操作した方が良さそうです!

ベンチレーションのサイズも加味して考えると取り込める風の総量はTOUR CROSS3の方がちょっと多いぐらいかな、という印象です。

小さいベンチレーションがたくさんある分、TOUR-CROSS3の方が小刻みに風の量を調整できました。

重さ

公式重量はHORNET ADVが1519g。
TOUR-CROSS 3は公式情報がありませんでした。

ということで、自宅にある体重計にて重さを量ってみました。

  • HORNET ADV …1.6kg
  • TOUR-CROSS 3 …1.7kg

かなりアバウトですが、HORNET ADVの方が若干軽いようです。

持った感じも確かにHORNET ADVの方が軽くは感じるのですが、その差はほんのちょっと。
両方を持って比較してようやくわかる程度です。

高木はるか

正直……どっちも軽い気がする!笑

実際にかぶって走ってみても、その違いはかなり意識しなければわからないほどでした。
重さに関してはそれほど気にしなくても良さそうです。

シールド

  • HORNET ADV …左下に1か所のストッパー。7段階に調整可能。

ちなみにゴーグルをつけてみるとこんな感じ。

ゴーグルがどこにも干渉しなかった代わり、鼻がダイレクトに押しつぶされちゃいました。要調整!笑
  • TOUR-CROSS 3 …左下に1か所のストッパー。3段階に調整可能。

ゴーグルをつけてみるとこんな感じ。

手持ちのゴーグルは干渉してしまい、あまり相性が良くなかったかも?
高木はるか

シールドに関しては、個人的にはHORNET ADVの方が好きです。

というのも多段階調整ができるため、自分の好きな場所でシールドを固定できるんです。

一方TOUR-CROSS 3は特に真ん中でシールドを固定した際、視界の真ん中にシールドの端っこがあるので邪魔になってしまう・・・

シールドは好きな位置でできると嬉しいかな!

実際に使ってみた

せっかくヘルメットの実物をお借りすることができたので、ツーリングへ出かけてみました。

今回走ったのは国道1号線、浜名バイパス。

とにかくまっすぐな自動車道で、高速走行時のブレや風の抵抗などを中心にチェックしてみました。

HORNET ADV

フィット感としては、全体的にしっかりと包み込まれているような感触。比較的タイトだと思います。
一部分が集中して締め付けられるということがないため、長時間かぶっても問題ありませんでした。

ゆっくり走っている間は風切り音はほとんどなくかなり静かだけど、遮音性もあるため外の音が聞こえにくい時もありました。

スピードを出すとさすがにうるさいのですが、バイザーが付いている以上これよりも静かにすることはできないと思うので、まったく問題ない範囲だと思います。

時速80kmで風を受けた際、ちょっとだけ首を持って行かれそうな感覚がありました。頭を左右に振った際の抵抗は、まっすぐな時の1.5倍ほどかな?全体的に抵抗は少なめだと思います。

天気の良い日でした!
高木はるか

バイザー付きのヘルメットは風を受けやすいため、多少風の影響を受けるのは仕方がないのかもしれません。

TOUR-CROSS 3

フィット感としては、全体的にしっかりと包み込まれつつも、比較的ゆったりめであるように感じました。

一部分だけ集中して締め付けられはしなかったのですが、3時間ほど使ったあと、オデコが痛くなってきてしまいました。

このあたりは頭の形による個人差が大きい部分だと思います。インナーで調整もできるので、深く心配する必要はないかな。

風切り音は少なめ。周りの音はよく聞こえたように感じます。

スピードを出すとやはりうるさいのですが、爆音というほどではありません。

時速80kmで風を受けた際、真正面から受ける限りはかなり風を逃がせているような感覚がありました。
が、頭を振った際はグッと頭を持って行かれるような感覚があったので、気を付けた方が良いポイントだと思います。

色による錯覚のせいもあるのかもしれませんが、シールドが大きく安心感がありました。
高木はるか

バイザーが大きいおかげで夕陽を遮ることができてかなり助かりました。
その代わり、風の影響は受けやすい印象です。

まとめ

実際に触って使ってみた結果、個性はあるものの、さすが国内2大メーカー。どちらも性能はしっかりしています!

ヘルメットは高い買い物なので失敗したくない…!という気持ちがあると思いますが、どちらを購入したとしても性能・安全性・使い心地 どれをとっても後悔はしないであろうと思います。
ということで、個人的には

高木はるか

デザインで選んじゃってもいいんじゃないかな?

なんて思っています。
やっぱり自分が一番かっこいいと思える状態で走りたいじゃないですか!

ということで「これだ!」と思えるデザインが発表されたら、その時が買い時かもしれませんね。

YouTubeで実際の走行動画もご覧ください!

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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