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【取付も解説】アルミビレッドレバー交換で、見た目&操作性がアップ!

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目次

レバーは精度と品質が問われるパーツ

U-KANAYAビレットレバーの写真

手近なカスタムとして、ハンドル周りのカスタムはお勧めだ。

純正からハンドルグリップと左右のレバーを交換するだけで、見た目も操作感もガラリとイメージチェンジさせることができる。この目に見える変化でさらに愛着が深まるきっかけとなっていくだろう。

ただ、交換するパーツに関しては選定を慎重に行いたい。特にレバーに関して言えば、製品精度が問われるパーツである認識が必要だ。

加工精度の悪いアフターマーケット製品は取り付けがうまくいかなかったり、レバー角度が微妙に狂っていたりということもある。人間の手は繊細なので、レバーひとつで微妙な操作がしづらい=乗りにくくなってしまうのだ。

適合に合わないブレーキレバーを装着することで起こるかもしれない危険なトラブル実例!

私がまだ免許を取ったばかりの10代の頃の話、立ちゴケでレバーが折れてしまったので、補修用レバーを購入して自分で交換した翌日、道路上でブレーキが効きっぱなしになってしまい、動けなくなってしまったことがあった。

その原因が、なんとブレーキレバーの適合違いだったのである。

適合外のレバーだったが、すんなり付いてしまったし、当初ブレーキの引きずりも無かったので、全く気にもしていなかったのだが、レバーの形状が微妙に合わず、レバーを離してもマスターシリンダーのピストンを少し押したままになってしまっていたのだ。

こうなると、レバーを離してもブレーキの油圧が完全に戻り切らない。しばらくは明らかな異変も現れないが、蓄積した油圧によって、どこかのタイミングで突然ブレーキが効きっぱなしになってしまうのである。

ばかかりし頃の丸山少年の失敗だ。

これが、高速道路の追越車線などで発生すると、本当に命の危険を伴う!たかがレバーと侮らず、しっかりと適合の取れている信頼の置ける商品を選びたいものだ。

高精度CNCマシニングで削り出されアルマイトで彩られるU-KANAYAのレバー

U-KANAYAビレットレバーの写真
Vmax1200最終型赤のフレアパターンに合わせて全7色の中からレッドをチョイス

U-KANAYAのレバーは、軽量、高耐久、耐食性に優れたアルミ素材を使用した削り出しのレバーである。豊富なラインナップを誇り、しっかりと車種、年式別の適合表が用意されている。

U-KANAYAビレットレバーの写真

切削痕も美しい精密な仕上げはまるで工芸品のような仕上がりだ。

U-KANAYAビレットレバーの写真

レバー先端にはスリットが入っている。これは、転倒時にこの部分から折れることで、レバーが根本から折れて操作不能にならないようにする加工。

U-KANAYAビレットレバーの写真

左右ともに手の大きさに合わせてレバーの遠近を6段階に調整できる。Vmax1200は、純正油圧クラッチレバーの調整機構が無いので、U-KANAYAのレバーに交換することによって調整できるようになった。

U-KANAYAレバー交換の手順を解説!ボルト&ナットを外すだけでOK

U-KANAYAビレットレバーの写真
純正レバー
U-KANAYAビレットレバーの写真
U-KANAYAスタンダードタイプ(ロングレバー)

U-KANAYAのレバー装着手順【Vmax1200編】

レバーの交換手順は車種によって異なるのだが、基本的にはレバーの支点となるピボットボルトを外せば交換できる。特に注意したいのは以下の2点だ。

レバー交換作業時の注意点

適切なクリーンナップとグリスアップ。
純正から流用する部品を確実に移植する。

STEP
Vmax1200のブレーキレバーを外す
U-KANAYAビレットレバーの写真

ブレーキ側は5mmのヘックスレンチと10mmのレンチで脱着できる。下側のナットを先に外し、次にボルトを緩めて抜き取る。

STEP
U-KANAYAビレットレバーの写真

リターンスプリングとピボットのカラーなどの小物部品の脱落に注意。

STEP
クラッチ側は10mmのレンチが2つで外すことができる
U-KANAYAビレットレバーの写真

やはりナットを先に外して、次にボルトを抜き取る。

STEP
外した部品をパーツクリーナーで洗浄する
U-KANAYAビレットレバーの写真

パーツクリーナーが無ければウエスで古いグリスを拭き取るだけでOK

STEP
レバーホルダー側も汚れを拭き取っておく
U-KANAYAビレットレバーの写真
STEP
純正レバーから流用する部品は赤で囲ったもの
U-KANAYAビレットレバーの写真

上がブレーキレバーで下がクラッチレバーとなる。

STEP
まずはブレーキレバーを装着
U-KANAYAビレットレバーの写真
STEP
レバーピボット(支点)のカラーをグリスアップ
U-KANAYAビレットレバーの写真
U-KANAYAビレットレバーの写真

レバーピボットのカラーを純正から移植する。表面の汚れを除去してからグリスを塗布する。金属と金属の摺動箇所なので、リチウムやウレア系のグリスを塗布する。グリスはホームセンターで手に入る。ここではスーパーゾイルグリスを使用した。

STEP
リターンスプリング先端にもグリスを少々
U-KANAYAビレットレバーの写真

グリスで吸着して脱落防止にもなる。

STEP
その他にもグリスを少々塗布する
U-KANAYAビレットレバーの写真

赤丸で囲ったマスターシリンダーのピストンと接する部分と、レバーホルダーとの摺動面裏表にもグリスを塗布。

STEP
レバーホルダー側にもグリスを少々
U-KANAYAビレットレバーの写真
U-KANAYAビレットレバーの写真

マスターシリンダーピストンの端面にも。

STEP
ピボットボルトにも塗っておきます
U-KANAYAビレットレバーの写真
STEP
レバーを組み付ける
U-KANAYAビレットレバーの写真

先にボルトを締めてから、ナットを締め付ける。締めすぎないように注意したい。マスターシリンダーはアルミ製でボルトは鉄。強いのはボルトだ!

STEP
レバーのアジャストボルトを調整しておく
U-KANAYAビレットレバーの写真
U-KANAYAビレットレバーの写真

レバーの根元部にあるアジャストボルトが、レバーを握っていない状態でマスターピストンを押し込まない位置に調整し、ロックナットを確実に締めておく。

STEP
クラッチレバーを交換する
U-KANAYAビレットレバーの写真
STEP
Vmax1200のクラッチは油圧式
U-KANAYAビレットレバーの写真

クラッチマスターピストンを押し込むカラーの側面と孔にグリスを塗布する。

U-KANAYAビレットレバーの写真

カラーの穴とクラッチマスターのロッドを確実に合わせて組み付ける。

STEP
U-KANAYAビレットレバーの写真
U-KANAYAビレットレバーの写真

ピボットボルト、レバーホルダーとの摺動部分をグリスアップして組み付ける。

STEP
工具を使用してピボットボルト&ナットを締め付ける
U-KANAYAビレットレバーの写真

装着完了!

U-KANAYAビレットレバーの写真

レバー装着後は、喜び勇んで走り出す前に以下の点を確認したい!

  • レバーの位置調整
  • ブレーキの効きとクラッチの切れと繋がり具合
  • ブレーキランプの点灯と点灯タイミング
  • ブレーキの引きずり

さらに、定期的にボルトが緩んでいないか、乗車前に確認するようにしたい。

操作感も良好なU-KANAYAのビレットレバー

U-KANAYAビレットレバーの写真
レバーの遠近調整は普段使っているグローブをはめた手で行いたい。
U-KANAYAビレットレバーの写真

純正に比べて力を加える面がフラットなので、指が引っかかりやすく力が入りやすい。さらに微妙な調整もしやすくなった印象がある。角のアールも絶妙で、手触りが非常に良い。見た目も操作感も純正と明らかに変化するので“カスタムで変わった感”が実感できて満足度が高い!

いきなり、マフラーとかサスとかバックステップとかに手を出す前に、まずは手軽に交換前後の変化が体感できる、レバーのカスタムお勧めです!

U-KANAYA アルミビレットレバー スタンダードタイプ

価格12,100円(税込)
レバーカラーバリエーションブラック、ゴールド、シルバー、ブルー、レッド、チタン、グリーン
アジャスターカラーバリエーションブラック、ゴールド、シルバー、ブルー、レッド、チタン、グリーン 、オレンジ
補修部品も単品販売される。

今回、紹介したスタンダードタイプ以外にも、レバー位置調整ホイールタイプ、ツーリングタイプ、GPタイプ、可倒式Rタイプなどラインナップは様々だ。

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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