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メンテや日常点検をして楽しいバイクライフを送ろう!【チェーン&スプロケット編】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

バイクの乗り方は人によってさまざま。毎日乗っている人も、たまにしか乗らない人も、日常的なメンテナンスが重要であり、愛車の状態をチェックする必要がある。今回はそんなバイクメンテナンスの中でもチェーンとスプロケットのメンテナンス方法について解説していこう。

目次

チェーンメンテに必要なアイテムと注意点

汚れを落とし劣化度合いをチェックしよう

チェーンをメンテする場合は、まず汚れをしっかりと落とし、同時に劣化度合いをチェックすることが重要。もしたるんでいたり、錆びているような場合は、調整や交換が必要だ。

そしてメンテを行う場合に用意しなければならないのはバイク専用のチェーンクリーナーとチェーンオイル。他にブラシと汚れを拭き取るウエスなど。

ガレージの床やバイクを汚したくないのであれば、落ちてきた汚れを受けるトレーや新聞紙や段ボールなどを用意すると良いだろう。

センタースタンドがないバイクの場合、メンテナンススタンドやメンテナンスローラーなどを用意すると便利だ。

チェーン清掃の注意点は、必ずエンジンが停止している状態で作業をするのが鉄則。エンジンをかけた状態での作業は絶対にやめよう。

チェーンメンテナンスの手順とポイント

●走行後がオススメ
走行中、チェーンは外気温プラス約2〜30度くらい温度が上昇するので、温まっているうちにメンテを行うとオイルが浸透しやすくなる。また次回の走行までにオイルが乾燥するので、オイルの飛散を最小限に抑えることができる。

●塗り過ぎに注意
オイルを大量に塗布すると飛散することがあるので注意が必要だ。

●高速走行後は注油を
サーキット走行や高速道路の長距離走行など、チェーンに負荷の掛かる高速走行を行った場合は走行後に必ずメンテナンスを行うようにしたい。

STEP
メンテ前の準備が大切!

チェーンのメンテを行う時は、このようにダンボールなどを車輪との間に挟んで置くと汚れが飛び散りにくい。

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チェーンの汚れを落とす

まずはチェーンクリーナーを使用して汚れを落とす。まんべんなく吹き付けるようにしよう。

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頑固な汚れにはチェーンブラシで!

頑固な汚れにはチェーンブラシを使うとしっかりと落とせる。車輪を回しながら行うと効率的だ。

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ウエスで汚れを拭き取る

ウエスなどでさらにしっかりと汚れを落とす。チェーンクリーナーを使っても真っ黒になるほど汚れている。

STEP
チェーンオイルを散布

次にチェーンオイルを吹き付ける。タイヤをゆっくり回してしっかり浸透するようにスプレーをしよう。

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スプレーする箇所は……

スプレーする箇所は多岐に渡る。手前と奥のプレート、ジョイント部、ローラーとまんべんなく吹き付ける。

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余分なチェーンオイルは拭き取るべし

チェーンオイルをまんべんなく吹き付けたら、ウエスで馴染ませるように拭いていこう。

スプロケットのチェック&交換

スプロケットの一番の汚れの原因は、スプロケットとチェーンのこすれによって発生する鉄粉。鉄粉がチェーンオイルに混ざり、スプロケットに黒い汚れとなって付着する。また、スプロケットがむき出しになっているモデルも多いため、汚れているスプロケットに、更に走行中の砂やホコリがついてしまうことがある。汚れがついたままだと、汚れに含まれる鉄粉によって、スプロケットやチェーンが傷ついてしまう可能性があるのだ。スプロケットのメンテ方法だが、チェーンを外したり、ホイールから外したりという分解作業は大変になるため、洗浄だけにしておくのがオススメ。

作業はチェーンのメンテの際に併せて行うようにしよう。手順としては、チェーンにクリーナーをスプレーして、チェーンでスプロケを綺麗にする。大きな汚れや絡まったゴミなどは、歯ブラシを使って取り除く。スプロケのケースもウエスで拭いて綺麗にする。洗浄が終わったら、元通りにカバーをつけてスプロケのメンテは完了。チェーンメンテほどまめにする必要はないが、2回に1回程度はカバーを外して、スプロケのメンテナンスをしよう。

写真はエンジン側に付いているドライブスプロケット。カバーなどで覆われていて汚れが見えにくいので、カバーを外してチェックする。
スプロケットの摩耗度合いはこのようにチェッカーを使用して行う。ショップに行けば置いてあるのでチェックしてもらうようにしよう。

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