MOTORISTS合同会社は、ファンティック・レーシング・リノ=ソネゴが参戦した、Moto2フランスGPの結果を発表した。
同チームは、バリー・バルタスが2位、アロン・カネットが3位に入賞し、チーム初のダブル・ポディウムを達成した。バルタスは予選2位からの安定したレース運びで最速ラップも記録し、カネットも順位を大きく挽回。チームは36ポイントを獲得し、チームランキング首位をさらに堅固なものとした。
フランスGPでダブル・ポディウムを獲得! ファンティック・レーシング・リノ=ソネゴ、バルタス2位、カネット3位に入賞。

この週末は忘れられないものとなった。ルマンでチームは忘れ難い結果を記録することになったのだ。バリー=バルタスとアロン=カネットの両名が表彰台に登り、ファンティックはチーム・スタンディングでも2位以下との差をさらに広げることになった。

チーム・ファンティック・レーシング・リノ=ソネゴはMoto2で2名のライダーがともに表彰台に上るという、かつてない結果にわいた週末となった。ルマン・ブガッティサーキットでバルタスが2位でフィニッシュ、カネットが続く3位に入賞したのだ。

その予兆はすでに土曜日にも感じられていた。21 歳の若きベルギー人、バリー=バルタスは予選2位を記録、1列目からのスタートとなったのだ。昨年のポール・シッターであるチームメイトのアロン=カネットは2列目、5位からのスタートとなった。
決勝は 2 名のライダーの素晴らしさを見せつける場となった。バルタスはフロントローからのスタートながらやや出遅れたが、瞬く間に順位を回復。3周目には3位に上がるとモレイラを攻略し、8周目についに2位に順位を上げ、トップを走るゴンザレスの追撃を始めたのである。そのまま2位でレースを終えたものの 3 位以下には4秒以上もの大差をつけての横綱レースとなった。また、レース中の最速ラップもバルタスが記録し、前戦へレスでの表彰台がまぐれではなかったことを証明して見せたのである。
アロン=カネットはスタートに失敗して10位まで落ちたのち、上位を追うリズムを見つけ出すことに成功。10 周目にはトップ5集団に追いつき、残り7周で3位を確保した。後続に何度もポジションを狙われたが屈することなく 3 位を手中に収め、ランキングもトップに16ポイント差の2位を堅守している。
チームとしても合計36ポイントを獲得し、ファンティック・レーシング・リノ=ソネゴは2位に18ポイントの差をつけてチームランキングのトップを快走している。
バリー=バルタス:今日のレースはよかったね!このカテゴリーで表彰台を連続して獲得するのは本当に難しいことだよ。でもチームと最高のコミュニケーションをとれているからね。今は最高のムードだしこれを維持していきたいけど、もちろん改善すべきところもあるんだ。でもそんなところも僕自身がベストを尽くせばカバーできると思うよ。何しろここは僕にとってはホームみたいな隣国、フランスだしね。表彰台にチームメイト、アロン=カネットとともに登れたのも素晴らしい。関係者のみんなに感謝しているよ。

アロン=カネット:レースはよかったけど、結果や表彰台に満足しているわけじゃないんだ。でも昨日やったこと、つまりマシンの調整には満足しているよ。フィーリングははるかに良くなったし、実際いいレースにつながったわけだからね。チームには心から感謝しているし、今は本当に自信がよみがえってきているから次のレースが待ち遠しいね。

ロベルト=ロカテリ、ファンティック・レーシング・リノ=ソネゴ チームマネージャー:チーム全員にとって本当に素晴らしい日になった。ファンティック・モーターとしてMOTO2世界選手権に参加し始めてからわずかに3年目で、このカテゴリーで最高のチームを作り上げ、2人のライダーを表彰台に連れてくることができたんだからね。言葉にならないくらいの気持ちが溢れているよ。バルタスは最初の練習走行から速さを見せていたんだ。そのスピードを予選できっちり固め、決勝でものにしたというわけさ。MOTO2 で表彰台を獲得するのはそんなに簡単なことじゃない。でも彼はそれを連続してやってのけたんだから、これはチームがその力を持っていることを証明したようなものだ。カネットについては、予選終了までに彼のリクエストに応じてフィーリング改善に向けたモディファイを実施した。それが成功したみたいでうれしいね。彼も素晴らしいレースを戦ったと思うよ。このムードをそのままにシルバーストーンに向かおうと思う。去年は表彰台を獲得しているからね。これだけ競争力のあるチームになるために協力してくれたすべての人に、心からの感謝をささげるよ。


リリース提供元:MOTORISTS合同会社

