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アフターSSTR番外編 青森帰省ツーリングで地元再発見

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

MotoMeganeをご覧の皆さま、こんにちは! ラフアンドロードの広報、セキネです。バイクの圧倒的なスピード感や機動力、一体感から得られる喜びを伝える「MOTTOラフロ」から、バイクの魅力や楽しさをMotoMeganeユーザーの皆さまにもお届けします。ぜひお楽しみください!

MOTTOラフロ掲載日:2024年12月25日

すこし前にUPしていたアフターSSTRで新潟から地元青森へ帰省する旅は、文字通り、どんどん気温が下がっていく夜の東北道北上の旅でした。

濃霧が町を覆う前に何とか実家到着した前日からさらに、その秋一番の冷え込みだった帰省翌日の朝。寒くて朝5時半ごろ布団の中で目覚め、気温を見ると 6℃! ※今回は10月12日現在のお話です。すでに冬到来エリアなので来春以降のツーリングの参考にどうぞ♪

春先や秋の北東北は関東と同じつもりで来るとハッキリ言って痛い目をみます。ただし、日中になると今度は25℃くらいまで上昇するので冬装備だと汗をかき夕方には汗冷えする……。春先や晩秋の東北はすぐに脱いだり着たりできるように着脱できるインナー付のジャケットが望ましいですね。

さて、今回は久しぶりのバイク帰省だったので、その機動力を活かして朝8時半には家を出て近場をいろいろ走り回る予定。外は快晴!張り切っていきましょう♪

盛り沢山なのでまずはダイジェスト動画からどうぞ~

※記事内にご登場いただいた方々には事前にSNSやブログでの登場について許可を得て掲載しております。

目次

アフターSSTR番外編 青森 秋田旅

午前中は104号線で十和田湖方面へ行くも……。

この日は10月12日。もう少し紅葉が進んでいるかなと思いつつ帰省したのですが、どうやらつい先日まで汗ばむような陽気が続いていたようで。

ちょうど10月の中旬は文字通り季節の変わり目、まずは国道104号線で三戸町のおとなり、まだ青々と緑の残るニンニクの町、田子町を通り県境を越え、秋田の鹿角市から103号で十和田湖をめざします。午前中のうちにもう一度三戸に戻る予定。

クルマだとまあまあなコースですが、バイクだったら半日で往復できるはず! 県境の峠付近には少しだけ色のついた枝も。世の中3連休ですが田舎道は渋滞ナシでスイスイ進めますね。

そこが冬は雪が多いことを意味する「スノーシェルター」を抜け秋田県へ。さらに104号から103号線にはいり十和田湖を目指します。

十和田湖は火山が噴火しその窪みに水が溜まってできたカルデラ湖。まずはその外輪山を登り少し下ったところにある発荷峠展望台へ。

紅葉こそしていませんが快晴で実に気持ちがいい。ただし、10時を過ぎたあたりでここも観光バスやらマイカー客が駐車場から溢れだしました……。

そして湖畔までの道、ほんの数キロ手前から工事と秋祭り?で大渋滞……。湖は見えているけれどあきらめてUターンします。戻る道すがら脇道へ入ってみたりして抜け道がないか探索。

それらの多くが旧道だったり開発道路と呼ばれる古道で落ち葉や倒木があったり、通行止めだったり。クマに出会うのも怖いのでヤバそうなら戻る、の繰り返し。そんななか、小川沿いのぬかるんだ細い脇道をゆっくり進んだ先で見つけた絶景がコレ。

鹿角市 銚子の滝

近くの十和田湖に観光客は殺到するのですが、こういう所は意外と知られていないようで。駐車場もありますが細い脇道はすぐにぬかるみになるので大きなクルマもほとんど来ない。バイクだから来れたような、初めての場所でした。

※ちなみにこのあたりは2024年11月7日に積雪があり一気に冬になっています。

しばらくこの絶景を独占で撮影したあと、もう一度104号へ復帰。そこで荷物を積みなおすバイク乗りたちと遭遇。

二戸市からやってきたバイカーたちは晴れ間があるこの週末に、秋田の海沿いで初めてのキャンプをする予定だとか♪

荷物を積みなおしている方は岩手県北のトラック業界やカスタムペイント業界では有名な方だそうで、仲間のハーレーのタンクも自分の作品だとのこと。シブい……。

東北には意外とハーレー乗りが多く、地元に根差したカスタムショップも多いということをあらためて知りました。この後も撮影しながら104号を走り昼前に三戸町へ戻ります。

地元 三戸町の懐かしい風景を愛でる

ラフ広報セキネの故郷である青森県最南端の町、三戸町。町の真ん中に川に挟まれた三戸城を抱く城山があり、その周りをさらに山に囲まれたドーナツ形状の盆地で、夏はけっこう暑くなります。

町はずれにはリンゴ畑がひろがり、小学校の時はこの畑の脇のまっすぐな直線路がマラソンコースでした。最近、城山の三戸城が国の史跡に指定されてだいぶ整備されました。

そして絵本作家 馬場のぼるさんの生誕地として、代表作の「11ぴきのねこ」で町おこしをしています。

町のあちこちで11ぴきのねこ関連施設がある町として、最近ネコ好きの人たちにも人気があるとか。

いずれにしても田舎の町に観光客が来てくれるのは嬉しいこと、商工会、役場のみなさん、がんばってください♪

家に帰るとひさびさに「きんかもち」がありました!

くるみ味噌餡がおいしいソウルフードです♪ 昔は町にこのきんかもちや串餅を作っているお店があちこちにあったのですが最近は生産者が高齢化し廃業、きんかもちはスーパーの和菓子コーナーなどで入手します。道の駅さんのへの産直には串餅があるようですが残念ながら今回は食べられませんでした……。

五戸町の熱い取引先に突撃ご挨拶へ

きんかもちを食べてから午後は国道4号線沿いの五戸町へ。

五戸町でまず向かったのはこの春先から、ソロキャンパー用ミニ畳「もののふ」を製作してくれている江戸時代から続く老舗の中村畳工店さん。

元日ハムファイターズ選手の中村渉八代目が笑顔で迎えてくれました♪

コチラで「もののふ」の制作現場を見学。

逸品が生み出される工房、雰囲気ありましたね~

この後、外出し打ち合わせがあるとのこと、お忙しいなか急にお邪魔してすみませんでした(汗)

【中村畳工店】MNH-2T01 ソロキャンパー用ミニ畳 武士 (もののふ) 2枚セット キャンプ アウトドアギア たたみ マット

次に向かったのはオリジナル焚火道具が人気のフェニックスライズさんの直営店。

赤坂社長がイベントで不在のなか、担当の小山内さんがいらしたのでご挨拶。

店内ではこの秋からお取扱いただいているRR5958 マルチフライグランドシートで、無骨なブッシュクラフトシーンを再現中。

今回のSSTRではフェニックスライズさんの小鉄に大変お世話になっており、その報告もさせていただきました。

五戸町のどちらの会社も熱意をもって製品開発、SNS発信をしている会社でパワーがありラフロでも見習いたい部分が多くあります。今回は帰省もかねてバイクでご挨拶にいけていい刺激をいただけてよかったです~♪

デイツーの〆は自分のルーツ、八戸市の母校へ

五戸を出るとすでに15時過ぎ、せっかくバイクで来たのでその機動力を活かして、足を延ばして八戸市の母校の校門前で記念撮影。

前に来たのは学生時代、サッカー部のOB会の時だからじつに30年ぶりとか? 舎自体は建て替えられ立派になってましたがグラウンドは僕らがサッカーを練習していた時と変わらないww

バイクに乗ってあちこち旅している現在の自分と、当時、狭いエリアだけで必死に生きていた自分が一瞬クロスオーバーしたような不思議な感覚になります。校門前で感慨にふける怪しいおじさんを在校生が不思議そうに眺めていたので我に返りイソイソと撤収(汗)

帰り道、これまた50年来ずっと変わらない県民のローカルフード、工藤パンのイギリストーストを買い食い……。

青森から上京してはや30数年。バイクに乗っている自分は普段働いている関東仕様の自分で、地元にいる時の自分のリズムとはちょっと違うわけで。多くの東北人が、盆正月には実家に戻って本来の自分を取り戻し、また新幹線や東北自動車道で南下しながら仕事モードに入っていく。

年齢とともにそのギャップに違和感を覚えていたので、バイクで地元をいろいろ走り回るという行為は、そのギャップの平準化に有効だな、と感じました。

もうちょっと普段からバイクで帰省するかな(笑)。イギリストーストをかじりつつそんなことを考える夕暮れでした。

帰省でリフレッシュし、次なる幕営地へ

一夜明け、10月13日早朝。出発前にご先祖さまに手を合わせるため墓参りへ。ここは11ぴきのねこの作者、馬場のぼるさんのお墓もあります。

家内安全、道中無事を祈願し(仏様にお願いは無意味ですが、うちは昔からなぜかお願いする系ww)、自宅を9時半に出発、高速を使って一気に南下します。

途中「イギリストーストもっとジャリまし」でエネルギー補給しながら……。

だいぶ番外編が長くなりました(汗)
このあとはアフターSSTR2024の最終回へと続きます。

あのSSTRの聖地も訪問、濃いぃライダーたちと濃密な時間を過ごします。そちらも是非要チェックで。

以上、地元ネタになるとついつい熱くなっちゃう、ラフ広報 セキネ でした。

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モトメガネでは、オートバイに関する情報や、ライディングに関する豆知識、レース情報などを紹介しています。この記事では「ラフアンドロード」協力のもと、モトメガネ編集部で記事を再編集。ジャンル&排気量を問わず、さまざまなバイク情報を取り上げています。

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