MENU
カテゴリー

豊島怜がJSB1000に電撃参戦!バイクレース界に新たな風が吹く瞬間を見逃すな

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

2025年の全日本ロードレース選手権が開幕を迎え、ドッグファイトレーシングからは豊島怜選手がJSB1000クラスにテスト参戦。通常はST1000クラスに参戦している豊島選手だが、今季のST1000開幕が5月となるため、シーズン本番に向けたマシンセットアップと、より高いレベルでの走行経験を目的として、カテゴリーを越えた挑戦に臨んだ。

JSB1000クラスはファクトリーチームがひしめくハイレベルな舞台。大型タンク装着やバイオ燃料への対応といったST1000との仕様差に加え、2&4イベント特有の4輪タイヤによる路面コンディションの変化など、豊島選手にとって試練となる要素が多く立ちはだかったが、その中でも予選ではベストタイムを更新し、確かな手応えを掴んだ。

決勝では冷静なレース運びで14番手まで浮上するも、マシントラブルにより惜しくもリタイア。それでも今大会で得た経験は、今後のST1000本戦に向けて大きな財産となるだろう。

若手ライダーの育成とレースシーン全体の活性化を掲げるドッグファイトレーシングにとって、2025年はST1000の豊島怜選手の活躍に大きな期待がかかるシーズンとなる。

目次

2025 レース結果報告 全日本選手権 第1戦 茂木大会

イベント名 : 全日本選手権 第1戦 茂木大会
開 催 日 : 2025年4月19-20日
レース結果 : JSB1000 #41 豊島 怜 予選 20位 決勝 リタイヤ
WEBリザルト : https://www.jrr.jp/result/2024/result-rd1-motegi
YouTube動画:動画再生回数:16.5万回(土日合計)
(JSB1000決勝、28分からスタート)

豊島怜JSB1000クラスにテスト参戦

本来の参戦クラスであるST1000の開幕が5月になるためマシンセットアップと全日本トップライダーから多くを学ぶためにカテゴリーの異なるJSB1000クラスに参戦してきました。従来と違うバイオ燃料へのアジャストや大型タンクの装着によるポジション変更など普段のST1000との違いは有りますがファクトリーマシンに混じっての走行などワクワクする感触を楽しみながら豊島怜選手はレースウイークに集中していました。

JSB1000クラス初ライドとなる1本目の走行では13番手とまずまずの走り出しでしたが、路面温度が上がり、更に2&4特有の4輪タイヤのラバーが乗った後の路面コンディションの変化に対応出来ず苦行の走行となってしまいました。それでも注目点はスポット参戦組のDL(ダンロップ)勢がST1000仕様で戦う今季のライバル達ですので、この集団とのポジション争いも楽しみな開幕戦です。

公式予選は20番手。初日よりも路面温度も上がり4輪のラバーもしっかり乗ったコースコンディションの中でウイークベストのタイムを更新する走りを見せましたが、JSB常連組がしっかりとタイムを上げてきてポジションを落とすことになりましたが、周囲のライダーたちが予選用のスペシャルタイヤでタイムを伸ばす中で、今大会の目的でもあるST1000のセットアップを主眼として予選用タイヤを使用せずにベストタイムを更新することが出来たことは収穫でした。路面コンディションの変化に対応したライディングのアジャストや集中力の持続を見事にクリアした豊島は強いライダーへの階段を確実に進んでくれていると実感した予選でした。

Screenshot

決勝日の朝のフリー走行でも新しいセットアップを試し、そのマシンのフィーリングも好感触で決勝に臨むこととなりました。JSBの決勝はST1000では体験したことがない20周の長い周回となり、豊島がタイヤマネジメントを含めどの様な戦い方をするか注目していました。そして迎えた決勝。豊島は好スタートを切り3台を抜いてオープニングラップを17番手で通過。更にJSB常連組を周回毎に抜いてポジションアップ。ファクトリーマシンの参戦などによりポイント獲得(15位以内)も厳しい近年のJSBクラスでポイント獲得圏内の14位まで順位を上げてレース終盤に向かいます。ところがレース終盤に差し掛かるところでマシンに異常を感じた豊島はペースダウンしてピットイン。マシン確認の結果リタイヤを選択しました。豊島の冷静な判断によりマシンのトラブルを最小限に抑え、レース運営に支障をきたすことなく済んだ事は幸いだったと思います。

応援ありがとうございました。

コメント

チーム代表:室井秀明

結果を残す事はできませんでしたが、JSBクラスへのチャレンジで豊島とチームが得たものはとても大きく前進出来たレースウィークでした。今年のライバルとなる。ST1000クラスのライダーとのポジションも見えてきたので、本当の開幕となる次戦の菅生大会は希望を持って戦いたいと思います。今回のJSBクラス参戦にあたりご協力ご支援を戴きました関係者の皆様、スポンサーの皆様に感謝申し上げます。そして声援を送り続けていただいたファンの皆様ありがとうございました。

チェッカーフラッグを受ける豊島怜の姿は菅生大会までお預けとさせてください。

ライダー:豊島怜

全日本開幕戦 もてぎ2&4レース JSB1000決勝は13LAP目にマシントラブルでリタイアとなりました。 今回のスポット参戦で得た物は多く、非常に重要な経験になったと思います。 新体制になったチームと共に今年は力強く歩んでいけると確信しました。

ご来場頂いたファンの皆様、そしてライブ配信からも沢山の応援をありがとうございました! 次は5月のST1000開幕戦。本来のクラスで成長した姿をお見せして見せます!

Sponsor & Partner

Screenshot

リリース提供元:株式会社ドッグファイトレーシング

カテゴリー

モトメガネ バイク買取一括査定

目次