道の駅の特徴
富士吉田市は山梨県南東部に位置。富士山の北麓に広がる自然豊かな街で、市内には富士山の登山口の一つである「吉田口登山道」があり、毎年多くの登山客や観光客が訪れる。北口本宮冨士浅間神社などの観光スポットもあり、四季折々の美しい風景が楽しめることから、人気の観光地として知られている。
『道の駅 富士吉田』は富士山の麓、標高約900mに位置。R138に面しており、中央自動車道河口湖ICから約10分、東富士五湖道路の富士吉田忍野スマートICからは約2分とアクセス抜群だ。広大な駐車場にはバイク用の駐車場も完備。道の駅施設のほか、敷地内には、「富士山レーダードーム館」、「ふじやまビール ハーベステラス」、「mont-bell」なども隣接し、買い物・食事・遊びを満喫できる場所となっている。
道の駅施設は、物産館と食堂からなる。物産館には地場産野菜や土産品などが充実。名物「吉田のうどん」や「ずりだね」をはじめ、地ビール、ワインなどの酒類、パンやおにぎり、いなり寿司などの軽食、山梨県の土産品などがずらりと並ぶ。食品部門の一番人気は「鳴沢菜しぐれ」で、ご当地レトルトカレーは豊富な品揃えだ。
食堂では富士吉田市のご当地グルメの「吉田のうどん」を味わえる。うどんは温と冷やしがあり、さまざまなトッピングのバージョンが用意されている。うどんのサイドメニューも豊富で、馬肉メンチや富士山コロッケ、馬肉めしなど、ここならではのメニューを楽しめる。
屋外にあるテイクアウトの売店では、ソフトクリームやドリンク、鹿肉ソーセージなどの軽食を販売している。
富士山レーダー館側の駐車場には、富士山の伏流水を無料で汲める水汲み場があり、誰でも無料で伏流水を汲むことができる。水筒やペットボトルを持っていなくても、物産館で水汲み用の2リットルペットボトルを販売しているので安心だ。
道の駅周辺には、富士スバルラインや御坂みちなどのツーリングルートや、河口湖、山中湖などの観光スポットも多数揃っているツーリングに人気のエリアとなっている。朝霧高原方面へ走れば、富士山を眺めながらの周遊ツーリングも可能だ。食事や買い物など、幅広く楽しめる道の駅は、休憩での立ち寄りやツーリングの目的地に最適。ご当地グルメを味わい、山梨土産を購入できる絶好のスポットとなっている。
施設紹介
富士吉田の特産品や山梨県の土産品などが充実する物産館、郷土料理「吉田のうどん」を味わえる軽食コーナーがあるほか、敷地内には無料の水汲み場が用意されている。同じエリア内には「富士山レーダードーム館」、「ふじやまビール ハーベステラス」、「mont-bell」、「キッズランド」が隣接する。
名物&名産品
◆吉田のうどん
富士吉田市の郷土料理「吉田のうどん」は、強いコシのある太麺が特徴。噛むほどに小麦の風味と出汁の旨みが口の中に広がる。魚介出汁が効いた薄味の汁をかけたうどんに、キャベツと甘辛く煮た馬肉をトッピングした「肉うどん」が人気。道の駅ながら、本格的な吉田のうどんを楽しめる。
◆すりだね
吉田のうどんを食べるときに欠かせない調味料。ゴマ・山椒・唐辛子などを合わせて作った薬味で、「すりだね」を入れると辛みと旨みが加わっておいしさアップ。最初から入れずに、途中で加えるのがオススメだ。道の駅の売店でも種類豊富に販売しており、軽食コーナーで提供されているものも購入できる。
◆富士山の湧き水
富士山に降った雨や雪が地下に浸透し、25~40年近くかけて富士山の火山岩で濾過されて湧き出た水。ミネラル分が豊富で、おいしく、まろやかな軟水で、そのまま飲んでも、コーヒーやお茶を淹れるのにも最適。水を汲む人で列ができる人気の湧き水だ。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆道の駅 かつやま
河口湖畔にある景観の美しい道の駅。売店では地元の特産品や新鮮野菜を販売。レストランでは郷土料理のほうとうや「イトリキカレー」を楽しめる。道の駅の目の前は広大な芝生広場の公園となっており、のんびりと過ごすことができる。2階の展望台からは、河口湖を一望できる。
◆富士スバルライン
山梨県側から富士山五合目へ向かう全長約24kmの有料道路。富士北麓の美しい景色を楽しみながら、標高2305mの五合目までアクセス可能。途中には展望台や休憩所があり、登山や観光の人気ルートとなっている。五合目には売店やレストハウス、小御嶽神社などがあり、絶景スポットにもなっている