道の概要
北海道を代表する絶景地『美幌峠』を走り、美幌と摩周を結ぶのが国道243号線。すぐ近くの摩周湖展望道路(道道52号)も含め、道東を代表する景色と走りを兼ね備えた場所である。阿寒摩周国立公園内に位置するルートは、〝これぞ北海道!〟という雄大な自然を満喫できる。
ここを感動的に走るなら美幌町側から国道243号を南下して美幌峠に向かうとよい。日本最大のカルデラ湖・屈斜路湖を見渡す素晴らしい景色が突然眼前に広がる。湖中央部にポツンとある島は日本最大の湖中島だ。昔は屈斜路湖の湖畔をぐるりと回る周回道路があったが、現在は行き止まりとなっており通行できないので要注意。もっとも森林に囲まれて展望は今ひとつだったので、峠を中心とした区間が最高である。

屈斜路湖を眺望する展望台は、美幌峠、津別峠、藻琴山が代表的で、津別峠は一番標高が高いのでツーリング好きに人気がある。藻琴山は北側にあって昼間は逆光気味になるが、観光ルートに入ってないので車は少ない。
ここを走る道道102号もお薦め。摩周湖方面からトライするなら、藻琴山を通る道道102号で北上し、途中道道995号で左折し国道243号に入って美幌をめざすものいいだろう。
いずれにしても、どこを走っても絶景道路なので、あれこれルートを考えるのもツーリングの楽しみである。

お薦めのシーズン

- 年間を通して四季それぞれに楽しめるが、緑輝く夏がお薦め。
周辺立ち寄りポイント
◆津別峠展望台
最高高度から屈斜路湖を眺望する。立派な展望台がある。
◆藻琴山展望台
美幌峠の反対側(北)から屈斜路湖を眺める。
◆摩周展望道路・摩周湖
道路は準百名道相当の絶景道路。2箇所ある展望台から摩周湖の景色を臨みたい。
ルートや思い出を記録・共有できるアプリを使ってツーリングに出かけよう!

ツーリングでたまたま通りかかった絶景が広がる峠道、川原へ降りられる休憩スポット、ふらっと立ち寄った地元のラーメン屋。
その瞬間でしか体験できないもの、見られない景色、旬の味。
バイクでツーリングする理由は、この瞬間を楽しみたくて走っている。同じ道でも同じシチュエーションであることは二度とない。
そんな瞬間を切り取って残せ、しかも仲間とその思い出を共有できるツーリングログアプリが『Riders Square』だ!

特徴① 走ったツーリングルートに写真をリンクして残せる!
アプリの使い方は至ってシンプル。ツーリングへ出かける時、RidersSquareのアプリを起動し、スタートすれば準備はOK。あとはアプリが走行したルートや時間を記録してくれる。ツーリング途中に撮った写真の場所や情報は、アプリ内のボタンでカメラを起動して撮影するとコメント欄が表示される。撮影した時に残しておきたいコメントなどを記入するから忘れずに残しておけるというわけだ。
また、ナビアプリ等との併用も可能。道案内はナビに任せ、バックグラウンドで同アプリが動き続けツーリングのログや写真のポイントを記録していく。

特徴② ツーリングの思い出を仲間と共有
ツーリングの思い出は個人で楽しめるが、公開することで登録されているユーザーに共有することもできる。共有したいマイルートは公開してもいいし、自分だけにとどめたいルートは非公開にするといった具合にツーリングごとに設定可能だ。ログには距離、時間が記録されているので、よりリアルにツーリングプランを組めるのもポイント。
SNSでもあまり発信されないようなメジャーではない、ちょっとしたバイクでの散歩ルートなども公開されていることがあるので、新たなツーリングルートの発見にもつながる!
通行止め、凍結情報などライダーにとって大事な情報もシェアできるから、行った先で走れずガッカリ……ということも少なくなる。