道の概要
表筑波スカイラインと筑波スカイラインを合わせて筑波パープルラインという。なぜパープル?と思うが、筑波山の別名「紫峰」から命名されているのだ。

東関東の名峰筑波山に向って尾根づたいを走る道路からの景色は抜群。何度も車をとめて写真を撮りたくなる。無料化に伴って、絶好のポジションにあるはずの駐車場は多くが残念ながら閉鎖されてしまった。
表筑波スカイラインはオートバイ進入禁止のため注意したい。 筑波スカイラインは走行可能だが、19時~8時の時間帯は通行禁止となっている。さらに、湯袋峠から筑波山に向かう農道(県道42号)も終日の二輪車通行止めだ。この通行禁止となった経緯も、ローリング族(峠道を周回する違法競走型暴走族)対策で二輪車の通行を厳しく制限した結果……。
なお、周辺で二輪車の通行が禁止されているのは下記の道となる。



なぜオートバイの通行が禁止されているのに、この百選に入れたのか?と思われるかもしれない。ドライブ紹介記事だと、場合によってはオートバイ通行禁止が記載されていないこともある。そこで、モトメガネ読者が実際にツーリングの予定をたてて行ってみたら走れなかったというのを事前に防ぐためでもある。
行くことができる道もあるようだが、道の状態の悪い舗装林道などを走り継ぐことになるらしい。筑波山へどうしても行きたい場合は、やはり車で行くのが得策だ。
仮にバイクで筑波パープルラインを走ろうと行ってしまったら、目的地を急遽変更してSLと焼き物の街として有名な益子方面がのんびりとツーリングが楽しめるのでお薦め。道の駅はもちろん、お美味しいと評判の〝とんかつ吉川〟といった老舗の名店もある。
抜けのいい好天の日にはぜひロープウェイで山頂へ登り、関東平野の大パノラマを堪能してほしい。

お薦めのシーズン
- 新緑から紅葉まで。紅葉が終わると道路はすいてくる。
周辺立ち寄りポイント
◆筑波山神社
「筑波山」を御神体として仰ぎ、約3千年の歴史を有する古社。山頂からの眺望の良さも魅力。御朱印の種類が豊富で8種類も用意されている。
◆やさと温泉ゆりの郷
10:00〜21:00まで入浴できるので、ツーリングの帰りに立ち寄れる。源泉は地下1300mからくみあげ、泉質は
単純弱放射能温泉。入館料は大人・平日:830円、土・日・祭日:1040円。※19時以降大人210円引き
◆とんかつ吉川
美味しいと評判で行列が絶えない老舗店舗。もっちりしてやわらかな豚肉の旨味を堪能できる。ハンバーグも絶品でこちらもお薦め。住所:益子町塙947-1
ルートや思い出を記録・共有できるアプリを使ってツーリングに出かけよう!

ツーリングでたまたま通りかかった絶景が広がる峠道、川原へ降りられる休憩スポット、ふらっと立ち寄った地元のラーメン屋。
その瞬間でしか体験できないもの、見られない景色、旬の味。
バイクでツーリングする理由は、この瞬間を楽しみたくて走っている。同じ道でも同じシチュエーションであることは二度とない。
そんな瞬間を切り取って残せ、しかも仲間とその思い出を共有できるツーリングログアプリが『Riders Square』だ!

特徴① 走ったツーリングルートに写真をリンクして残せる!
アプリの使い方は至ってシンプル。ツーリングへ出かける時、RidersSquareのアプリを起動し、スタートすれば準備はOK。あとはアプリが走行したルートや時間を記録してくれる。ツーリング途中に撮った写真の場所や情報は、アプリ内のボタンでカメラを起動して撮影するとコメント欄が表示される。撮影した時に残しておきたいコメントなどを記入するから忘れずに残しておけるというわけだ。
また、ナビアプリ等との併用も可能。道案内はナビに任せ、バックグラウンドで同アプリが動き続けツーリングのログや写真のポイントを記録していく。

特徴② ツーリングの思い出を仲間と共有
ツーリングの思い出は個人で楽しめるが、公開することで登録されているユーザーに共有することもできる。共有したいマイルートは公開してもいいし、自分だけにとどめたいルートは非公開にするといった具合にツーリングごとに設定可能だ。ログには距離、時間が記録されているので、よりリアルにツーリングプランを組めるのもポイント。
SNSでもあまり発信されないようなメジャーではない、ちょっとしたバイクでの散歩ルートなども公開されていることがあるので、新たなツーリングルートの発見にもつながる!
通行止め、凍結情報などライダーにとって大事な情報もシェアできるから、行った先で走れずガッカリ……ということも少なくなる。