道の概要
男鹿半島の根っこの真ん中にあるさして高くない寒風山(標高355m)周辺の道路だが、その地形的な優位さが素晴らしい景色をつくっている。日本でも有数の芝生で覆われた山裾を走るパノラマラインは、開放的でとても爽快。山頂展望台から眺望する男鹿半島と八郎潟はまさに絶景。走るのも楽しいが、ここはこの景色をゆったりと堪能する場所でもある。特に寒風山山頂から見る夜明けと夕陽の景色は絶品である。
妻恋峠から北方面のつづら折りの草原道路は、2022年日産NOTEのCM撮影地になっている。

寒風山から男鹿半島突端の入道崎に向うルートも楽しい。内陸を走るなまはげラインは途中『八望台』から3つの湖を眺望する。一方、県道59号で向う海岸道路は走りと景色の両方を兼ね備えた絶景ルートである。特に西側の断崖絶壁上を走る区間は、アップダウンとヘアピンを繰り返し走り応えがある。そして、県道121号で草原の中を入道崎に向う。
ツーリングではパノラマラインと男鹿半島への2つの道をセットにして走るとよいだろ。

お薦めのシーズン

- 緑の草原が輝く夏がお薦め。
- ヤマユリの群生地としても人気で7月中旬~下旬頃が見ごろ。
周辺立ち寄りポイント
◆天王グリーンランド(道の駅)
温泉とスカイタワーからの景色が素晴らしい。
◆男鹿総合観光案内所
国道101号沿いにある巨大なまはげ像が撮影ポイント。
◆ゴジラ岩
日本海に向って吠えるゴジラ岩。県道59号潮瀬崎海岸にある。岩石海岸を少し歩いてさがそう。
◆なまはげ立像
ゴジラ岩から少し北にある駐車場にある迫力満点のなまはげ像。バイクを突き刺しそうなアングルがお薦め。
◆入道﨑灯台
白と黒のまだらの灯台。北緯40度上に位置する。周囲は草原の公園で、夕陽は大変美しい。情緒あふれる観光土産店飲食店が並ぶ。
◆温浴ランドおが
なまはげライン沿いの日帰り温泉施設。
ルートや思い出を記録・共有できるアプリを使ってツーリングに出かけよう!

ツーリングでたまたま通りかかった絶景が広がる峠道、川原へ降りられる休憩スポット、ふらっと立ち寄った地元のラーメン屋。
その瞬間でしか体験できないもの、見られない景色、旬の味。
バイクでツーリングする理由は、この瞬間を楽しみたくて走っている。同じ道でも同じシチュエーションであることは二度とない。
そんな瞬間を切り取って残せ、しかも仲間とその思い出を共有できるツーリングログアプリが『Riders Square』だ!

特徴① 走ったツーリングルートに写真をリンクして残せる!
アプリの使い方は至ってシンプル。ツーリングへ出かける時、RidersSquareのアプリを起動し、スタートすれば準備はOK。あとはアプリが走行したルートや時間を記録してくれる。ツーリング途中に撮った写真の場所や情報は、アプリ内のボタンでカメラを起動して撮影するとコメント欄が表示される。撮影した時に残しておきたいコメントなどを記入するから忘れずに残しておけるというわけだ。
また、ナビアプリ等との併用も可能。道案内はナビに任せ、バックグラウンドで同アプリが動き続けツーリングのログや写真のポイントを記録していく。

特徴② ツーリングの思い出を仲間と共有
ツーリングの思い出は個人で楽しめるが、公開することで登録されているユーザーに共有することもできる。共有したいマイルートは公開してもいいし、自分だけにとどめたいルートは非公開にするといった具合にツーリングごとに設定可能だ。ログには距離、時間が記録されているので、よりリアルにツーリングプランを組めるのもポイント。
SNSでもあまり発信されないようなメジャーではない、ちょっとしたバイクでの散歩ルートなども公開されていることがあるので、新たなツーリングルートの発見にもつながる!
通行止め、凍結情報などライダーにとって大事な情報もシェアできるから、行った先で走れずガッカリ……ということも少なくなる。